こんにちは、LINEコンサルタントの木村です!

「LINE公式アカウントで集客するには?」
「友だちを増やして来店につなげる基本の使い方を知りたい!」

LINE公式アカウントの集客に対して、このような悩みを抱えていませんか?

今回は、LINE公式アカウントの開設を検討中の方・これから運用する方に向けて、
LINE公式アカウントで集客し売上アップする方法を事例を交えて解説します。

K.kimura
K.kimura
この記事は次のような人におすすめ!
・LINE公式アカウントの集客方法を知りたい人
・集客や売上アップに使えるLINEの機能を知りたい人
・友だち集めの方法や配信設計のコツを知りた人
・集客に成功した事例を知りたい人

LINE公式アカウントの集客方法はたったの2ステップ。
この集客ステップを知らないと、見込み客を新規客に、新規客をリピート客に変えることは難しいかもしれません。

最後まで読むことで、LINE公式アカウントの集客方法を理解し、最小限のコストで効果的な運用ができるようになります!

ぜひ本記事を参考に、LINE公式アカウント集客をしてみてください。

目次

LINE公式アカウントを集客に活用すべき理由

こに記事を読んでいる人の中には、「そもそも何でLINE公式アカウントは集客に向いているの?」という人もいるでしょう。

まずはLINE公式アカウントが集客に向いている理由から解説していきます。

使用ユーザーが多いから

LINE公式アカウントが集客に向いている理由の一つめは、圧倒的に使用ユーザー数が多いことです。
2022年9月末時点で、日本国内の月間ユーザーはなんと9,300万人に達しており、これは日本の人口の約70%に相当します。

またLINEは、10代から60代以上まで、幅広い年代層のユーザーを網羅していることも特徴です。
そのため、LINE公式アカウントを集客に活用できれば、幅広い年齢層のユーザーに直接情報を配信することが可能です。

メールより開封率が高く反応率が高いから

LINE公式アカウントが集客に向いている理由の二つめは、メールよりも開封率と反応率が高いからです。
LINE社の調査によれば、LINE公式アカウントからのメッセージは、
約2割のユーザーが「受け取ってすぐ」に開封し、約5割が「3〜6時間以内」、約8割のユーザーが「その日のうち」に開封することがわかっています。

通常のメールマガジンが迷惑メールとして振り分けられることがあるなか、LINE公式アカウントのメッセージはほぼ100%の到達率を誇ります。
この高い開封率は、情報を迅速にユーザーに届け、即時的な反応を促す上で非常に有益です。

多くの業種と相性がいいから

LINE公式アカウントが集客に向いている理由の三つめは、業種や規模・商材を問わずに多くの業種の集客に活用できることです。
LINE公式アカウントは継続的な関係を築くための有力なツールであり、多くの業種がこれを活用して集客できます。
特に1対1での対話や商品のリピートが重要な業種においては、LINE公式アカウントが特に効果的です。

例えば以下のような業種があります。

  • 飲食店
  • アパレル系
  • 宿泊業
  • エステサロン
  • 英会話塾
  • クリニックや病院
  • コンサルティング業
  • 建築業

LINE公式アカウントのメリットと特徴

それでは、LINE公式アカウントを集客に活用すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
LINE公式アカウントを活用するメリットを4つみていきましょう。

  • リピート客を増やしやすい
  • 幅広い年齢層へリーチできる
  • ユーザーとのコミュニケーションが取りやすい
  • 無料で導入できる

リピート客を増やしやすい

LINE公式アカウントは、リピート客を増やしやすいという大きな特徴があります。
なぜなら、LINE公式アカウントの友だちは、来店時やWebサイト・SNSの案内で集められるため、
友だちになるユーザーは、既にその商品やサービスについて認知している、もしくは購入・来店したことがあるユーザーです。

そのユーザーに定期的な情報提供や特典の提供をすると、商品について更に知ってもらえたり、再購入や再来店を促したりとリピータの育成を期待できます。

幅広い年齢層へリーチできる

LINE公式アカウントは、その幅広い年齢層へのリーチ力も大きな強みです。
そのため、幼年層から中高年層までをターゲットにした企業やサービスも、効果的な集客が期待できます。

幅広い年齢層のユーザーと直接コミュニケーションを図りながら、多様な情報を提供することで企業やサービスの知名度向上や顧客獲得が可能です。

ユーザーとのコミュニケーションが取りやすい

LINE公式アカウントは、チャット形式のメッセージングを通じてユーザーとのコミュニケーションを強化できます。
このメッセージ配信や個人チャット機能を用いたコミュニケーションは、ユーザーとの関係を深め、信頼感を構築するのに非常に効果的です。

チャット機能やアンケート機能を活用して、ユーザーの声を聞きながらサービスの改善やカスタマイズに対応することができます。
またリアルタイムなやり取りが可能なため、ユーザーのニーズに素早く対応することで、満足度向上や新たなリピート客の獲得につながります。

無料で導入できる

ホームページやアプリの開発・導入には多くのリソースやコストがかかりますが、LINE公式アカウントは無料で簡単に始めることが可能です。

これにより、中小企業や新興サービスも気軽に導入し、自社のビジネス拡大につなげることができます。

LINE公式アカウントの集客手法

LINE公式アカウントで集客するメリットもわかったところで、さっそくLINE公式アカウントで集客する方法をみていきましょう。

ステップは以下の2つだけです。

①友達を集める
②見込み客を新規客に、新規客をリピート客に変える
この2つのステップの具体的な施策をあわせて紹介します。

①友達を集める

LINE公式アカウントに友達を増やさなければ、メッセージを配信できません。
まずは、友達を集めましょう。
LINE公式アカウントに友だちを増やす施策は以下の5つです。

友だち追加特典を用意する

友だち追加を促すには、ユーザーにメリットを提供することが重要です。
例えば、「友だち追加で10%OFFクーポン獲得」や「友だち追加で特別なサービスが受けられる」などの特典を用意しそれを訴求しましょう。

ユーザーが得を感じれば、友だち追加へのハードルが下がります

店頭のポスターで告知する

魅力的な特典を準備しても、ユーザーに気付いてもらえなければ友だちになってもらえません。
店舗内にLINEアカウントのQRコードが掲示されたポスターを配置し、来店した顧客に友だち追加を促しましょう

目に留まりやすい場所に配置するだけでも、集客の機会を広げることができます。
また、「LINE友だち追加していただくと、〇〇の特典があります」の一言だけで友だち数の伸び率は大きく変わります
オフラインでの積極的な呼びかけを強化しましょう。

SNSやWebサイトで宣伝する

オンラインでもLINE公式アカウントを宣伝することは重要です。
自社のWebサイトや各種SNSでLINEアカウントの存在をアピールし、ユーザーに友だち追加を促しましょう

露出がなければ、ユーザーはアカウントに辿り着きませんので、オンラインでもオフラインでもアカウントにアクセスしやすくしましょう。

予約や資料請求に導線として使う

LINEアカウントを予約や資料請求の導線として活用することで、集客に直結させることができます

例えば、特定の商品やサービスに関する質問や予約をLINEで受け付ける仕組みを構築し、ユーザーの利便性を高めましょう。

広告を出稿して露出を増やす

友だち追加から、商品購入やお問い合わせまでに導線がしっかりと整備できた後は、Web広告を活用して露出を増やす施策も効果的です。

Web広告を利用して、友だちが増えるスピードを加速させていきましょう。
費用対効果が合えば、積極的な広告出稿も効果的です。

②見込み客を新規客に、新規客をリピート客に変える

次に友だちになったユーザーに対してアプローチをする方法をご紹介します。
このアプローチによって見込み客を顧客にし、顧客をリピーターにすることで、安定的な集客に繋げていきます

1. ユーザーにメリットのあるアカウントにする

LINE公式アカウントを効果的に活用するためには、ユーザーに対してメリットがあることが鍵となります。
メッセージ配信やリッチメニューを設定して、ユーザーにとってメリットのあるアカウントを目指しましょう。

例えば、LINE公式アカウントに予約できる導線を設定したり、
リッチメニューにすぐに店舗検索できる項目を設定すると、ユーザーの利便性が上がります。

▼関連記事▼
LINEリッチメニューの成果が出る作り方を徹底解説!

2. 継続的に関わりを持ち続けること

一度友だちになったユーザーとの関係を継続的に深めることが重要です。
定期的なメッセージや情報提供、イベントの告知などを通じてユーザーとのコミュニケーションを築きましょう。

メッセージは、「自分が送りたい内容」ではなく「ユーザーはどんな情報が届いたら嬉しいかな?」といった視線で考えることが重要です。
例えばお客様に喜ばれる情報は以下のようなものがあります。

定期的なクーポン券
業界の最新情報

また、テキストだけでなく画像や動画を使用すると閲覧率ががるのでおすすめです。

3. ユーザーに合った情報を配信すること

分析機能やセグメント配信を使用し、ユーザーに合った配信を心掛けましょう
ユーザーの属性を把握せずにメッセージを送信し続けると、「自分に関係のない配信ばかりだ!」と感じブロックに繋がってしまいます

 

友だちの属性を把握し、それぞれに合った内容を配信し、効果的な配信に繋げましょう。

 

分析機能で把握できるデータ
  • 友だちの増減(追加・ブロック)数
  • 性別
  • 年代
  • 居住地
  • 利用しているOS
  • 友だち追加経路
  • クーポンやショップカードの利用状況

▼関連記事▼
LINE公式アカウントのブロック率を下げる8つの方法

 

集客に役立つLINE公式アカウントの機能

ここまでLINE公式アカウントで集客する方法について解説してきました。

さらに、以下ではLINE公式アカウントの集客に役立つ9つの機能の効果的な使い方を解説します。
これらの機能を活用し、LINE公式アカウントのスピードを加速させていきましょう。

​​1. メッセージ配信

LINE公式アカウントのメッセージ配信は、従来のメルマガからのシフトにおいて非常に有効な集客手段となっています。
特に一人一人に直接訴求できるため、効果的なリピーター作りにも可能です。


画像:LINE公式アカウント公式サイト

メッセージ配信の種類

メッセージ配信の方法は大きくわけて4つあります。
テキスト・メッセージ・カードタイプメッセージ・動画です。

メッセージの読みやすさが重要なため、配信するメッセージはテキストだけでなく、画像を活用し視覚的にも訴求力を高めましょう


画像:LINE公式アカウント公式サイト

​​2. 配信予約機能

LINE公式アカウントには、メッセージの配信を事前に予約する機能があります。
特にイベントやキャンペーン時に有用です。
余裕を持ってメッセージを作成し、効果的なタイミングで配信することで、集客につなげることができます。

配信予約機能の設定方法
1.ホーム画面に移動
2.メッセージを作成
3.配信日時を指定
4.メッセージを入力
5.配信を予約

​​3. クーポン機能

LINEヤフー株式会社の調査によると、「企業・店舗から送られてきたクーポンを利用した」ユーザーは58.3%もいます。
LINE公式アカウントの友だちは、既に興味を持っている可能性が高く、クーポンの配信は集客だけでなくリピーター獲得にもなります。

そのことから、クーポン機能はユーザーとの関係性を構築するのに非常に適しています。

​​4. チャット機能

LINE公式アカウントのチャット機能は、一対一またはグループでの直接的なやり取りが可能です。
これは通常のメッセージ配信とは異なり、メッセージ配信の回数にカウントされず無制限で利用できるのが特長です。

また、自動応答チャットを使えば友だちが送付した情報に対して自動でテキスト・画像で応答可能です。
この機能を使えば、以前は電話などでヒアリングしていたものを自動化できます。

​​5. ステップ配信

ステップ配信は、あらかじめ設定したメッセージを設定しておいたタイミンで自動送信できる機能です。
ステップ配信を利用すると、LINE公式アカウントの運用にかかる時間を短縮しながらユーザーの商品購入に誘導できます。

ステップ配信の例

LINE公式アカウントのステップ配信の活用方法を詳しく解説しているのでこちらも記事もご覧ください。

▼関連記事▼
LINE公式アカウントのステップ配信の活用方法を

​​6. リッチメニューの設置

リッチメニューはトーク画面下部に設置され、様々なアクションボタンを配置できる機能です。


画像:リッチメニュー

リッチメニューは画面下部に固定で表示されるので、高いクリック率を期待することができます。
そのため、「来店予約」や「資料請求」など売上に繋がるアクションを誘導する上で非常に重要です。

LINE公式アカウントは配信数によって費用が変動しますが、リッチメニューを設定し、導線を固定することで、配信数を節約することもできます。

▼関連記事▼
LINEリッチメニューの成果が出る作り方を徹底解説!

​​7. ショップカードの導入

ショップカードはリピーター育成に寄与する優れたツールです。
かつては独自のスタンプカードが必要でしたが、今ではLINEを介して全てを完結させることが可能です。

ショップカードを使用すると、リピート率を高めることができます。

ショップカードのメリットは以下の通りです。

【店舗側】
ショップカードの発注コストが不要
在庫管理が不要
新規顧客の獲得、リピーター育成につながる
QRコードを読み取ることで簡単にポイントが付与可能

【友だち側】
財布がかさばらない
スマホさえあればショップカードを忘れる心配がない


画像:ショップカードの例

​​8. LINEコール機能

LINEコールは通常のLINE電話と同様の機能で、無料で通話やビデオ通話が利用できる機能です。
運営側でLINEコール」に出られなかった場合も、LINE公式アカウントに通話データが残るため、折り返しなどの対応ができます。
また、ユーザー側も運営側も通話料がかからないので通話料の削減にもなります。


画像:無料で通話ができる「LINEコール」の特長と活用メリットを紹介

​​9. LINE VOOMでお店をアピール

LINEVOOMはショート動画などが楽しめる動画プラットフォームで、インスタグラムやTikTokのような機能です。

【LINE VOOMを活用するメリット】

  • 動画投稿を通じてお店をアピールできる
  • メッセージ配信数の制限を気にせずに活用可能
  • 月の無料配信数を超えた場合でも効果的に情報発信ができる
  • 特に動画は視覚的な訴求力が高く、フォロワーがシェアすることで認知度が拡大できる

総じて、これらのLINE公式アカウントの機能を効果的に活用することで、集客だけでなくブランドのアピールやリピーター獲得にも成功するでしょう。

LINE公式アカウントの運用のコツ

ユーザーへのアプローチを効果的に行うなら、LINE公式アカウントの運用のコツを押さえておきましょう。

運用の目的や目標を明確にする

LINE公式アカウントを効果的に活用するためには、まず運用の目的や目標を明確に設定することが重要です。

例えば、「新規顧客の獲得」「リピーター客の獲得」「顧客満足度の向上」など、具体的な目的を定めることで戦略的な運用が可能となります。

メッセージの配信しすぎない

適切なメッセージの配信頻度を保つことも運用の成功に欠かせません。
過度なメッセージの送信はユーザーにとって迷惑となり、ブロックされる可能性があります。

メッセージの配信頻度として、月に2〜4回のメッセージ配信がおすすめです。
友だちとのLINEのやりとりの邪魔にならないように、多くても週1回に留めるのが妥当です。

頻繁すぎず、かと言って情報が乏しいということも避けましょう。

ユーザーに価値のある情報を配信する

LINE公式アカウントを成功させるためには、ユーザーにとって有益な情報を提供することが不可欠です。

セール情報や特典だけでなく、業界のトレンドや役立つ知識、ユーザーの興味を引くコンテンツを提供することで、
信頼関係を築き上げ、フォロワーのロイヤリティを高めることができます。

ステップ配信機能を用いて自動化させる

LINE公式アカウントのステップ配信機能を活用することで、自動でユーザーにメッセージを届けることが可能です。

例えば、新規フォロワーに対して自己紹介や特典の案内をステップ配信し、段階的に関心を引くメッセージを届けることで、継続的な興味を促進できます。

LINE公式アカウントで集客するうえで知っておきたい3つの注意点

LINE公式アカウントで集客をする際には、継続的な運用はもちろんいくつかの注意点があります。

以下のことを注意し、運用を始めましょう。

配信数によって料金がかかる(LINE公式アカウントの料金プラン)

LINE公式アカウントの運用において、料金プランの理解と適切な選択が欠かせません。

無料プランでは制限があるため、月に1,000通以上のメッセージを送りたい場合は有料プランに切り替える必要があります。
ライトプランやスタンダードプランなど、自社のニーズに合わせた選択を検討しましょう。


画像:LINE公式アカウントの料金

拡散性は高くないので、拡散で見込み客にアプローチするのはコスパが悪い

LINE公式アカウントの特徴として、拡散性が他のSNSに比べて低いことが挙げられます。

そのため、単独での拡散を期待せず他のSNSやウェブサイトなどを組み合わせて戦略的なアプローチを取ることが重要です。
複数のプラットフォームを活用して見込み客にアプローチしましょう。

LINEユーザーの正確な属性が分からない

LINE公式アカウントは属性情報を閲覧するには100人以上の友だちが必要ですが、その情報も推測されるものです。

正確な属性情報が得られないことを考慮し、他の手段でユーザーの特性を把握する工夫が求められます。

ユーザーの属性情報を正確に把握するには、FANVOやLステップなどのLINEのマーケティングツールを連携させるのがおすすめです。

 LINE公式アカウントで集客に成功した企業事例

それでは最後に、実際の事例を紹介します。

成功した企業事例を通じて、どのように活用すれば良いかを学びましょう。

参考:事例記事一覧|LINEヤフー for Business

来店客数が増加!メッセージ配信がカギを握る「LINEで予約」活用


予約できることが一目で分かるように、プロフィールやリッチメニューに案内を設置
画像引用:来店客数が増加!メッセージ配信がカギを握る「LINEで予約」活用|LINEヤフー for Business

【目的】
・折り込みチラシに代わる集客ツールを導入したい
・予約手数料や集客に発生するコスト、運用負荷を削減したい
【施策】
・店舗ごとに「LINE公式アカウント」を開設し、本社で一括運用
・閑散期や繫忙期など店舗の状況に応じてメッセージを配信し、「LINEで予約」の利用を促進
【効果】
・「LINEで予約」を導入した結果、幅広い年齢層のユーザーが来店するようになり、来店客数が増加
・1年で「LINEで予約」の導入店舗数が約3倍、「LINEで予約」経由の予約数が約6倍増加

「鮨 酒 肴 杉玉」はこれまで折り込みチラシを主な手段として店舗への集客や商品の告知を行っていましたが、制作コストが課題となっていました。
コストや運用負荷を削減した集客手段を模索し、2020年3月に導入したのがLINE公式アカウントです。
中でもメッセージやクーポンは閑散期や繁忙期などの集客状況に応じて配信頻度を調整し、閑散期は予約数を増やすために週2回ほど配信しているそうです。

例えば月曜日と木曜日にメッセージを配信する場合、月曜日の配信では来店客数が少なくなりがちな月・火・水の3日間限定で使える割引率の高いクーポンを配信し、お得感を高めています。
一方、木曜日から日曜日は来店客数が増える傾向にあるため割引率や内容を調整して、毎日利用したくなるような工夫をしています。

さらに、雨の日クーポンはユーザーからの反応も非常に良いそうです。

ユーザーごとにリッチメニューを「着せ替える」。LINE公式アカウントでLTV向上を目指すタカラトミーのDX推進

LINE広告で配信した広告クリエイティブ。LINE公式アカウントの着せ替えメニュー(詳細は後述)やCPDスタンプを中心に訴求
画像引用:ユーザーごとにリッチメニューを「着せ替える」。LINE公式アカウントでLTV向上を目指すタカラトミーのDX推進|LINEヤフー for Business

 

【目的】
・これまで接点がなかったユーザーとの関係性を強化したい
・中長期的な視点でLTVの向上を目指したい
【施策】
・LTVの向上に期待してLINE公式アカウントを開設
・リッチメニューに商品ブランド別の着せ替え機能を実装
・友だち追加時のアンケート取得により、メッセージ配信の時間や内容を最適化
【効果】
・HPやオンラインショップへの流入元として、LINE公式アカウントがメルマガや他のSNSを上回る数値を記録
・LINE広告やCPDスタンプの実施で友だち数は22万人を突破(2023年2月時点) 
 

 

タカラトミーがLINE公式アカウントの運用を開始して取り組んだのが、メッセージ配信やリッチメニューをユーザーに合わせて最適化することでした。
友だち追加時にユーザーアンケートを実施し、「希望する配信時間」や「興味のあるブランドキャラクター」などに関する設問を用意。
アンケートの回答データを元に定期的なメッセージ配信をしているそうです。

さらに特徴的なのが、リッチメニュー内に実装された「着せ替え」機能です。
アンケート内で希望ブランドを選択すると、リッチメニューのデザインやメニュー構成がカスタマイズされ、
アンケート回答後はリッチメニュー内のタブから「メインメニュー」と「ブランドメニュー」をいつでも切り替えることができます。

アンケートの回答データを元にしたメッセージ配信、着せ替え可能なリッチメニューで各種ブランドの新商品・人気商品を紹介していった結果、商品HPやオンラインショップへの送客率が向上したそうです。


画像参考:ユーザーごとにリッチメニューを「着せ替える」。LINE公式アカウントでLTV向上を目指すタカラトミーのDX推進|LINEヤフー for Business

まとめ

LINE公式アカウントを活用した集客は、ただ情報を発信するだけでなく、ユーザーに価値を提供するコンテンツ構築が不可欠です。

『LINE公式アカウントを作成』し、『友だちを集め』、『友だちにアプローチ』することで、集客に繋がっていきます。

是非参考にしていただき、自社の効果的な集客施策にお役立て下さい。

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