最近、リスティング広告に関して、今の広告代理店のままでいいのか?それとも乗換えた方がいいのか?という相談が重なってありましたので、個人的にチェックすべき3点をピックアップしてみました。
いずれの相談も現在の広告運用状況が良い状況なのか?そうでないのか?何を広告代理店側に確認したらいいのか?という内容でしたので、下記、参考になれば幸いです。

 

この3点を広告代理店からもらおう!!

広告代理店からレポートを提出されることがあるかと思いますが、下記のレポートも貰ってください。もし希望したレポートが出せないと言われた場合には、その時点で現広告代理店は疑った方がいいかもしれません。

キャンペーンレポート

キャンペーンレポートについて 検索広告のインプレッション シェア損失率(予算)]が載っている過去3〜6ヶ月(←※目安)のものをもらってください。
そしてこちらの数値が50%以上なら注意。80%以上なら要注意です!!
予算損によるシェア損失について細かな説明は割愛しますが、こちらの数値は一般的に0%に近いほうがよく、数値が大きいほど広告表示がされていない時間が多いということになります。
使用している広告費にもよりますが、こちらの数値が大きいほど予算に見合ったキャンペーン構成が出来ておらず、例えばKWを多く入れ過ぎていたり、配信エリアを絞れていなかったりと広告運用者によるキャンペーンの調整が出来ていない可能性があります。

除外キーワード一覧

除外キーワードとは該当するキーワードを含む検索がされた場合に、広告表示をさせないようにするための対策です。例えば、新品のエアコン販売をしているとします。この場合、「エアコン 中古」など、中古を含むキーワードで検索された場合、広告表示がされてしまい、確度の低いユーザーからのクリックを集めてしまう可能性があります。
そのような自体を防ぐために除外キーワードに「中古」を登録することになりますが、この除外キーワードの登録対策がされていない場合には要注意です!!
もちろん扱う商品やサービス。登録されているキーワードのマッチタイプなど、状況によりますが、全く0というのは考えにくく、こちらも対策が取られていない場合には放置状態である可能性があります。

検索語句レポート

検索語句レポートとは実際に検索されたユーザーからの語句を確認できるレポートになります。先程のエアコン販売の例でいえば「エアコン販売 どこが安い」など、口語調の語句も確認すること出来ます。広告運用者はこの検索語句を確認しながらキーワードを追加登録したり、先程の除外キーワード登録のように対策を講じながら運用を行うので、検索語句レポートを確認した際に意図しない語句からのクリックを集めている場合にはこちらも放置状態である可能性があります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?確認すべき点は多々ありますが、まずは上記、3点。これくらいであれば簡単に確認することができるかと思いますので、現広告代理店への信頼性を測る参考の一つにしていただければ幸いです。専門性が高い分野でもあるため、広告主さまも分からない点もあるかと思いますが、こちらを機に運用者がどのような運用を心がけているのかや、広告主さまが何を求めているか、の相互理解にも繋がれば幸いです。