HTTPステータスコードとは?

HTTPステータスコードとは、ホームページにエラーや何らからの不具合があった時に
WEBサーバーから返される3桁の数字になります。

スマホで調べ物をしていた時に「ページが存在しません。」などと画面に表示されたことがありませんか?
これがHTTPステータスコードの1つです。

ステータスコードは100番台〜500番台まで存在するのですが、今回はみなさんが見る機会のある
400番台と500番台について解説していきます。

WEBサイトが表示される仕組み

エラーコードの意味を解説する前に、かんたんにWEBサイトがパソコンやスマホに表示される
仕組みをかんたんに解説しておきます。

みなさんが調べ物をしてから見たいWEBサイトが表示されるまでに

  1. ブラウザから対象のサーバーに対してリクエストが送信される
  2. リクエストを受け取ったサーバーが要求に対して回答を行う
  3. サーバーからもらった回答をブラウザが表示する

ざっくり解説すると上の1〜3の流れでWEBサイトが表示されるのですが、まだ少し難しく感じてしまいますね、、

よりかんたんに解説してしまうと、みなさんが見たいWEBサイトを
ChromeやSafari(ブラウザ)がサーバーに対して「このWEBサイト見せて〜」ってお願いして
そのお願いに対してサーバーが「いいよ〜」とか「ごめん、その要望には答えられない」と回答をしている感じです。
この時、サーバーが「いいよ〜」って言ってくれたらパソコンやスマホの画面にWEBサイトが表示されて
「ごめん」の時に表示されるのが【HTTPステータスコード】になります。

【HTTPステータスコード】はサーバーからの「ごめん」の時の理由が3桁の数字で表示されている形です。

400番台のエラーコード

400番台のエラーコードはサーバーにリクエストする側に問題があった時に表示されるコードになります。
かんたんに言ってしまうとWEBサイト見せて〜ってお願いする側に問題があった時に表示されます。

おそらくこの400番台のエラーコードはみなさんが1番目にする機会が多いのですが
今回は特に目にする機会の多い3つの400番台エラーコードについて解説していきます。
※ちなみに400番台のエラーコードは全部で28種あります。

401 Unauthorized

見ようとしたWEBサイトにアクセス権がない時に表示されます。
この後に記載する「403 Forbidden」と意味は似ていますが401エラーは認証に失敗したという意味合いが強いです。
ここで指す認証とはそのWEBサイトを見るために必要な「ID」や「パスワード」になります。

これを僕なりにかんたんに例えると
WEBサイトというお家に入りたいけれど、入るための鍵を間違えて、その鍵この家の鍵じゃないよって言われてる感じです。。。

403 Forbidden

見ようとしたWEBサイトにアクセス権がない時に表示されます。
「401エラーと同じじゃん。」と思ったかと思いますが、全く違います。

401エラーはWEBサイトに入る鍵を持っていれば外から自分で入ることができます。
しかし、403エラーは外から入ることができないです。そもそも鍵穴がない感じです、、
そのため、入るためにはそのWEBサイトを管理している人に許可していただく必要があります。

404 Not Found

見ようとしたWEBサイトが存在していない、ページがなくなっている時に表示されます。
これはみなさんが最も目にする機会の多いエラーコードかなと思います。

他にもWEBサイトをリニューアルした際にURLが変わってしまい表示されることがあるので
リニューアルした後に必要なページに対してはしっかりリダイレクトの処理を行いましょう。

【.htaccess】を利用したリダイレクトの方法は以下の記事で確認できます。

【保存版】.htaccessを利用したリダイレクト方法まとめ

まとめ

エラーコードは見ないに越したことは無いですが、
実際に出逢ってしまった時に何が起きているのか何が原因なのか分かるので
代表的なエラー内容は覚えておくと安心ですね。

WEBサイトによっては「404 エラー」の表示をデフォルトの表示ではなく
サイトのデザインに合わせた表示にしているWEBサイトもたくさんあります。
小さなことですがユーザーの安心感を得る工夫の1つですね。