こんにちは。社内マーケティング部羽田です。

日本国内において、最も利用率が高いLINE。
現在では、人口の約92.5%の人々がLINEを利用していると言われています。
(参考:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
そのため、企業にとってもLINEをマーケティングに活用したいと考える人は
増えているのではないでしょうか。

この記事では、「LINEを使ったマーケティングには、どのようなものがあるのか知りたい」方に
LINEマーケティングの特徴やメリットと、その活用方法をご紹介いたします。

LINEマーケティングに興味がある方はぜひ、参考にしてみてください。

LINEマーケティングとは?

LINEマーケティングは、売上アップに必要な
集客・来店率アップ・リピート率アップ・ファンの獲得」の全てを行うことができます。

従来のメールマーケティングに代わる新しい集客手段として、現在注目されています。

LINEが社会に及ぼす影響力

LINEは、日本を代表するメッセージアプリです。

TwitterやInstagramなどのSNSと違う点は、利用者の性別や年齢に偏りがない点です。
そのため、LINEを用いてマーケティング活動を行えば、多くのユーザーに自社の商品やサービスを届けることができます。

LINEのユーザー属性(性別・年齢・職業)


画像引用:LINE Business Guide_202207-09.pdf

 

LINEマーケティングができる4つのサービス

では次に、LINEが提供している、4つのマーケティングサービスを見ていきましょう。

  • LINE公式アカウント
  • LINE広告
  • LINEチラシ
  • LINEプロモーションスタンプ

それぞれ詳しく解説していきます。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントとは、
企業や店舗がLINEを使用して、ユーザーとやりとりができるサービスです。

メールや電話と違い、すでに自社アカウントに友だち登録している人(既存顧客または見込み顧客)に
対してアプローチをするため、成果につながる可能性が高いマーケティングです。

無料で利用可能なプランがあるため、
LINEを使ったマーケティングに興味のある方は
まずは、LINE公式アカウントから試してみるのがオススメ
です。

LINE公式アカウントには、
メッセージ機能、ショップカード機能、アンケート機能など、かんたんで便利な機能が揃っています。

主な機能は以下の3つです。

メッセージ送信機能

メッセージ送信機能を使用すると、
商品やサービスのキャンペーン情報の送信、
個別での問い合わせ対応などができます。

商品やサービスを全く知らないお客様と比べ、
購入につながる可能性が高いお客様に
お得なキャンペーン情報などを送信することで、効果が期待
できます。

また、メッセージと共に画像や動画を掲載したり、
公式サイトなどへ顧客を誘導することもできます。

ショップカード

ショップカードとは、LINE上でポイントを付与し、貯めたポイントの数によって
プレゼントや割引クーポンを配布できるポイントカード機能です。

ショップカードを導入することで、
お客様にリピート購入を促したり、顧客満足度を高めることができます

財布にポイントカードをデジタル化して管理することができ、
店舗側もポイントカードを発注するコストを削減することが可能です。

リッチメニュー(トーク画面下部に表示されているメニュー機能)にショップカードを配置すると、
お客様はスムーズに使用できるようになります。

リッチメニューは、キャンペーンやセールに合わせて期間を指定することができたり、
店舗の目的に合わせてLINE公式アカウントの効果を高める運用が可能です。

リッチメニューについては、別の記事で詳しく紹介しているので、こちらをご覧ください。

アンケート機能

アンケート機能は、ユーザーにアンケートフォームを送り、回答を集めることができる機能です。

例えば、キャンペーン参加者へのアンケートや
商品に関するアンケートを実施することで、
お客様に喜ばれる商品やサービスを提供するためのヒントを得ることができます。

アンケート回答によって、顧客を分類し
回答内容(性別や年齢など)に合わせてメッセージやクーポンを送信することで、
顧客の満足度やクーポンの使用率があがり、売上アップにつながるでしょう。

 

LINE広告

LINE広告とは、LINEに出稿できるSNS広告です。
「Smart Channel」「LINE NEWS」「LINE ウォレット」内など、複数の媒体で広告を配信できます。

LINE広告の配信場所

画像引用:【公式】LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ

ターゲットの年齢・住まい・性別などを設定して配信(セグメント配信)することで、
アピールしたいターゲット層だけに広告を表示させることができます。

LINEは、男女問わず幅広い年齢のユーザーが利用しているため、
Google広告やSNS広告を見ることが少ないユーザーにも
効率的かつ効果的な広告運用が可能です。

LINEチラシ

LINEチラシとは、LINE公式アカウント上で配信することができるデジタル広告です。

LINEチラシは、新聞チラシと比べリーズナブルで閲覧率も高いため、
広告配信の有効な手段として期待されています。

LINEプロモーションスタンプ

LINEプロモーションスタンプとは、
企業や店舗などが自社の商品やサービスを宣伝するために作成したスタンプのことです。

LINEスタンプは視覚的なインパクトが強く、ユーザーの印象に残りやすいため
ブランド認知度の向上が期待できます。

定額プランや従量課金など幅広い料金プランがあるので、予算に合った料金プランを選ぶことができます。

 

LINEマーケティングのメリット

次に、LINEマーケティングで得られる効果をご紹介します。

LINEマーケティングのメリットは、以下の4つです。

  • 商品購入や来店のきっかけを作りやすい
  • 顧客と継続的な関係を築きやすい
  • 事業課題を把握し、正確なマーケティング戦略を考案できる
  • 操作がかんたんで、誰でも運用できる

1.商品購入や来店のきっかけを作りやすい

LINE公式アカウントに「予約ボタン」を設定することで、
ホームページから流入したお客様や、一度度来店したお客様などが
予約をスムーズに取ることができます

また、メッセージ機能などで季節限定商品の情報や
お得なセール情報を配信することで、来店のきっかけを作ることができます。

その他にも、LINE広告やLINEチラシなど、
コストを抑えながらターゲット層にアプローチすることもできます。

2.顧客と継続的な関係を築きやすい

LINE公式アカウントのメッセージ機能を使用し、
1:1でコミュニケーションを取ることで、顧客と親密な関係を築くことができます。

顧客と親密な関係を作ることは、
顧客の購買意欲やリピート率を高めるという点で非常にメリットです。

例えば、飲食店ではクーポン券を送信して再来店を促したり、
ジムやヨガなどの会員制ビジネスではLINE公式アカウントからの
定期的な配信によって、解約率の低下を期待できるかもしれません。

既存顧客や見込み顧客と接点を持ち続けることができる点は、
他のSNSにはないLINE公式アカウントならではの特徴です。

3.事業課題を把握し、正確なマーケティング戦略を考案できる

現代では、インターネットやSNSの発展により、
企業が得られるデータが以前よりも大幅に増加しています。

そのため、データを活用したマーケティングは、
商品やサービスを販売するために必要不可欠です。

LINEでは、顧客のLINE内での行動・購買履歴・アンケート結果などの
多岐にわたるデータ
を分析することで、
マーケティング活動において正確な戦略を立てることが可能です。

顧客データの細かいデータを収集できることは、
LINEマーケティングの最大のメリットの1つであり、
個人的にも非常に重要だと考えています。

4.操作がかんたんで、誰でも運用できる

「マーケティング」と聞くと、なんだか難しい印象を持つ方も多いかもしれませんが、
LINEマーケテイングの管理画面である、「LINE for Business」の操作は非常にかんたんです。

担当者が変わった場合でも、
引き継ぎがかんたんにできるような仕様になっています。

 

LINEマーケティングのデメリット

上記のように便利なLINE公式アカウントにも、デメリットがあります。

デメリットを理解して、それに対する対策をしていきましょう。

ブロックされてしまう可能性

LINE公式アカウントは、
ブロックされてしまうとメッセージを送信することができなくなります。

ブロック率をなるべく防ぐために
こちらが送信したい内容だけでなく、
お客様に喜ばれる配信内容やメニューを考えることが重要です。

目的を持ってアカウント設計をする必要がある

LINE公式アカウントやLINE広告の効果を最大限に発揮させるには、
LINEマーケティングやデータ活用についての知識が必要です。

効果を最大限に発揮したい方は、LINEマーケティングの運用を外部に依頼しましょう。

自力でLINEマーケティングに取り組みたい方には、
弊社のEOC(オンラインクラブ)の記事を読んでみるのがおすすめです!
LINE公式アカウントの活用術も発信しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

LINEマーケティングにはツールの導入がおすすめ!

LINEマーケティングツールとは、
LINEを活用したマーケティング活動をサポートするツールのことです。

このように重要です

むずかしいですよな

そんな時は

LINEマーケティングツールには、
LINE公式アカウントだけではできない、機能が多く備わっています。

LINEマーケティングツールの機能とは?

 

  • リッチメニューの出し分け
  • 細やかなセグメント配信
  • 流入経路分析
  • 顧客データ分析

では、代表的な機能を見ていきましょう。

リッチメニューの出し分け

FANVOには、お友達ごとに異なるメニューを表示させる
「出し分け機能」があります。

例えば、スポーツウェアでは、
女性と男性で表示させるメニューや、商品画像を分けることができます。

この機能を活用することで、
ユーザーの興味を引きやすくなり、
より効率的なマーケティング活動が可能
です!

細やかなセグメント配信

LINE公式アカウントのでも、
性別・年齢・居住地などの基本情報を利用して、
特定のユーザーのみにメッセージを送信することができます。

しかし、LINEマーケティングツールを使えば、
より細かなセグメント配信を行うことができるので、
無駄な配信を減らし、クリック率や成約率を高めることが可能
です。

例えば不動産会社では、物件購入に関心がある人に対してアンケートを実施後、
戸建物件を検討する人には戸建物件の情報を、
マンション物件を検討する人には、マンション物件の情報を提供することができます。

これにより、ブロック数による従量課金のコストを減らすことも可能です。

流入経路分析

LINEの流入経路分析とは、
複数のQRコードを作成し、どこからLINE公式アカウントに
友だち登録をされたかを知ることができる機能
です。

例えば、不動産会社で
サイトから友だち登録した人、催事で直接友だち登録した人を分け、
サイトから登録した人には、1週間後にイベントへの招待メール
催事で直接した登録した人には、翌日に個人面談の案内を
送信するなど、お客様の興味関心レベルに合わせて
配信内容を変更することも可能です。

これにより、より精度の高いマーケティング施策を実行することができます。

 

LINE公式アカウントを自分で始める方法

LINE公式アカウントを始めるための基本的なフローをご紹介します。

LINEマーケティングツールを使用する場合、
販売業者がこのプロセスを代行してくれることもあります。

ステップ1:LINE公式アカウントの作成と設定

まずは、LINE公式アカウントを作成し、基本的な設定を行います。
アカウントの作成方法は、LINE公式アカウントのサイトから行うことが可能です。

基本的な設定としては、アカウント名やアイコンの設定、
自己紹介文の作成、友だち追加時の自動返信メッセージの設定
があります。

ステップ2:リッチメニューの作成

次に、リッチメニューを作成します。

リッチメニューとは、LINE公式アカウントの画面内に表示されるメニューのことで、
複数のボタンを配置し、ユーザーがかんたんにアクションを取れるようにすること
ができます。

リッチメニューを作成する際には、どのようなメニューを作成するのか、
どのようなボタンを配置するのかを決定し、
その内容に合わせてデザインを行います。

 

ステップ3:配信設定と実施

最後に、配信設定を行い、キャンペーンを実施します。

配信設定では、
どのようなタイミングで
どのようなターゲットに何を送信するのかを設定します。

設定が完了したら、実際に配信を実施しましょう。

 

よくある質問

Q.未認証アカウントと認証済アカウントの違いは何ですか?

LINE公式アカウントには、未認証アカウントと認証済アカウントの2種類があります。

未認証アカウントは、LINEビジネスコネクトの登録だけで利用できますが、制限があります。
具体的には、1日に送信できるメッセージ数が制限されており、友だち追加のためのQRコードの発行ができません。

一方、認証済アカウントは、LINE公式アカウントの認証申請を通過し、公式アカウントのマークがついたアカウントです。

制限が緩和され、友だち追加のためのQRコードの発行や、最大5,000人までの友だちにメッセージを送信できます。

まとめ

LINEマーケティングとは、
集客・来店率アップ・リピート率アップ・ファンの獲得」を
LINEが提供しているサービスを利用して行うことです。

現在LINE公式アカウントは、さまざまな業界で活用されており、
飲食店ではクーポン配信や予約受付、ECサイトでは商品の販促、
不動産業界では物件情報の提供など、多岐にわたる活用をすることが可能です。

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