こんにちは。
Webコンサルタントの九郎丸大樹です。
本日はSEOに関わる皆様が知っておきたい2021年上半期のGoogleアップデートまとめを行いました。
Googleは理念に基づき、ユーザーの利便性を考え常日頃アップデートを繰り返しております。
その中で重要なアップデートを今回はご紹介させていただきます。

 

MFI(モバイルファーストインデックス)に2021年3月に強制移行

2020年9月に開始予定だったモバイルファーストインデックスがついに2021年3月末に強制移行する事になりました。
そもそもMFI(モバイルファーストインデックス)とは、Googleがインデックスや検索順位を決める際にスマホサイトを読み込み評価を行う事を指します。
強制移行ですが、実際にはほとんどのサイトが既にMFIの対象になってるハズです。
ごく一部のサイトのみ、未だにスマホではなく、PCサイトをクローリングして評価をしてました。
ちなみに2019年7月以降に作ったサイトはそもそもMFIの対象になるので、2019年7月以前に作ったサイトで未だにPC版を評価されてるサイトのみ今回の対象となります。
今では全てスマホですが、サーチコンソールのURL検索よりPCかスマホ用のGooglebotかが記載しておりました。

記載箇所:https://gyazo.com/926310068fdb65174fa04e6e76b46a83

2021年4月プロダクトレビューアップデート(アメリカのみ実施)

こちらはレビューや口コミのコンテンツの中身を評価しますというアップデートです。
比較サイトやアフィリサイトなどによくありますが、信用できないような薄い口コミやレビューなどありますよね。
テキストベースで実名もなし。購入したかもわからないようなレビューです。
そういった薄くて信用できないようなレビュー・口コミではなく、使った形跡や動画などが入ったようなレビュー・口コミの方が評価します。アップデートですね。
こちらはまだアメリカのみの実施になっています。

2021年6月ページエクスペリエンスアップデート

こちらはユーザー体験を加味したアップデートです。
主に4つの指標が関係して、こちらもサーチコンソールから確認ができます。

サチコ確認画面:https://gyazo.com/b95b09e09c18a4e6f2cdfa14fb3eca42

Core Web Vitals

表示速度を改善する上で必要な指標になります。是非チェックして下さい。
自社ページスピードテスト:https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

モバイルフレンドリー

文字の大きさや余白やボタンの位置関係などスマホに適したWebサイトになってないかの評価です。
モバイルフレンドリーテスト:https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=JA

セーフブラウジング

こちらはよっぽど皆様のWebサイトは大丈夫だと思いますが、不正利用や安全ではないと判断します。
セーフブラウジングテスト:https://transparencyreport.google.com/safe-browsing/search?hl=ja

HTTPS(SSL化)

こちらはホームページのURLがhttpsになってるかの確認です。
こちらも今はほとんどのサイトがhttps化になってると思いますが、念の為確認しましょう。

2021年6月・7月コアアップデート

2021年一番大きなアップデートと言えばコアアップデートですね。
今までも何度も行われてきたコアアップデートです。
サイトの中身・ページの中身、コンテンツをE-A-T(イート)の観点から評価します。というアップデートです。
E-A-T(イート)はまた別のブログで詳しく説明したいと思います。

まとめ

以上になります。
いかがだったでしょうか?定期的にGoogleのアップデートを追ってる方・企業様はご存知の方も多いですが、なかなかそんな時間はありませんよね。
今回の記事で手っ取り早くGoogleの動向をチェックできれば幸いです。
また自社サイトをテストツールで行いエラーや警告など出た場合は、要注意です。
アップデートに関する事やエラーや警告などご不明点あればお気軽にお問い合わせいただければと思います。