「SEOってよく聞くけど、今さら恥ずかしくて聞けない」
「SEOってなんだか難しそう・・・でも重要そうだから知りたい」
という想いでこの記事にたどり着いてくださったあなた。
SEOはインターネットで情報を発信するに当たって、とても重要です。
今でこそSNSで情報発信する人が多くなりましたが、
何か調べたいことがあるとGoogleやyahoo!で「検索」する方が以前として多いと思いのではないでしょうか。
情報発信をする側としては、いかにここで検索結果の上位に表示させるかで、
あなたが発信したい情報が読まれるか読まれないかが決まります。
つまりSEO対策がちゃんとできていなければ、
あなたが発信した情報は誰の目にも触れることなく、インターネットの大宇宙で静かに埋もれてしまうのです。
そうなってしまっては、悲しいですよね。
なので、SEOについてしっかり学んで、なるべくあなたの伝えたい「想い」を皆さんに届けられるようにしましょう!
・・・・「って偉そうに語っているあなたは誰?」という声が少し聞こえてきたので(笑)、
この記事を書いている私、谷川について、ここで少し自己紹介させていただきます。
名古屋・東京・ハワイに拠点を持つ株式会社エッコでSEOをはじめとするWebコンサルタントをしています。
エッコはインターネット創世記の2003年に創業し、はやSEO歴は15年を超えました。
中小企業のWebマーケティングを中心に、
現場の第一線でSEOやWebマーケティングのノウハウを積み重ねてきたエッコ。
そのノウハウをお客様にお伝えするのがお仕事です。
今回は、【超初心者向け】ということで、どなたにもわかりやすいようにSEOについて、
基本の「き」から丁寧に解説していきたいと思います。
目次
SEOって、なに?
では、基本の「き」であるSEOって、なに?というところからお話していきます。
SEOの意味
SEOとは、
- Search(サーチ=検索)
- Engine (エンジン)
- Optimization(オプティマイゼーション=最適化)
の略で、日本語訳すると「検索エンジン最適化」のことを言います。
つまり、
「検索エンジンであるGoogleが決めているルールに沿ったサイトや文章に近づけていきましょう」
ということです。
Googleの検索エンジンというGoogleの土俵で勝負するからには、Googleのルールに沿うのが最も賢明です。
そして、そのルールに沿ってサイト作りや記事作りをしていくことによって、Googleに評価してもらえるんですね。
なぜGoogleなの?
検索エンジンは、日本ではGoogleとyahoo!が有名です。
ひと昔前は、yahoo!を検索エンジンとして使う方が多かったのですが、現在はGoogleが主流となっています。
全デバイスの日本国内の検索エンジンのシェアは、2018年8月〜2019年8月の調査によりますと
- Google・・・75%
- yahoo!・・・20%
- bing・・・・3.8%
参照:Search Engine Market Worldwide:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan
という状況です。
世界的に見ると92%以上がGoogleのシェアとなっています。
さらにSEOにおいて、Googleのルールに沿う理由でもう1つ大きな理由が、
yahoo!もGoogleの検索エンジンを使用しているということです。
yahoo!はGoogleの検索結果にプラスして、
yahoo!知恵袋やyahoo!ニュースなどのデータを加えて検索結果を表示しているため、
少し検索結果が違っていますが、両者はほぼ同じ検索結果となっています。
SEO対策で、担当者がGoogleをベースにして話す訳がここにあるのですね。
「検索エンジン最適化」をしたいのはナゼ?
「SEO対策をしたい」人のキモチ
SEOの意味は、ご理解いただけたかと思います。
では、なぜSEO対策をするのでしょうか?
ビジネスをする人や情報発信する人は「SEO対策をしたい」と言うのはどうしてなのでしょうか?
それは最初でもお話したように、「見つけてもらうため」です。
どうしたらユーザーに見つけてもらえるのか?
例えば、これを読んでくださっているあなたがサイトを作ったとします。
せっかく作ったのですから、多くの人にサイトを見てもらいたいですよね。
ですが、そのサイトを見てもらうためにはどうしたらいいでしょう。
知り合いに、「僕のサイトを見て!」と1人ずつお願いして回りますか?
それはとんでもない労力なので、実際にする人はあまりいないと思いますが、他に方法はあるでしょうか。
QRコードを作って、公民館に貼るという手もあると思います。
それも大切な拡散方法ですが、人力の範疇であるため、限界があります。
他には、SNSで拡散するという方法もあります。
インスタやTwitter、facebookなどの投稿に、あなたのサイトのURLを貼り付けて拡散していくのは、
サイトを認知してもらう戦略のひとつとして役立ちます。
現在はSNSを主戦場としているビジネスもあるため、SNSの活用はとっても重要です!
ただ、SNSの活用ってとても難しくて、企業によってはSNSの重要性の理解度が低く、予算を当てることができないとか、商材がSNSには不向きなど、様々な理由で活用が難しい場合もあります。
※商材が不向きと決めつけるのは早い場合が多くありますよ!!
SEO対策のメリット
そこで登場するのがSEOなんですね。
情報を探す時に多くの人は、「検索」をします。
その時にあなたのサイトの名前やお店の名前を知っている人なら、その名前で検索をかけますが、
世の中のほとんどの人があなたのサイト名は知りません。
多くの人が悩みやサービスの名前、食べたい料理名などで検索をかけると思います。
さらに、あなたのお店の名前で検索をかけたとしても、全国には同じ名前のお店がある可能性があり、
必ずしもあなたのお店のサイトが検索結果に表示されるとは限りません。
そうした時に、検索にヒットして、さらに検索の上位に表示させるのがSEO対策の役割となります。
つまり、より多くの人にあなたのサービスやサイトを知ってもらうようにする対策です。
検索上位を獲得することで、あなたのことを全く知らない人でさえも、
Googleの検索を通してあなたのサイトを見つけることができるようになります。
さらに上位表示されればされるほど、あなたのサイトへのアクセス(訪問者)が増えて、
繁盛店になっていく可能性が高まります。
実際のお店に例えると、お店が有名になってどんどん来店者が増えていくイメージです。
山の麓にあって誰も人がいないところよりも、
銀座の一等地の方がお店を見つけてもらいやすくて、人が入りますよね。
SEOで上位表示されるということは、どんどん立地のいい場所へとお店が移っていくイメージです!
しかも実店舗ではほとんどの場合、営業時間が限られていますが、
インターネットでは24時間サイトがオープンしています。
ネットショップの場合では、24時間ずっと商品を売ることができます。
SEOはGoogleのルールに沿って対策していけば、着実に上位表示に近づいていき、結果がでやすいので、
インターネットの登場以来、重要視され続けています。
検索エンジンに見つけてもらうためのサイトって?
では、SEO対策とはどのようなことをするのでしょうか?
これは、私たちの会社でもクライアントによくいただく質問です。
何度も言ってくどいと思われるかもしれませんが、、SEO対策とはGoogleのルールに近づけていくことです。
さらに、Googleが理想とするインターネットのあり方、
コンテンツのあり方に一緒に向かっていくのが最終的な目標です。
Googleはユーザー(検索する人)の使いやすさ、探しやすさを最も重要視しています。
実際にGoogleの企業理念の一番最初に次のような記述があります。
「1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」
https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
理念の説明にもありますが、その象徴とされるのがGoogleのTOPページです。
他の検索ポータルサイトには広告やニュースなどが掲載されていますが、
GoogleのTOPページには検索窓以外、何もありません。(Googleのロゴは除きます)
これはユーザーの使いやすさを求めた結果、Googleが導き出した形です。
検索窓だけならページが表示されるスピードが早く、ユーザーにとって最も使いやすい形になるというわけですね。
このようにユーザーにとって何が大切か、ユーザーが何を求めているかを徹底的に考え抜き、
形にしていくのがGoogleが理想とするインターネットのあり方、コンテンツのあり方です。
Googleのこうした姿勢を理解していれば、
SEO対策をしていく私たちがすべきこともおのずと見えてくると思います。
そう、「ユーザーは何を求めているか?」を考え、それに近づけていくことですね。
Googleが理想としている形にサイトやコンテンツを近づけていくことで、
最終的にはSEO対策の本来の目的である、Googleに評価されるサイトになる=上位表示達成を目指すことができます。
検索順位を決めているのはGoogleであるため、
Googleと共に理想に向かっていくことが検索上位を獲得するための一番の近道となるのですね。
さて、SEO対策を大枠で説明するとこうした内容ですが、細かく見ていくとさまざまな要素があります。
一口に「SEO対策」と言っても、とても幅広いのです。
例えば、そのひとつの要素として「内部対策」というものがあります。
内部対策とは、ロボットであるGoogleにサイトの内容を的確に伝えたり、
サイトをGoogleのルールに沿った構成にしていくことを言います。
(Googleは常にロボットにインターネット上を巡らせて、サイトの内容をGoogleの内部に伝えています)
「サイトの内容を正しく伝える、ルールに沿ったサイト構成にする=サイトの最適化」というわけです。
このようにSEO対策には、今お話しした内部対策のようにさまざまな施策があります。
次の章では、SEO対策には具体的にどのような施策があるのかを見ていきたいと思います。
【超初心者向けに解説】SEO対策って具体的にどうやるの?
できること一覧
タイトルタグ
タイトルタグとは、サイトやページのタイトルを表すタグです。
本で言えば、本の背表紙に書かれているタイトルのことになります。
本を選ぶ時にタイトルを見て内容が一目でわかるように、
Googleはタイトルタグの内容を見ておおまかにそのサイトがどんな内容かを認識します。
さらに、タイトルタグによって表されたものは、そのまま検索結果に表示されるタイトルとなりますので、
検索するユーザー目線からしてもとても重要です。
文字数や含むべきキーワード選定も、タイトルタグの最適化には重要となります。
32文字以内で対策キーワードを含めたタイトルにし、なるべくキーワードを前の方に持ってくるなど、
タイトルの対策1つでもとても奥が深いです。
ディスクリプション
ディスクリプションとは、サイトの内容を説明した文章のことです。
検索結果で、タイトルの下に小さな文字で書かれた文章がありますよね?
あの文章がディスクリプションに当たります。
Googleがタイトルと合わせて内容を認識するのに重要ですし、検索ユーザーにとっても、
タイトルで気になったサイトが具体的にどんなことが書かれているかを判断する上で大切です。
ディスクリプションは、内容の他にも最適な文字数があるので、最も効果の出やすい文字数で書く必要があります。
現在は、ディスクリプションは140字〜160字が最適な文字数と言われています。
見出しタグ
例えば、コラムのような記事には「見出し」が使われていますが、
見出しについても「ここが見出しですよ〜」とGoogleに伝えてあげる必要があります。
その役割をするのが「見出しタグ」です。
「大見出しの中の小見出し」など見出しの中でも重要度があり、
それぞれh1やh2といったように重要度順に適切な見出しタグをつけていくことも覚えておきましょう。
コピーコンテンツチェック
コピーコンテンツとは、他のサイトの内容と同じ内容が書かれていることを言います。
そっくりそのままコピー&ペーストした、いわゆる「コピペ」や、「て・に・ほ・は」だけを変更したもの、
文章を入れ替えただけのものもコピーコンテンツに当たります。
Googleは、ネット上に掲載する内容はオリジナルであることを求めています。
極論、同じ内容のサイトやページはインターネット上に要りません。
ですので、故意にこうしたコンテンツを作っている場合、サイトの評価が下がる可能性があります。
しかし、それを知らない人が誤ってコピペしてしまったり、
誰かが意図的にそうしたコンテンツを作ることもあるので、コピーコンテンツチェックは行う必要があります。
無料のコピーコンテンツチェックツールがオンラインで提供されているので、
そうしたツールを使ってチェックするのもいいでしょう。
有料のチェックツールはもっと精度の高いチェックができます。
もし、商品の説明や誰かの名言などをどうしてもそのまま掲載したい場合は、「引用タグ」を使うことで、
Googleに「ここは引用しているので、コピーコンテンツとして見なさないでください」と伝えることもできます。
被リンクチェック
被リンクとは、他のサイトから自分・自社のサイトへ向けられたリンクのことを言います。
被リンクは良質なリンクと、評価を下げるリンクがあり、どちらについてもチェックする必要があります。
良質なリンクとは、基本的には自社のコンテンツと関連度の高いリンクや、純粋に自社を紹介してくれているリンクのことで、
質のいい被リンクはGoogleの評価アップにつながります。
一方、評価を下げるリンクとは、自社のコンテンツとはほとんど関係がないリンクです。
誰かによって故意に貼られている場合もあるので、そうした被リンクは外す必要があります。
対象となるリンクを洗い出して、サーチコンソールで被リンク否認リクエストを送りましょう。
パンくずリスト
パンくずリストとは、ページの左上などに小さく表示されている
「ホーム>ブログ>【超初心者向け】SEO対策とは!?今更聞けない、SEO対策の基本の「き」」
という、現在どのページを見ているかの表示のことを言います。
パンくずリストは、ユーザーが今どのページにいるのかを迷わないための
ユーザビリティ(ユーザーの使うやすさ)の向上にもつながりますし、
パンくずリストがあることでGoogleがサイトの構造を把握しやすくなり、
サイト評価のアップにつながりやすくなります。
ページスピード対策
ページスピードとは、ページを表示するスピードのことを言います。
検索結果から見たいサイトをクリックした時、ページが重くてなかなか表示してくれないことってありますよね?
とてもイライラすると思いますが、それはそのままユーザービリティがよくないと言えます。
ユーザーはページがなかなか開かないのであれば、イラッとして検索結果に戻ってしまう可能性が高くなり、
結果として「このサイト、ユーザーにとって重すぎて見るの諦めちゃうようなサイトなのかあ」という評価になってしまうかもしれません。
ページスピードを改善することで、ユーザビリティやサイト評価が向上するため、
ぜひやっておきたい施策のひとつです。
ページスピード対策では、Googleが提供している「PageSpeed Insights」を利用するといいでしょう。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
ページスピードの評価と、改善策をチェックすることができます。
なるほど、SEO対策って難しい。
SEO対策の具体的な方法をお話ししましたが、正直言ってSEO対策をこれから始めよう!という方には、
今すぐ自分で始めるのは難しい内容かもしれません。
中にはWebエンジニアの協力が必要となる対策もあるため、すべてが自力でできるというわけではありません。
ネット上にはSEO対策やWebの情報は多くあるため、
時間をかけてひとつひとつ調べていけばできなくもないですが、多少の覚悟と膨大な時間が必要です。
なので、今回は基本の「き」ということで、SEOの基本的な考え方を理解していただけたら十分かと思います。
SEO対策は、ただ知識があればいいというものではありません。
知識を持った上で、いかにユーザーのことを考えるかが最も大切なことです。
そうした姿勢や考え方を身につけることで、
短期的ではなく、長期的に効果を発揮する本当に有効なSEO対策ができると思います。
続いては、SEO対策をする上でとても大切な「基本的な考え方」のお話しをしていきます。
超初心者でも知っておきたいSEOに対する考え方
SEO対策の基本的な考え方を身につけるには、SEOの歴史を振り返っていくと理解しやすいと思います。
Googleがどのような方針でこれまで改善を重ねてきたかを見ていくことで、
行っていくべきSEO対策の「本質」が見えてきます。
SEOの歴史
1990年代
この時代に多くの検索エンジンが登場しました。
Yahoo!JAPANも1996年に登場し、1990年代後半に一般の人々に「インターネット」という概念が浸透し始めます。
この時代では、サイト内のページ数の多さやキーワードの出現率といったシンプルな基準で評価を決めていました。
ページを上位に表示させたいサイト運営者は、これを利用し、キーワードを大量に出現させたり、
とにかくページを大量に生成するなどして、小手先の対策によって上位表示をしていました。
その結果、検索するユーザーにとって意味のないサイトばかり上位表示されてしまって、
ユーザビリティがよくない状態が続きました。
ここで出現した内容の薄いサイトは、
2011年に行われるGoogleのパンダアップデートにより排除されることになります。
2000年代
この時代にGoogleが登場し、インターネットの検索に大きな変化が起こり始めます。
Googleはそれまでのページ数やキーワードの出現率などの簡単な評価基準から、新たな基準を採用しました。
そのひとつに、外部から多くリンクがあるサイトを優れたサイトだとして、
「PageRank」というアルゴリズムでサイトを評価するようになります。
この時代は、とにかく大量のリンクを集めることで検索上位を達成しようとする悪質なSEO対策が横行しました。
こちらは、2012年に行われたペンギンアップデートに関連してきます。
2010年代
2010年に日本国内では大きな節目となるYahoo!とGoogleの提携がありました。
Yahoo!がGoogleの検索エンジンを採用したため、
日本国内で圧倒的なシェア占めるYahoo!とGoogleの検索結果がほとんど同じになったのです。
そして、SEO対策においてGoogleのアルゴリズムが最重要視されるようになったのは言うまでもありません。
2011年 パンダアップデート
ここからネット業界でたびたび話題にあがるGoogleの大きなアルゴリズムの変更(アップデート)が起こります。
そうしたアップデートは、Googleがよりユーザーにとって適切な検索結果を提供できるように行われる改変です。
そうした改変で過去に行われた大きなアップデートのひとつが、2011年のパンダアップデートです。
パンダアップデートは、「コンテンツの質」を評価の基準とするアップデートです。
過去の評価基準により、キーワードの出現頻度や内容がなくページ数だけ多いサイトが大量に作られていましたが、
パンダアップデートではそうした内容の薄いサイトのランキングを下げ、
質の高い、内容の濃いサイトを上位表示するように評価基準を変更しました。
これにより、ユーザーは検索結果で上位に表示されるサイトで
良質なサイト=求める情報があるサイトが見つけやすくなったのです。
また、これまで品質の低いサイトでも小手先のSEO対策で上位表示されていたサイトは、
一気にランキングを下げ、検索結果から排除されていきました。
2012年 ペンギンアップデート
パンダアップデートと並んで有名なGoogleのアルゴリズムの変更が、ペンギンアップデートです。
2000年代を中心にGoogleは多くリンクを受けている(被リンク)サイトを高く評価していましたが、
その結果意味のない被リンクを集めるサイトが増えたため、
ペンギンアップデートにより、そうした意味のない被リンクを故意に作っているサイトに
ペナルティを与えるようにしました。
このアップデートにより被リンクを購入するなど小手先のSEO対策をしていたサイトは、
ペナルティを受けたり、ランキングを下げる結果となりました。
ペンギンアップデートにより、ユーザーはさらに意味のないサイトをクリックする機会が少なくなり、
短時間で求める情報にたどりつけるようになったのです。
歴史からわかるGoogleが求めるSEOの考え方
簡単にSEOの歴史を振り返ってきましたが、
これまでにGoogleが行ってきたアップデートや改変はすべて「ユーザビリティの向上」を目指したものです。
検索するユーザーが短時間で求める検索結果にたどり着けるようにするために、
大きなアップデートを含め幾度となくアルゴリズムの変更を行ってきたのです。
その結果、上位表示することだけを目的としたサイトは排除され、
ユーザーに本当に必要な情報を提供するサイトだけが生き残ってきました。
ここから私たちが得られる教訓は、
SEO対策とは「検索ユーザーにとって本当に価値のあるサイトを目指すべき」だということです。
これは、Googleが目指す最終目標です。
SEO対策と聞くとついつい「上位表示するためのテクニック」と思ってしまいがちですが、
これまでそうした小手先のテクニックだけでSEO対策を行ってきたサイトは淘汰されてきました。
そして、長期的に且つ最終的に生き残ってきたのは、ユーザーのことをしっかりと考え、
ユーザーの求める情報を真摯に提供してきたサイトです。
現在、ユーザビリティは情報だけではなく、見やすさやサイトの使いやすさも含めて求められており、
Googleの評価の基準に取り入れられています。
先に紹介したSEO対策の一部も、すべてはユーザビリティの向上につながります。
この姿勢こそがSEO対策に必要な「本質的な考え方」です。
この本質さえ間違えなければ、長期的にGoogleに評価され、上位表示を実現するSEO対策が可能となります。
SEOと聞くとなんだか難しそうですが、本質は決して難しいことではありません。
「SEOを知りたい」と今回このページにたどり着いてくださった方は、
まずはこの本質的な考え方を理解しておくだけでも、十分価値のあることではないかと思います。
考え方が身についたら・・・
自分でできるSEO対策、何をすべきか。
では、SEOにおいて最も大切な「本質」をしっかり理解したら、あとはアクションを起こすのみです!
SEOはとても奥が深いですが、やればやった分だけ着実にサイトの財産になり、成果が出ていくものです。
少しずつ積み重ねていって、検索上位を達成していきましょう!
では実際に、SEO初心者の方がSEO対策をするとなったら何をすればいいのでしょう?
今すぐできる行動パターンを2つご紹介します。
とにかく調べる
とても地道ですが、とにかく調べることはとても大切なことです。
幸い、SEOの知識はインターネットに膨大な数の情報が掲載されています。
この記事のように初心者の方に向けたサイトも多くあります。
私たちのサイト内にも、ホームページ制作やSEOの知識・情報をたくさん掲載しています。
コンサルチームのブログでもSEOの情報を発信していますので、是非参考にしてください。
また、インターネットだけではなく、本を買ってもいいでしょう。
本は有料ですが、SEOの知識がまとめて書いてあるので、
基礎知識をひと通り学ぶ場合や、効率的に勉強したい場合に効果的です。
Googleのアルゴリズムは日進月歩で発展しており、日々変化していきます。
なので、ある程度知識が身についた状態でも、最新の情報を調べることは常に必要となります。
私を含め、弊社のスタッフも日々ネットやSNSを使って、情報を調べまくっています。
「調べる」ことはSEO対策において必須のスキルになりますので、
今後SEO対策をご自身でしていく場合は、「調べる」習慣を身につけておくといいと思います。
SEO対策業者を探す
会社に所属している方や経営者の方には、「SEOを学ぶ時間が取れない」という方もいらっしゃると思います。
一朝一夕の知識では、成果を出せないと断言できるのがSEOです。
そうした際は、是非私たちのようなSEO対策の会社にお任せください。
長年SEOを追求し続けてきたプロの知識とノウハウで、効率よく、着実に成果へと結びつけることができます。
ご自身で膨大な時間を割いてSEO対策を学んで実行していくよりも、確実に時間の短縮になります。
ビジネスはスピードが命です。
特にネットの世界は日々スピードを求められる世界になってきているので、
SEOを勉強している間にビジネスの旬が過ぎてしまったということにもなりかねません。
SEO対策の会社にもさまざまな会社があるので、どの会社にすればいいのかと迷うこともあるかと思いますが、
SEO会社を選ぶ際に大切なことは、2つです。
1つは、これまでの実績に目を向けていただくこと。
そして、2つ目は今回お話しした「SEOの本質」を理解しているかということです。
外部リンク対策やページの量産など、小手先のテクニックで対策を進めるSEO会社もまだまだあります。
そうした会社は検索順位を一時的に上げることができたとしても、その後必ず失速します。
それは、今回お話ししたSEOの歴史が物語っていると思います。
SEO会社を選ぶ際は、是非「本質」を理解しているか?を考慮に入れて、対策会社を選ぶことをおすすめします。
SEOの本質とは、最終的にはユーザビリティの向上です。
その対策会社の話を聞いてみて、「この会社はユーザー目線でSEO対策をしているか?」を判断基準に選んでみると、
いい対策会社に出会えるのではないかと思います。
是非参考にしてみてください。