アクセスと集客

 

なぜアクセスが増えているのにお問い合わせに繋がらないのか?

理由①:そもそもお問い合わせに繋がるユーザーがアクセスしていない

これはかなりの要因を占めていると思います。
そもそもアクセスが増えているのは何経由でどんなキーワードで来てるのか?を把握してください。
経由というのは、SEO・リスティング広告・外部サイト・SNSなどです。
仮にSEOでたくさんの人がサイトにアクセスしてきている現状がある場合は、次にどんなキーワードで来てるのか?を調べてください。
アクセスしてきたユーザーの検索キーワードでは、自社のサービスに繋がるキーワードなのか?を考えてほしいです。
たくさんブログを書いて色んなキーワードでHITした所で自社のサービスに繋がるようなキーワードで集客しないと意味がありません。
例えば商圏ビジネスであれば、地域に沿ったキーワードで上位表示しないと意味がありません。
弊社のお客様で名古屋で英会話教室をされているお客様がおられます。
こちらのお客様はアクセスに対してしっかりお問い合わせに繋がるユーザーを集客できております。
どんなキーワードで集客できているかというと、例えば「名古屋 主婦 習い事」「名古屋 外国人 交流」などになります。
こちらはSEOでしっかり上位表示をさせてアクセスを伸ばしお問い合わせにつながっている良い事例といえます。
皆様もまず、何経由でどんなキーワードで来てるのか?をお調べいただき自社にサービスに繋がるユーザーがアクセスしてるのか?を調べて下さい。

ユーザーとのマッチング

理由②:流入キーワードとランディングするページがマッチしていない

流入してくるキーワードに対して、ユーザーが求めるページがなく離脱してしまうケースです。
例えば、リスティングを運用されてる方は様々なキーワードで広告を出稿してると思いますが全てTOPページにランディングする設定にされてないですか?
SEOでも自社の商品ばかりの売り込みで本当にユーザーが求める情報がランディングするページ構成になってますか?
今一度流入してくるキーワードとランディングするページの見直しをしてほしいです。
ここで見直しの優先度をお伝えします。
まずはアナリティクスを開いていただきます。
日付の設定は一年間にしてください。

続いて左のメニューにある行動の中にあるサイトコンテンツを選択、ランディングページを選択してください。
アナリティクスサイトコンテンツ

ここではユーザーがどのページに一番アクセスしてくるかが一覧で見れます。
コンバージョン設定がされていれば、アクセスがあるがお問い合わせに繋がっていないページがひと目でわかります。
これは流入キーワードに対してユーザーが求めてる情報がないページと認識されている可能性は高いです。
該当するキーワードでユーザーがどんな情報を求めてるかを仮設立ててサイトを改善していくといいでしょう。

理由③:商品力が他社と比べたときにQCDで負けている

流入してくるキーワードもランディングするページも問題ないと判断した場合、他社と比べたときに商品力で負けているという理由があります。商品力の話をする際によく出るQCDを見直してみましょう。
Q(Quality)品質・C(Cost)価格・D(Delivery)納期の部分です。
そもそもここの商品力で負けてしまっている場合は、アクセスしてきたとしてもお問い合わせには繋がりません。
もちろん、QCD以外にも商品数や商品の幅、信頼・安心など様々な観点からお問い合わせに繋がりますが基本となる部分になります。
まずは上位表示してるサイトなどの競合のQCDを分析して自社と比べたときにユーザーがお問い合わせをするのか?の部分を分析して改善していく必要があります。

商品力

理由④:商品が探しにくい・買いにくい状態になっている

これは売り場力の問題です。アクセスしてくるユーザーもマッチしていて競合にも商品力で勝っていても、商品にたどり着くまでに何ページか遷移しないとたどり着かないようなサイトは非常に使いづらいですね。
また商品までたどり着いたが、カートに入れてからも非常に複雑なサイトありますよね。これも離脱に繋がります。
今やユーザーはどんどんWebに慣れて来ており、細かい説明など不要なんです。
アマゾンなど非常にシンプルで分かりやすく買いやすいサイトだと思います。
格安航空券の比較サイトなんかでも、使い方よりまずはメイン画像の部分に日程と行き先が組み込まれてるようなサイト構成になってます。
民泊で有名なエアビーなどもそんな作りですね。
参照:https://www.airbnb.jp/d/welcome-japan
ユーザー目線に経ったときに、分かりやすくシンプルにが今後の改善ポイントだと思います。

迷路

まとめ

いかがでしたでしょうか。
どの項目も全てユーザー目線で考えてサイト構成やページ構成を作るのが重要になります。
改めてユーザーの行動や心理を分析して改善に繋げていきましょう。
弊社は毎月お客様のサイト分析や改善を行うWebコンサルプランをご用意しております。
今回書いたような記事を毎月打ち合わせをしながら改善していきます。
気になった方は是非ご相談下さいませ。