今回はChatGPTを使いこなす方法を、熱量高めにご紹介していきます。
ChatGPTが公開してから約5ヶ月が経ちました。
皆さんはもうChatGPTを使いこなせていますか?
もしかするとまだ「活用する方法がわからず、上手に活用ができていない」という方も多いかもしれません。
しかし、毎日ChatGPTを使って仕事をしている私の経験から言えるのは、
一度ChatGPTの活用方法を知ると、もうChatGPTがないと仕事が成り立たない。
エッコでは、エンジニアだけでなく経理の方々もChatGPTを業務に活用しており、
ChatGPTを利用する社員は皆、同じような意見を持っています。
ChatGPT を上手に使いこなすためには、
ChatGPTに指示をする質問文や命令文が非常に重要です。
質問する方法を知るだけで、どんな業種の方も必ず業務時間を減らすことができます。
そこで、IT業界で働く私たちがフルで活用している
ChatGPTへの質問文を10個ご紹介!
今回の記事で、AIの使い方を勉強してみてください。
目次
1. 「〇〇の専門家として回答して」
ChatGPTをより効果的に使うためには、
「〇〇の専門家として回答してほしい」というように、
質問を始める前にChatGPTを特定の専門家になりきらせることが重要です。
そうすることで、より精度の高い回答を得ることができると言われています。
インスタグラムの投稿内容を考えてもらう時には、
「5万人のフォロワーを持つインスタグラマーとして」といったように、
質問に合わせた専門家に認識させましょう。
「あなたはWebマーケターとして、情報、議論、アイデアを分析・評価する能力と、論理的で根拠のある判断や決定を行う批判的思考力を持っています。」
など、必要なスキルを明確にして伝えることも大切です。
2.「例題を含めて説明して」
ChatGPTは新しいことを調べる時にも役立ちます。
説明を例題を含めて回答してもらうことで、
難しい内容でも短時間で理解することができます。
3. 「要約して」
論文などの情報量が多い文章もChatGPTに要約してもらうことで、
要点をつかみやすくなり、短い時間で内容を理解することができます。
さらに「〇〇字以内で要約して」と伝えると、
知りたい情報量を調整することもできます。
4. 「〇〇字以内にして」
プレゼン資料の作成やスピーチの原稿を書く時に、
ChatGPTに「〇〇字以内にまとめてください」と依頼することで、ほしい文字数の文章を一瞬で作成してもらうことができます。
5. 「校正して」
‘校正’とは、文章の誤字脱字や文法ミスを指摘してもらうことです。
自分で書いたブログなどの文章をChatGPTに校正してもらうことで、
読みやすい構成に書き換えてくれたり、誤字脱字を見つけ修正してくれます。
ビジネスにおいて、文章作成は避けて通れない重要なスキルですが、
この機能を使うことで、文章を書くのが苦手な方でも高品質な文章を作成することが可能です。
ChatGPTという日本語の先生にいつでも相談できることは、文章を作成する上で非常に心強いですね。
6. 「翻訳して」
ChatGPTは、世界のほとんどの言語を翻訳することができます。
そのため、ChatGPTを使えば外国語で書かれた本やニュースを読むことができます。
また、日本語で書かれた文章を英語に翻訳することもできます。
エッコの社員は、この機能を利用し、英語学習においてChatGPTを活用しているそうです。
7. 「〇〇のメリットを教えて」
ある商品に対するメリットを時間をかけずに知りたい場合に、
この質問文が非常に役立ちます。
私はこの質問文をプレゼン資料やブログを書く時に役立てています。
まずは、LINEマーケティングツールを使用するメリットについてChatGPTに聞いてみました。
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さらに、「〇〇の立場から見たメリットを教えてください」というように、
読者の立場を明確にすることで、より精度の高い回答を得ることができます。
次に、「ユーザーの立場から見たLINEマーケティングツールの利用メリット」についてChatGPTに聞いてみました。
こうすることで、回答がユーザーの目線からのメリットに変わります。
以上から、質問を少し工夫するだけでChatGPTをより効果的に活用することができることが分かります。
この機能を使うことで、心に響くプレゼン資料を作成するヒントになったり、
読者が興味を持って読んでくれるブログを執筆することができます。
8. 「〇〇を△個リストアップして」
課題に対する解決策を提案してもらったり、旅行先のアイデアを出してもらう時に便利な質問です。
私は自身もこの機能を応用して、ChatGPTにブログやInstagramのタイトル案を考えてもらったりもしています。
9. 「〇〇を箇条書きにして」
箇条書きは文章を分かりやすくするためによく使われますが、
「ChatGPTの回答」や「何かすでにある文章」に対して
「箇条書きにして」と質問することで、全体がより整理された形になります。
加えて、「簡潔に」「〇〇文字以内で」「小学生にもわかるように」といった条件を加えて依頼することで、
回答の質も向上します。ぜひ用途に合った質問をしてみてください。
10. 「丁寧な文章を作成して」
この質問文は最も使っている質問文です。
主には、メールの返信文を作成する時に役立ちます。
ChatGPTはまだ日本語の生成に弱点があるため、冒頭で説明したように、
「日本語の専門家に」とプロになりきらせることで、より自然な日本語で文章を生成してくれます。
まとめ
今回は、ChatGPTを使いこなすための質問文を10個ご紹介しました。
このように、ChatGPTは使い方をマスターすることができれば、
作業時間をグッと減らすことができたり、よりクオリティの高いものを作ることができます。
ChatGPTを使いこなすための質問文10選
- 「〇〇の専門家として回答して」
- 「例題を含めて説明して」
- 「要約して」
- 「〇〇字以内にして」
- 「校正して」
- 「翻訳して」
- 「〇〇のメリットを教えて」
- 「〇〇を△個リストアップして」
- 「〇〇を箇条書きにして」
- 「丁寧な文章を作成して」
このように優秀なAIが発達した現代では、
「今後AIやWebの力なく、ビジネスを成長させることは難しい」
と言われていたことがより現実味を帯びてきましたと感じています。
そのため、今からAIについての知識を深め、AIを使いこなしていく準備をしておきましょう!
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