Webライターがインタビューをする前に読むべき流れ・大切な3つのコツ!

こんにちは!
エッコ・ライターの原田です。

Webライティングではインタビュー・ヒアリングが必須の時代に

ライティング業務をしていると、クライアントにインタビュー(ヒアリング)をして→ライティングという案件が出てきます。
通常、Webライティングだとネットで調べて→ライティングという流れで書くことが多いのですが、インタビュー→ライティングだと、より専門的な情報が書くことができるので、とてもいい記事を作ることができます。

Googleのアルゴリズムの変更

さらに、その内容は他のサイトには載っていない唯一無二の情報であるので、SEO的にも強い記事となります。
2019年9月のGoogleのアルゴリズムの更新で、「一次情報」が上位に表示されやすくなるというアナウンスがされ、より専門的で且つオリジナリティのある記事が評価されるようになってきています。

 

理想的な記事の作り方

そうした中で、Webライターが強い記事を作る時は、インタビュー(ヒアリング)が必要不可欠になってきていると感じます。
もちろんその道の専門家が自身で書くことができるのであれば、それが一番いいのですが、文章はやはりライターが書くと読みやすく、伝わりやすくなります。
なので、Webライターが専門家にインタビュー→ライティングという流れが、理想的な記事を書くことができるベストな方法ではないかと思っています。

しかし、Webライターの方でも
「インタビューなんてしたことがない」
「書くのは好きだけど、人から話を聞き出すのは苦手」
「初めてインタビューするけど、どうしたらいいかわからない」
という方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、これまでの僕の経験から、Webライティングにおいてインタビューする時の流れ〜コツをお話ししていきたいと思います!
まだインタビューをしたことがないという方には役に立つ内容だと思いますので、ぜひ参考にしてください!

インタビュー風景の画像

インタビューの前準備

インタビューはその日、その時間を頑張ればいいというわけではありません。
(きっと皆さんもお分かりだと思いますが・・・)

インタビューする前までに次のようなことを準備しておく必要があります。
これらの準備がインタビューの質を左右すると言っても過言ではないので、ぜひひとつひとつチェックしてみてください!

 

情報を収集する

インタビューの前に、インタビューする内容について最低限の情報を把握しておく必要があります。
当たり前かもしれませんが、意外とこれをやらずに臨む人がたまにいます。

なぜインタビューするのか?を考えると、その必要性はおのずとわかるのではないでしょうか。
Webライティングのインタビューは、より専門的な内容を得るためにします。
ネットでわかる情報をインタビューで聞いても意味がありません。

記事の目的やキーワードを把握し、できる限りそれについて調べておくことをおすすめします。
ある程度、知識を持って臨めると自分自身も安心して、安定したインタビューができます。

構成を考えておく

「インタビューをしてから、それをまとめて構成を作る」と考えていませんか?
それでは、きっとインタビューは方向性に迷って、当日のインタビューは失敗します。
成功させるには、あらかじめ記事の構成をある程度決めておく必要があります。

記事全体で必要な要素を洗い出し、それらをまとめ構成を考え、ひとつひとつの段落、見出しごとに質問を用意しておいてください。

構成が決まっていれば、ひとつのテーマをインタビューし終わったら、次のテーマにもスムーズに移ることができます。
インタビューの時間も限られていることがほとんどなので、その場で質問を考えているようでは充実したヒアリングができません。
先方の時間も無駄にしてしまうので、できる限りスムーズに展開させていきましょう。

インタビューするツールを準備

インタビューは必ずしも対面で行うわけではありません。
最近では便利なビデオ会議ツールがあって、高品質なビデオ会議ツールを無料で使えます。

私たちエッコでは、遠距離でも対面のようにインタビューや打ち合わせができる「ZOOM」を使用しています。
高品質な音声と通信で、場所に縛られず、まるで「対面」のようにインタビューをすることができます。
こうしたツールを準備して、機能を把握しておくとインタビュー当日に先方に迷惑をかけなくて済みます。

インタビューを録音することも忘れずに。
インタビュー中はお相手の言葉をすべて聞き取れるわけではないので、録音をしてあとでもう一度聞いてみることをおすすめします。
「こんなことも言っていたのか」と、インタビュー中は聞き逃していた内容を発見することも多々あります。

ZOOMには録音機能もあるので、本当におすすめです(ZOOMをごり押ししているわけではありません笑)
録音する先は、お相手に録音する旨を伝えておくと不要なトラブルを避けられるので、忘れないでくださいね!

テレビ会議をしている様子

成功するインタビューのための3つのコツ!!

では、次に「インタビュー中」に気をつけることをお話ししていきます。
インタビュー中は先方に気持ちよく、深く話してもらうために、「聞き手」として最高のパフォーマンスをしましょう!がんばりましょう!全力を出しましょう!笑顔でいきましょう!(←自分にも言い聞かせてます)

適切な相槌・リアクションをする

先方に気持ちよく話してもらうためには、「聞いてますよ」というサインを定期的にお知らせしてあげると、先方の調子がでてきます。

話を聞いている時に、真顔で淡々と話を聞いていませんか?
インタビューをすることに必死で、相手とのコミュニケーションが前提であることをついつい忘れてしまうことがあります。
(僕も最初はそうでした)

相槌は、必ずしも「はい」と声を出さなくてもOKです。
無言で大きくうなずくことも必要で、相手の話を邪魔しないで相槌を打つことができます。

時には先方の話に大きく驚いたり、感動の声をあげるのもいいと思います。
しっかりと「聞いてますよ!」とサインを相手に出して、気持ちよく話してもらいましょう!

魔法の質問ワード「具体的に言うと?」

実は、インタビュー相手はあまり話すことが思い浮かびません。
普段のコミュニケーションでもそうですが、人は突っ込まれないことには、なかなか話が出てこないものだと思います。

なんだか概要ばかりで、面白い味のないインタビューになってしまったという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

そこで使っていただきたい言葉が「具体的に言うと?」という言葉です。

話の面白さは「具体性」によって決まると思います。
具体性があるかないかで、リアリティが変わり、伝わりやすい文章の良し悪しが変わります。
より深い具体性がプラスされることにより、専門性も高まります。

いまいち具体的ではないなと感じたら、「具体的には?」と相手に問いかけ、さらなる情報を引き出しましょう。
すると、それまでは出てこなかった話がきっと先方から出てくると思います。

他には、具体例を引き出す「例えば?」という言葉も、使えます。

質問を表す画像

柔軟に軌道修正をする

準備の段階である程度、構成を固めておくことをお伝えしました。
しかし、インタビューの段階で先方から全く違う展開が出てくることも多々あります。

こうした時は柔軟に記事の構成を軌道修正し、頭の中でできる限り新たな構成を導き出しましょう。

自分で考えた構成があると、意外とそちらに固執してしまいがちです。
次の展開をその場で考えなくても済むので、楽だからです。

ですが、専門家が言うことを書く方が記事を見る人にとっては有益なのは明白です。
先方のメインに話したい内容を深く掘り下げ、記事の構成を変更しましょう。

しかし、こうした時でも事前に構成をある程度考えておくと、少しの軌道修正で済むため、落ち着いて対処できます。
記事の全体像を把握できているため、構成を入れ替えやすいためです。
その後もスムーズにインタビューができると思います。

 

インタビューは何が起こるかわからない

インタビューって難しいですよね。。。
でもいい話が聞けたり、引き出せたりすると、専門性の高い記事がかけるワクワク感があって僕は好きです。
オンリーワンの記事って、ライター冥利につきるというか、記事にさらにプライドが持てます。
しかもアップデートで、Googleがそれを評価してくれる可能性が高まっているというのだから、さらにテンションが上がります!

それと、インタビューさせていただく先方とも一緒に作り上げている気がして、その感覚も嬉しいです。
ライターはいつも1人で作業することが多いので・・・

今回はなんだかちょっと偉そうに書いてしまった気がするのですが、その点ご容赦ください(笑)ですが、もしインタビューを初めてする!という方はぜひ参考にしていただけると、何かしらの役に立つのではないかと思います!

以上となります。
ライター・原田でした!