デザイナーの林です。

2023年も折り返しを迎えた7月。
「早めに起きて余裕をもって出社する」「すき間時間に英語の勉強をする」「仕事帰りにジムに行く」
今年がスタートする時に「やろう!」と決めた習慣も気づけばやめてしまっている方も多いのではないでしょうか。

良い習慣を続けることは、元気な心と体を作り、仕事の成績を上げるだけでなく、
楽しく生活することにつながるとみなさんも想像できることでしょう。
しかし、わかっていてもなかなか継続することは難しいですよね。

今回の記事では、私の過去の経験をもとに「習慣を身につける方法」を解説します。
この方法のおかげで、今も毎日デザイン分析や筋トレを継続することができています。

それではご覧ください。

継続は力なりを実現する習慣化の3つのコツ

「やろう!」と決めたことが続かない理由は、
「めんどくさがりだから」「行動力がないから」「意志が弱いから」と思っていませんか。

人間が続けることができない理由は脳の作りが原因です。

脳の作りを理解して、習慣化するための方法を3つご紹介します。

目標を小さく設定する

私たちの脳は、ゆっくりとした変化だけを受け取ることで
安定を保つようにできていると言われています。

大きな目標を立て、その目標に向かって生活を変えたとしても、その生活はなかなか継続することはできません
例えば、今まで何の運動もしていなかった人がダイエットのために
「明日から毎日10キロのジョギングをする」という目標を立てたとします。
次の日から実行できる人であれば問題ありませんが、大抵の人は目標が大きすぎて継続するのは困難でしょう。

目標を達成できないと「やっぱり私は継続できない人間だ」と自信を失い
達成できなかったことに対して自己嫌悪に陥り、新しい習慣を身につけることを遠ざけてしまう可能性もあります。

そのため、習慣にしたいことが「ダイエットのために運動をすること」であれば、
起きたら毎日外に出るなど小さな目標をクリアすることから始めるのがおすすめです。

そうすれば、脳はその変化を受け入れ、運動を習慣化することができます。

毎日同じ時間に行動する

私たちの普段の行動の約45%は習慣で成り立っています。
その「習慣」は、脳が無駄なエネルギーの消費を避けるために、
行動にするまでのプロセスを自動化したものだと言われています。

例えば、「毎日筋トレをすること」を習慣にしたければ、
「朝起きてすぐに歯を磨いた後に筋トレをする」や
「家に帰って手を洗ったら筋トレする」など継続したい事を毎日のルーティンに入れ込みましょう。
毎日同じ時間に決まった行動を続けると、
その行動(ここでは毎日筋トレをすること)と結びついた神経経路が強化され、頑張らなくても行動ができるようになります。

継続することで得られるメリットを見える化する

新しいことを始めるにはエネルギーと努力が必要です。
そのため、脳は納得できるメリットがない場合、その変化に抵抗するように作られています。

そのため、期間を決めて達成するごとに自分にご褒美を与えたり、
取り組みを目に見えるようにしておくと続けやすくなります。

私のおすすめの方法は、
取り組んだ日にカレンダーにシールを貼り、継続できた時にはご褒美を与えるなどで、
習慣化するメリットを常に見える化しています。

 

習慣化の成功体験がある人は何をやってもうまくいく

いかがでしたでしょうか。

脳をコントロールして習慣化させるコツは、

  1. 目標を大きく設定しすぎない
  2. 毎日同じ時間に行動する
  3. 継続することで得られるメリットを見える化する

の3つです!

大抵の人は習慣化できないことを性格や、やる気のせいにしがちですが
脳の作りが影響しているだけで、うまく対応すれば人生を豊かにする最高のスキルを得られます。

「習慣化に自信がない、不安」という方は、最初の目標を低くし
脳への負荷をできるだけ小さくし続けることを目標にして、徐々にステップアップしていきましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。