こんにちは、
『2023年はたくさん笑って楽しかった!』という1年にしたいと思っている制作の林です。
人間には喜怒哀楽という感情がありますが、
この記事を読んでいる皆さんは自分の気持ち(感情)をコントロールすることができていますか?
かくいう私も昔は今より良くも悪くも感情を大きく出す人間でした。
昔に比べるとよくなった方だと思いますが、気を抜くと出てしまうことがいまだにあります。。。(猛省)
なので、感情をコントロールするというのは難しいなと日々感じています。
今日は、私の過去の経験も踏まえながら自分の気持ち(感情)をコントロールする方法について書いていきたいと思います。
目次
なぜ、イライラすると自分の気持ちをコントロールできないのか
自分の気持ちをコントロールするのは難しい
普段生活をしていて、毎日100%機嫌の良い人がいると思いますか?
私は常に感情が安定している人なんていないと思っていますが、感情をコントールしている人間はいると思っています。
人間なので感情の上がり下がりはあって当然ですし、面白くて笑うこともあれば、悲しくて泣くこともある。
ふとしたことにイライラしたり、ムッとしたりしてしまうことは人間であれば当たり前にある感情です。
楽しいことや嬉しいことはたくさん表現して良いと思いますが、負の感情、特に「怒」の感情はそうもいかないですよね。
怒ったって仕方がないですし、イライラして人や物に当たったところで何も良いことは起きないですし、
得になることに繋がりません。
「短気は損気」ということわざがありますがまさにその通りです。
辛抱できずに怒ったり事を急いだりすることは自分にとって損である、短気を起こすと損をする、といった意味の言い回し。
(引用〈Weblio国語辞典〉より)
みなさんの周りにいる’’できる大人’’はそれをぐっと我慢して怒りという負の感情を出さないようにして生活をしているのではないのでしょうか?
人がイライラする時
では、人はどういった時にイライラしやすいのでしょうか?
世の中にはもともと怒りやすい短気の性格の人もいるでしょう。
ですが、人がイライラしてしまう時はだいたい同じだと考えます。
- 自分が雑に扱われたとき
- 自分の中で決まっているルールが守られていないとき(自分の思い通りにいかない)
- 相手への過度な期待
- お腹が空いているとき
- 睡眠不足のとき
- 時間に余裕がないとき(やることが多いなど)
- ホルモンバランスが崩れているとき(女性なら月経時など)
- ストレスがたまっている
etc…
過去に自分がイライラした瞬間を思い出してみてください。
だいたいどこかの項目に当てはまってはいませんか?
人によってイライラするポイントは様々だと思いますが、だいたい上記の項目が重なりあって怒りの感情に繋がっているのではないでしょうか?
自分の気持ち(感情)をコントロールできない理由(わけ)
自分の気持ちをコントロールするのは難しいと言われますが、できないわけではありません。
時間はかかりますが、意識して頑張れば誰でもできるようになると私は考えます。
なぜ、気持ち(感情)のコントロールができないのかというと、それは「自分のことを知らない」からです。
もっとくだけていうと「怒る理由」を理解していないからです。
どんな問題に対しても必ずと言っていいほどその問題が起きてしまった原因が1つは必ずあります。
問題がわかれば解決策や対処方法を考えたりしますよね?
それと同じで、自分の気持ち「原因(怒る理由)」を理解できていないと対処することができません。
対処することができるようになれば、コントロールする感覚をつかめてくるようになります。
過去の私も自分の怒るポイントを理解できていなかったので、感情に流されて怒りを顕にしてしまうことが多かっったなと感じています。(本当に猛省。人として恥ずかしいと思っていますし本当に自分の中での黒歴史)
イライラする自分の気持ちに気づく
感情のコントロールの第一ステップは、「自分を知ること」です。
その方法をご紹介していきます。
怒りのトリガーを知り、怒りの感情に気づく
- 何をされると嫌なのか
- 自分が怒りを覚えるポイントはどこなのか
- 自分が大事にしているポイントは何か
など…
自分がどういう時に怒りを覚えるのかを知っておくと、怒りの感情が湧いたとき「今、自分は怒っている」ということに気づくことができます。
この「気付く」ということが大切です。
例えば、お店の店員さんの態度が悪くて「イラッ」とした経験一度はありませんか?
「この人ないわー」と済ませるのではなく、「イラッ」とした原因を探ります。
この例で考えると、原因はだいたい2つほどあります。
1、「その店員さんの自分に対する態度が雑であること」
2、「こうであるべきという無意識のうちに相手に求めてしまう期待」
特に2つ目はどんな場面でも起こると私は考えています。
無意識のうちに相手に気遣いや配慮を求めて、
勝手に相手に期待して
勝手に失望して
勝手にイラついている
相手への過度な期待が自分を苦しめているということです。
このように、自分自身のイライラポイントを知るということは、感情コントロールをするにあたりかかせないポイントとなります。
自分のイライラポイントに気づいたら対処方法を考える
イライラポイントがわかれば対処法をいくつか立てることができます。
先ほどの「自分が雑に扱われることが嫌」ということに対しての対処法を考えてみます。
私もよくスーパーへ買い物に行くと遭遇します。
特に忙しい時間帯は店員さんもいっぱいいっぱいで余裕がなくイライラしがちです。
なので、私でだったら3つの方法を行います。
- 混雑時にお店に行かない
- 嫌な態度をされた時は「相手の気持ちを考える」
- 期待しない(相手の配慮が当たり前であることを求めない)
1は物理的、2と3は感情面での対処方法です。
例えば2についてですが、
「①態度悪いな」→「②こんなに忙しければこの人も余裕がないんだろうな、それとも嫌なお客に遭遇しちゃったのかな」→「③自分も同じ状況になった時どうするだろう」→(④想像する)→「⑤いや、そもそもこんなこと小さなことに怒っても仕方ないよね?」と自問自答を繰り返していくという感じです。
私の場合はこのようにして、相手の立場を想像しているうちに感情が落ち着いていき、なんでこんなくだらないことで怒ってたんだろうと最終的にどうでもよくなっていきます。
怒りを鎮めるときに使われる方法に6秒ルールというものがありますが、みなさん知っていますか?
私の実践する方法はこれに近い形です。
上記のことを考えていえると6秒どころか10秒以上は経過するので自然と気持ちが落ち着いていきます。
3に関しては、自分の期待値を下げるということが効果的です。
極端な話、無事にお会計できればOK!みたいな。
日本の接客って外国に比べると遥かに丁寧です。
なので、当たり前に受けとってしまいがちですが、自分の考える相手への期待が自分を苦しめていることもあると思うので、考えを改ないといけないと思います。
自分の気持ち(感情)をコントロールする方法
上記で伝えたことと重複しますが、自分の気持ち(感情)をコントロールする方法は
- 自分を知る
- 知った上で対策を作る
- 好きなものを周りに置く
です。
1と2は上記でお話ししているので割愛し、ここでは3の「好きなものを周りに置く」についてお話ししていきます。
例えば、デスク周りに好きなキャラクターの置き物を置く。(可能であれば)
前職の先輩は「ディズニーキャラクター」のものをちょこちょこ置いていました。
これ見てると癒されるの〜とのことでした。
電話が来た時に伝える用のメモも手製でキャラクター入りのものを作成していたので、
徹底ぶりがすごいと思いました。
その方は、どんなに忙しくても感情を面に出すことはなかったので、いろんな意味で今でも尊敬する先輩の一人です。
ペンでもなんでも良いので好きなものを常に視界に入るようにしておくことです。
女性の場合はネイルも効果的だと思います。
私は「緑茶」が好きなので、会社で飲む飲料水は毎日「緑茶」です。
慌ただしくなりそうな日はオリジナルでブレンドさせたものを持っていって工夫しています。
最近はプラスでお気に入りの「ミルクティー」も持っていきます。
好きなものは多ければ多いほど「自分の機嫌をとる道具」となります。
好きなものを置いても機嫌なんてよくならない!と思うかもしれませんが、
ここで大切なのは「私はこれで今自分の機嫌をとっている」ということを意識することだと考えます。
これって実は瞑想と同じなんですよね。
自分の状態に気づき、元に戻す。
瞑想は呼吸を意識しますが、雑念が浮かんできます。
意識がそれたことに気づいてまた呼吸に戻すのが瞑想です。
瞑想を続けていくと自分の状態がわかるようになってきます。
私も「マインドフルネス(瞑想)」をするようになってから自分を客観的にみることができるようになったので、イライラした時などすぐにその感情を言葉にすることができるようになったと感じます。
瞑想は慣れると難しくありません。
最初3分からスタートして今では30分~1時間くらい、週に1度必ず行なっています。
頭の中の整理もできるので本当におすすめです。
実感的に効果がでてくるのは早くて3ヶ月〜半年くらいで長期戦になりますが、効果が現れた時は成長を感じます。
興味があれば是非試してみてください。
ちなみにおすすめの書籍はこちら▼
サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
色々な瞑想の本を読みましたが、個人的に1番参考になった書籍でした。
まとめ
感情を出すことは、ポジティブに表現すると「子供のように感情豊かな人」
ネガティブに表現すると「自分を制御できない人」となりますね。
子供のときは子供だからという理由で許されてきましたが、良い年した大人が自分の感情を表に出すことは恥ずかしいことだなと思うので、自分の気持ち(感情)のコントロールはできるようになっておきたいところです。
無駄な争いごとを生みますし、冒頭でも言いましたが良い結果に何一つ繋がりません。
世の中生きているといろんな人がいますし、いろんな出来事が起こります。
1つ1つに腹を立てていたらキリがないですし、自分自身も疲弊してしまいます。
自分を守るためでも感情コントロールは大事なのかなと思います。
私も今後も気をつけて日々を過ごしていきたいと思いました!