「Google広告をはじめたいけれど、設定がむずかしそう」と感じていませんか。
実際に管理画面をひらいてみると、専門用語がならび、どこから手をつければよいかわからなくなる方も多いでしょう。
しかし、Google広告は正しい手順をふめば、だれでもかんたんに出稿できます。
本記事では、はじめてGoogle広告に挑戦する方にむけて、アカウント開設から広告配信までのやり方を徹底解説します。
基礎知識からキャンペーン設定、広告文の作成、審査対応、運用のコツまで、この記事を読むだけで一通りの作業が完了できる内容となっています。
2025年最新の管理画面にもとづいて解説しているため、画面のちがいに戸惑うこともありません。
Web集客を強化したい事業者の方や、広告運用担当になったばかりの方は、ぜひ最後までお読みください。
**名古屋のWebコンサルティング会社「株式会社エッコ」**では、Google広告の設定や運用に関する無料相談も受けつけていますので、不安な方はお気軽にご相談ください。
目次
Google広告の基礎知識

Google広告をはじめるまえに、まずは基本的なしくみを理解しておきましょう。
広告の種類や特徴、ほかのWeb広告との違いを知っておくことで、自社に最適な広告戦略を立てやすくなります。
この章では、Google広告の全体像をつかむための基礎知識をわかりやすく解説していきます。
- Google広告とはなにか
- どのような種類があるのか
- ほかの広告とくらべてなにが優れているのか
これらのポイントをおさえることで、今後の設定作業もスムーズに進められるでしょう。
Google広告とは何か
Google広告とは、Googleが提供するオンライン広告プラットフォームのことです。
世界最大の検索エンジンであるGoogleの検索結果ページや、YouTube、Gmail、提携サイトなど、さまざまな場所に広告を掲載できます。
最大の特徴は、ユーザーの検索キーワードや興味関心にもとづいて広告を配信できる点にあります。
たとえば「名古屋 リフォーム」と検索したユーザーに対して、リフォーム会社の広告を表示させることが可能です。
Google広告の料金体系は、おもにクリック課金制(CPC)を採用しています。
広告が表示されただけでは費用は発生せず、ユーザーが広告をクリックしたときにはじめて料金が発生するしくみです。
| 項目 | 内容 |
| 提供元 | Google LLC |
| おもな掲載先 | Google検索、YouTube、Gmail、提携サイト・アプリ |
| 課金方式 | クリック課金制(CPC)、インプレッション課金制(CPM)など |
| 最低出稿金額 | 設定なし(1日数百円から開始可能) |
| ターゲティング | キーワード、地域、年齢、興味関心など多数 |
このように、Google広告は少額からはじめられ、効果測定もしやすいため、はじめてWeb広告に挑戦する方にも適しています。
Google広告の種類と特徴
Google広告には、目的やターゲットにあわせて選べる複数の広告タイプがあります。
おもなものとして、検索広告、ディスプレイ広告、動画広告の3種類がよく利用されています。
それぞれの特徴を理解したうえで、自社のビジネスにあった広告タイプを選択することが成功への第一歩です。
| 広告タイプ | 掲載場所 | 特徴 |
| 検索広告 | Google検索結果ページ | 購買意欲の高いユーザーにアプローチできる |
| ディスプレイ広告 | Webサイト、アプリ | 視覚的な訴求で認知拡大に効果的 |
| 動画広告 | YouTube | 商品の魅力を動画で伝えられる |
それぞれの広告タイプについて、くわしく見ていきましょう。
検索広告(リスティング広告)
検索広告は、Googleの検索結果ページに表示されるテキスト形式の広告です。
リスティング広告とも呼ばれ、Google広告のなかで最もポピュラーな広告タイプといえます。
ユーザーが入力した検索キーワードに連動して広告が表示されるため、すでに商品やサービスに興味をもっている層にアプローチできる点が大きな強みです。
たとえば「英会話スクール 名古屋」と検索したユーザーは、英会話スクールをさがしている可能性が高いでしょう。
このタイミングで広告を表示できれば、効率よく見込み顧客を獲得できます。
検索広告の構成要素は、おもに以下のとおりです。
- 広告見出し(最大3つ表示)
- 説明文(最大2つ表示)
- 表示URL
- 各種アセット(サイトリンク、電話番号など)
コンバージョン獲得を目的とする場合は、まず検索広告からはじめることをおすすめします。
購買意欲の高いユーザーに直接アプローチできるため、費用対効果が高くなりやすい傾向があります。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Googleと提携しているWebサイトやアプリに表示されるバナー形式の広告です。
Googleディスプレイネットワーク(GDN)とよばれる広告ネットワークを通じて、世界中の200万以上のサイトに広告を配信できます。
画像や動画をつかった視覚的な訴求ができるため、ブランド認知の向上や潜在層へのアプローチに適しています。
検索広告との大きなちがいは、ユーザーが能動的に情報をさがしていないタイミングでも広告を表示できる点です。
ニュースサイトを閲覧しているときや、アプリをつかっているときなど、日常のさまざまな場面で自社の存在をアピールできます。
- 認知拡大やブランディングに効果的
- リマーケティング(再訪促進)にも活用できる
- 画像クリエイティブの質が成果を左右する
- 検索広告とくらべてクリック単価が低い傾向
ディスプレイ広告は、一度サイトを訪れたユーザーに再度広告を表示するリマーケティングにも活用されています。
カート落ちしたユーザーへのアプローチなど、コンバージョン獲得にも貢献する広告タイプです。
動画広告
動画広告は、おもにYouTubeで配信される動画形式の広告です。
YouTubeの月間利用者数は、日本国内だけでも7,000万人以上といわれており、幅広い層にリーチできます。
テキストや画像では伝えきれない商品の魅力や、サービスの利用イメージを動画ならではの表現で訴求できる点が特徴です。
動画広告にはいくつかのフォーマットがあり、目的に応じて選択できます。
- スキップ可能なインストリーム広告(5秒後にスキップ可能)
- スキップ不可のインストリーム広告(15秒以下)
- バンパー広告(6秒以下の短尺広告)
- インフィード動画広告(検索結果や関連動画に表示)
認知拡大からコンバージョン獲得まで、幅広い目的に対応できるのが動画広告の魅力です。
ただし、クオリティの高い動画制作が必要となるため、制作コストも考慮したうえで検討しましょう。
他のWeb広告との違い
Web広告にはGoogle広告のほかにも、Yahoo!広告やSNS広告など、さまざまな選択肢があります。
それぞれに特徴があるため、自社の目的やターゲットにあわせて使い分けることが重要です。
Google広告がほかのWeb広告とくらべて優れている点を整理してみましょう。
| 比較項目 | Google広告 | Yahoo!広告 | SNS広告(Meta広告など) |
| リーチ数 | 国内検索シェア約75% | 国内検索シェア約15% | 利用者層による |
| ターゲティング精度 | 検索意図にもとづく高精度 | 検索意図にもとづく | 興味関心・属性ベース |
| 広告フォーマット | テキスト、画像、動画 | テキスト、画像、動画 | 画像、動画が中心 |
| 購買意欲 | 高い(能動的な検索) | 高い(能動的な検索) | 中〜低(受動的) |
Google広告の最大の強みは、圧倒的な検索シェアと購買意欲の高いユーザーへのアプローチです。
Googleは日本国内の検索エンジン市場で約75%のシェアを占めており、多くのユーザーにリーチできます。
さらに、検索という能動的な行動をとっているユーザーに広告を表示できるため、成約につながりやすいというメリットがあります。
一方で、SNS広告は潜在層へのアプローチや、ビジュアル重視のブランディングに適しています。
複数の広告媒体を組み合わせて運用することで、より効果的なマーケティングが実現できるでしょう。
Google広告のアカウント構造

Google広告を効果的に運用するためには、アカウント構造を正しく理解しておくことが欠かせません。
構造を理解せずに広告を作成すると、予算管理がむずかしくなったり、効果測定が正確にできなくなったりする可能性があります。
この章では、Google広告の階層構造と、適切な設計のポイントについて解説します。
- アカウント、キャンペーン、広告グループの関係性
- 効率的に運用するための階層設計のコツ
これらを理解しておくことで、あとから修正や調整がしやすい広告アカウントを構築できます。
アカウント・キャンペーン・広告グループの関係
Google広告は、アカウント、キャンペーン、広告グループという3つの階層で構成されています。
それぞれの階層には役割があり、設定できる項目も異なります。
この構造を理解することが、Google広告運用の第一歩といえるでしょう。
| 階層 | 役割 | 設定できるおもな項目 |
| アカウント | 広告運用の基盤 | ログイン情報、支払い方法、タイムゾーン |
| キャンペーン | 広告の大きな分類 | 予算、配信地域、配信スケジュール、入札戦略 |
| 広告グループ | 広告の小さな分類 | キーワード、広告文、入札単価 |
アカウントは、Google広告を利用するための土台となる部分です。
1つのアカウントのなかに、複数のキャンペーンを作成できます。
キャンペーンは、商品やサービスごと、あるいは目的ごとに分けて作成します。
たとえば「商品A販売促進キャンペーン」「問い合わせ獲得キャンペーン」のように分類するイメージです。
広告グループは、キャンペーンのなかにさらに細かく分類をつくる階層です。
同じターゲットやキーワードでまとめた広告を設定し、グループ単位でキーワードや広告文を管理します。
適切な階層設計のポイント
アカウント構造を適切に設計することで、予算管理や効果測定がしやすくなり、運用効率が大幅に向上します。
逆に、構造が複雑すぎたり、整理されていなかったりすると、あとから修正するのに手間がかかってしまいます。
はじめてGoogle広告を設定する方は、以下のポイントをおさえておきましょう。
- キャンペーンは目的や予算ごとに分ける
- 広告グループはキーワードのテーマごとに分ける
- 1つの広告グループには関連性の高いキーワードだけを入れる
- あとから追加・変更しやすい命名規則を決めておく
- 最初はシンプルな構造からはじめる
たとえば、ECサイトで「メンズ服」と「レディース服」を販売している場合を考えてみましょう。
それぞれ別のキャンペーンとして分けることで、予算配分や成果の比較がかんたんにできます。
さらに、メンズ服のキャンペーン内で「シャツ」「パンツ」「アウター」と広告グループを分ければ、カテゴリごとの効果測定も可能になります。
はじめは1〜2個のキャンペーンからスタートし、慣れてきたら徐々に拡大していく方法がおすすめです。
アカウント開設の手順

Google広告をはじめるには、まずアカウントを開設する必要があります。
アカウント開設自体は無料で、数分から10分程度で完了します。
この章では、事前に準備しておくべきものと、実際のアカウント作成の流れを順を追って解説します。
- 必要な情報をあらかじめ用意しておく
- 画面の案内にしたがって入力していく
この2点をおさえておけば、スムーズにアカウント開設ができるでしょう。
事前に準備するもの
アカウント開設をスムーズに進めるために、必要な情報を事前に準備しておくことをおすすめします。
途中で情報がそろっていないと、作業が中断してしまう可能性があります。
以下の項目を確認し、手元に用意してから作業をはじめましょう。
| 準備項目 | 詳細 |
| Googleアカウント | Gmail等のアカウント(無料で作成可能) |
| ビジネス情報 | 会社名または店舗名、住所、電話番号 |
| WebサイトURL | 広告の遷移先となるページのURL |
| クレジットカード | 広告費の支払いに使用 |
| メールアドレス | 通知受信用(Googleアカウントと同じでも可) |
クレジットカードは、American Express、VISA、Mastercard、JCBが利用可能です。
デビットカードや銀行振込にも対応していますが、クレジットカードでの自動支払いが最もかんたんでしょう。
また、広告の遷移先となるWebサイトやランディングページは、事前に公開しておく必要があります。
まだサイトがない場合は、先にWebサイトを準備してからGoogle広告の設定に進みましょう。
アカウント作成の流れ
準備ができたら、実際にGoogle広告のアカウントを作成していきます。
作業自体は画面の案内にしたがって進めるだけなので、それほどむずかしくありません。
ここでは、おおまかな流れを確認しておきましょう。
- Google広告の公式サイトにアクセスする
- Googleアカウントでログインする
- ビジネス情報を入力する
- 支払い情報を設定する
- アカウント開設完了
それぞれのステップについて、くわしく解説していきます。
Googleアカウントでログイン
まず、Google広告の公式サイト(ads.google.com)にアクセスします。
画面に表示される「今すぐ開始」ボタンをクリックしましょう。
すでにGoogleアカウント(Gmailなど)をお持ちの場合は、そのアカウントでログインできます。
まだアカウントをお持ちでない場合は、無料でかんたんに作成できますので、先にGoogleアカウントを取得してください。
ログイン後、キャンペーン作成の画面が表示されることがありますが、ここでは「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選択します。
- Google広告公式サイトにアクセス
- 「今すぐ開始」をクリック
- Googleアカウントでログイン
- 「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選択
まずはアカウント開設を完了させてから、あらためてキャンペーンを作成するほうがスムーズです。
ガイドにしたがって進めると、すぐに広告配信をうながされますが、設定を理解してから進めたほうが失敗を防げます。
ビジネス情報の入力
つぎに、ビジネス情報を入力していきます。
会社名(または店舗名)、住所、電話番号などを正確に入力しましょう。
ここで入力した情報は、広告の審査や請求書の発行に使用されます。
入力する情報は以下のとおりです。
- 会社名・店舗名・サービス名
- 事業所の住所
- 電話番号
- 広告の遷移先となるWebサイトURL
WebサイトURLには、宣伝したい商品やサービスに最も関連性の高いページを入力することをおすすめします。
トップページではなく、具体的な商品ページやランディングページを指定するほうが効果的な場合もあります。
個人事業主の方は、事業で使用している屋号や自宅住所を入力しても問題ありません。
支払い情報の設定
最後に、広告費の支払いに使用するクレジットカード情報を登録します。
管理画面の「設定と請求」から「お支払い方法」に進み、必要な情報を入力しましょう。
支払い方法には、おもに2種類あります。
| 支払い方法 | 内容 |
| 自動支払い | 広告費が一定額に達したとき、または毎月1日に自動で請求される |
| 手動支払い | あらかじめ広告費を入金しておき、残高から差し引かれる |
はじめてGoogle広告を利用する方には、自動支払いがおすすめです。
手動で入金する手間がなく、広告配信が途切れる心配もありません。
クレジットカード情報を入力し、利用規約に同意したら「送信」をクリックします。
これでGoogle広告のアカウント開設は完了です。
キャンペーンの設定方法

アカウント開設が完了したら、いよいよキャンペーンを作成していきます。
キャンペーンは、広告配信の基盤となる重要な設定です。
目標や予算、配信地域など、広告の大枠を決める設定がキャンペーンに集約されています。
この章では、キャンペーン設定の各ステップをくわしく解説します。
- キャンペーン目標を選ぶ
- キャンペーンタイプを決める
- 予算と入札戦略を設定する
- 配信地域とターゲティングを設定する
順番に進めていきましょう。
キャンペーン目標の選択
キャンペーンを作成する際、まず最初に達成したい目標を選択します。
目標を明確にすることで、Google広告が最適な設定を提案してくれます。
管理画面の「キャンペーン」から「新しいキャンペーンを作成」をクリックすると、目標の選択画面が表示されます。
| 目標の種類 | 適したケース |
| 販売促進 | ECサイトで商品を販売したい場合 |
| 見込み顧客の獲得 | 問い合わせや資料請求を増やしたい場合 |
| Webサイトのトラフィック | サイトへの訪問者数を増やしたい場合 |
| ブランド認知度とリーチ | 多くの人に商品やサービスを知ってもらいたい場合 |
| アプリのプロモーション | アプリのインストールを促進したい場合 |
はじめてGoogle広告を運用する場合は、「見込み顧客の獲得」がおすすめです。
問い合わせや資料請求など、具体的な成果を追いかけやすいためです。
目標を選択しないで進めることもできますが、目標を設定したほうがGoogle広告の最適化機能を活用しやすくなります。
キャンペーンタイプの選定
目標を選択したら、つぎにキャンペーンタイプを選びます。
キャンペーンタイプによって、広告が掲載される場所やフォーマットが変わります。
自社のビジネスや目的にあったタイプを選択しましょう。
- 検索:Google検索結果に表示(テキスト広告)
- ディスプレイ:Webサイトやアプリに表示(バナー広告)
- 動画:YouTubeに表示(動画広告)
- ショッピング:検索結果に商品情報を表示(EC向け)
- P-MAX:すべての配信面をAIが自動で最適化
コンバージョン獲得を重視するなら、まずは「検索」キャンペーンからはじめることをおすすめします。
検索意図が明確なユーザーにアプローチできるため、成果につながりやすい傾向があります。
慣れてきたら、ディスプレイ広告や動画広告にもチャレンジしてみましょう。
予算と入札戦略の設定
キャンペーンタイプを選択したら、1日あたりの予算と入札戦略を設定します。
予算設定は、広告費のコントロールにおいて非常に重要なポイントです。
はじめは少額からスタートし、効果を見ながら徐々に増やしていく方法がおすすめです。
| 設定項目 | 内容 |
| 1日の予算 | 1日あたりに使用する広告費の目安(例:1,000円/日) |
| 月間予算の目安 | 1日の予算 × 30.4日(1日1,000円なら約30,400円/月) |
| 入札戦略 | 自動入札または手動入札を選択 |
入札戦略には、おもに以下の選択肢があります。
- コンバージョン数の最大化:コンバージョンを最も多く獲得できるよう自動調整
- クリック数の最大化:クリック数を最も多く獲得できるよう自動調整
- 個別クリック単価制:1クリックあたりの上限単価を手動で設定
はじめてGoogle広告を運用する方には、自動入札がおすすめです。
Googleの機械学習が最適な入札単価を自動で調整してくれるため、運用の手間を軽減できます。
ただし、広告費の使われ方を細かくコントロールしたい場合は、手動入札も選択肢になります。
地域とターゲティングの設定
予算設定がおわったら、広告を配信する地域やターゲットを設定します。
地域設定をおこなうことで、特定のエリアに住んでいるユーザーや、そのエリアにいるユーザーにだけ広告を表示できます。
たとえば、名古屋で店舗ビジネスをしている場合は、愛知県や名古屋市に配信地域を限定するのが効果的です。
地域設定で選択できるおもなオプションは以下のとおりです。
- 日本全国
- 都道府県単位(愛知県、東京都など)
- 市区町村単位(名古屋市、渋谷区など)
- 特定の地点から半径◯km以内
言語設定は、日本国内向けの広告であれば「日本語」を選択しておけば問題ありません。
また、オーディエンスセグメントを設定することで、興味関心や購買意向にもとづいたターゲティングも可能です。
はじめは地域と言語の設定だけでも十分ですが、慣れてきたらオーディエンス設定も活用してみましょう。
広告グループとキーワードの設定

キャンペーンを作成したら、つぎは広告グループとキーワードを設定します。
広告グループは、キャンペーンの下の階層にあたり、キーワードや広告文をまとめて管理する単位です。
適切なキーワード選定は、Google広告の成果を大きく左右する重要なポイントです。
- 広告グループのつくり方
- 効果的なキーワードの選び方
- マッチタイプと除外キーワードの使い方
これらを理解して、効率的な広告配信をめざしましょう。
広告グループの作成方法
広告グループは、関連性の高いキーワードと広告文をまとめるための箱のようなものです。
1つのキャンペーンのなかに、複数の広告グループを作成できます。
広告グループを適切に分けることで、キーワードと広告文の関連性が高まり、品質スコアの向上にもつながります。
| ポイント | 内容 |
| グループ名 | わかりやすい名前をつける(例:「商品A_検索」) |
| キーワードの関連性 | 同じテーマのキーワードをまとめる |
| 広告文との一致 | グループ内のキーワードに合った広告文を作成する |
たとえば、リフォーム会社の場合を考えてみましょう。
「キッチンリフォーム」と「浴室リフォーム」では、ユーザーの検索意図がことなります。
それぞれ別の広告グループに分けて、専用の広告文を用意するほうが効果的です。
はじめてGoogle広告を設定する場合は、まず1つの広告グループからスタートし、運用に慣れてきたら追加していきましょう。
キーワードの選定と設定
キーワードとは、ユーザーがGoogleで検索するときに入力する言葉のことです。
広告グループに登録したキーワードと関連する検索がおこなわれたとき、広告が表示される仕組みになっています。
適切なキーワードを選ぶことが、見込み顧客にリーチするためのカギとなります。
キーワード選定のポイントは以下のとおりです。
- 自社の商品やサービスに関連する言葉を選ぶ
- ユーザーが実際に検索しそうな言葉を考える
- 購買意欲の高いキーワードを優先する
- 競合が多すぎるキーワードは避ける(最初は)
- Googleキーワードプランナーを活用する
「Googleキーワードプランナー」を使えば、検索ボリュームや競合度を無料で調べられます。
はじめは1〜10個程度のキーワードからスタートし、効果を見ながら追加・調整していく方法がおすすめです。
マッチタイプの理解
キーワードを登録するときに設定するのが、マッチタイプです。
マッチタイプとは、登録したキーワードとユーザーの検索語句がどの程度一致したときに広告を表示するかを決める設定です。
マッチタイプによって、広告が表示される範囲が大きくかわります。
| マッチタイプ | 記号 | 表示される検索例(キーワード:英会話教室) |
| インテントマッチ(部分一致) | なし | 英語レッスン、英会話スクール など幅広く |
| フレーズ一致 | “” | 英会話教室 おすすめ、名古屋 英会話教室 など |
| 完全一致 | [] | 英会話教室 のみ |
はじめてGoogle広告を運用する方には、フレーズ一致がおすすめです。
インテントマッチ(旧:部分一致)は幅広い検索に表示されますが、関連性の低い検索にも広告が出てしまう可能性があります。
フレーズ一致であれば、キーワードの意図をふくむ検索に対して広告を表示でき、適度な範囲でリーチを確保できます。
キーワードを入力するときは、フレーズ一致の場合「”英会話教室”」のように二重引用符で囲みます。
除外キーワードの活用
除外キーワードとは、特定の検索語句で広告を表示させないようにする設定です。
関連性の低い検索に広告が表示されると、クリックされても成約につながらず、広告費がムダになってしまいます。
除外キーワードを適切に設定することで、費用対効果を高められます。
たとえば、高級志向の商品を販売している場合を考えてみましょう。
- 「安い」
- 「格安」
- 「無料」
- 「中古」
これらのキーワードで検索するユーザーは、低価格帯の商品をさがしている可能性が高いです。
除外キーワードに設定しておくことで、購買につながりにくい検索への広告表示を防げます。
運用をはじめてから、検索語句レポートを確認して除外キーワードを追加していく方法も効果的です。
広告文の作成方法

キーワードの設定がおわったら、つぎは実際に表示される広告文を作成します。
広告文は、ユーザーが広告をクリックするかどうかを左右する重要な要素です。
魅力的な広告文を作成することで、クリック率が向上し、より多くの見込み顧客を獲得できます。
この章では、レスポンシブ検索広告の作成方法と、効果的な広告文の書き方を解説します。
レスポンシブ検索広告の作成
現在のGoogle検索広告では、レスポンシブ検索広告がおもな広告フォーマットとなっています。
レスポンシブ検索広告とは、複数の見出しと説明文を登録しておき、Googleが自動で最適な組み合わせを選んで表示する広告形式です。
ユーザーの検索語句にあわせて最適な広告が表示されるため、効率的にパフォーマンスを向上できます。
| 項目 | 登録可能数 | 表示される数 |
| 広告見出し | 最大15個 | 最大3個 |
| 説明文 | 最大4個 | 最大2個 |
最低限必要なのは、見出し3個以上、説明文2個以上です。
ただし、登録する見出しや説明文が多いほど、Googleがテストできるパターンが増え、最適化が進みやすくなります。
できるだけ多くのバリエーションを登録しておくことをおすすめします。
効果的な見出しと説明文の書き方
広告文を作成するうえで、ユーザーの心に響く内容を盛り込むことが重要です。
限られた文字数のなかで、商品やサービスの魅力を的確に伝える必要があります。
見出しは全角15文字(半角30文字)以内、説明文は全角45文字(半角90文字)以内という制限があります。
効果的な広告文を作成するためのポイントは以下のとおりです。
- キーワードを見出しに含める(関連性を高める)
- 具体的な数字を使う(例:実績1,000件以上、創業30年)
- 行動を促すフレーズを入れる(例:今すぐ無料相談、詳細はこちら)
- ユーザーのメリットを明示する(例:最短即日対応、送料無料)
- 競合との差別化ポイントを強調する
たとえば、「リスティング広告 代行」というキーワードに対しては、以下のような見出しが考えられます。
「リスティング広告の運用代行」「成果報酬型で安心」「月額3万円から対応可能」
ユーザーの悩みに寄り添い、解決策を提示する広告文が効果的です。
アセットの追加方法
広告アセットとは、広告に追加情報を表示できる機能のことです。
以前は「広告表示オプション」と呼ばれていた機能で、広告の視認性や情報量を高められます。
アセットを設定することで、広告のクリック率向上や、ユーザーの利便性向上が期待できます。
| アセット名 | 内容 |
| サイトリンク | 広告の下に追加のリンクを表示 |
| コールアウト | 商品やサービスの特徴を短いテキストで表示 |
| 構造化スニペット | カテゴリごとに商品やサービスを列挙 |
| 電話番号 | タップで電話発信できるボタンを表示 |
| 画像 | 広告に画像を追加して視認性を向上 |
とくにサイトリンク、コールアウト、構造化スニペットの3つは必ず設定しておきましょう。
これらを設定するだけで、広告の表示面積が広がり、競合との差別化につながります。
アセットは管理画面の「アセット」メニューから追加できます。
キャンペーン単位、広告グループ単位、アカウント単位で設定が可能なので、運用しやすい単位で設定してください。
広告審査と配信開始

広告の設定がおわると、すぐに配信が開始されるわけではありません。
Googleによる広告審査を通過して、はじめて広告が掲載されます。
審査は通常1営業日以内に完了しますが、内容によっては時間がかかることもあります。
この章では、広告審査の流れと、審査に落ちた場合の対処法を解説します。
広告審査の流れと基準
Google広告では、すべての広告がポリシーに準拠しているかどうかの審査を受けます。
審査は自動システムと人間の審査員によっておこなわれ、ポリシー違反がないかチェックされます。
審査にかかる時間は、ほとんどの広告で1営業日以内ですが、複雑な内容や新規アカウントの場合は数日かかることもあります。
| ステータス | 意味 |
| 審査中 | 審査がおこなわれている状態 |
| 承認済み | 審査に通過し、広告が配信される |
| 承認済み(制限付き) | 一部の地域や対象者に配信が制限される |
| 不承認 | ポリシー違反により広告が配信されない |
おもな審査基準は以下のとおりです。
- 禁止コンテンツ(偽造品、危険な商品、違法サービスなど)
- 禁止されている手法(虚偽表示、不正なリダイレクトなど)
- 制限付きコンテンツ(アルコール、ギャンブル、ヘルスケアなど)
- 編集基準(句読点の誤用、記号の乱用など)
- ランディングページの品質(動作不良、コンテンツ不足など)
広告審査に通過しやすくするためには、正直で透明性のある広告内容を心がけることが大切です。
審査落ちした場合の対処法
万が一、広告が「不承認」になった場合でも、適切に修正すれば再審査を受けられます。
あせらずに、不承認の理由を確認してから対処しましょう。
不承認の理由は、管理画面の「広告」セクションで確認できます。
審査落ちした場合の対処手順は以下のとおりです。
- 不承認の理由を確認する
- 該当するポリシーを読んで内容を理解する
- 広告文やランディングページを修正する
- 修正後、再審査をリクエストする
- それでも解決しない場合はGoogleに問い合わせる
よくある審査落ちの原因としては、以下のようなものがあります。
広告文に過度な記号を使用している、ランディングページが正しく表示されない、医療や金融などの制限分野で必要な表記がない、などです。
修正しても再度不承認になる場合は、Googleのサポート窓口(0120-590-092)に問い合わせることも検討してください。
「株式会社エッコ」では、広告審査への対応サポートもおこなっていますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
初心者が押さえるべき運用のポイント

広告配信がスタートしたら、定期的な運用と改善がとても重要になります。
Google広告は設定して終わりではなく、データを見ながら継続的に調整していくことで成果が向上します。
この章では、はじめてGoogle広告を運用する方がおさえておくべきポイントを解説します。
- 予算の管理方法
- パフォーマンスの確認方法
- 改善のためのPDCAサイクル
これらを実践することで、費用対効果の高い広告運用が実現できます。
予算管理の方法
Google広告を運用するうえで、予算管理は非常に重要なポイントです。
予算を適切に管理しないと、想定以上の広告費がかかったり、逆に配信が少なすぎて機会損失につながったりします。
効果的な予算管理のためのポイントを確認しておきましょう。
| 管理項目 | 確認頻度 | ポイント |
| 1日の予算消化状況 | 毎日 | 予算上限に達していないか確認 |
| 月間の累計費用 | 週1回以上 | 月間予算を超えそうな場合は調整 |
| キャンペーン別の費用 | 週1回以上 | 効果の高いキャンペーンに予算を寄せる |
予算が少なすぎると、広告の表示機会が制限され、十分なデータが集まりません。
目安として、1日あたり1,000〜3,000円程度からはじめて、効果を見ながら調整していく方法がおすすめです。
また、入札単価が低すぎると広告が表示されにくくなるため、競合状況も考慮した設定が必要です。
管理画面の「推奨事項」も参考にしながら、予算と入札単価のバランスを調整していきましょう。
パフォーマンス確認の基本
広告の効果を把握するために、定期的にパフォーマンスを確認する習慣をつけましょう。
管理画面では、さまざまな指標を確認できますが、はじめはおもな指標に絞って見ていくのがおすすめです。
最低限チェックしておきたい指標は以下のとおりです。
- 表示回数(インプレッション):広告が表示された回数
- クリック数:広告がクリックされた回数
- クリック率(CTR):表示回数に対するクリックの割合
- 平均クリック単価(CPC):1クリックあたりの平均費用
- コンバージョン数:目標達成(問い合わせ、購入など)の回数
- コンバージョン単価(CPA):1件のコンバージョンにかかった費用
クリック率とコンバージョン単価は、広告の効果を判断するうえでとくに重要な指標です。
クリック率が低い場合は広告文やキーワードの見直しが必要かもしれません。
コンバージョン単価が高い場合は、ターゲティングや入札戦略の調整を検討しましょう。
改善のためのPDCAサイクル
Google広告で継続的に成果を上げるためには、PDCAサイクルを回すことが不可欠です。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の頭文字をとったフレームワークです。
広告運用においても、このサイクルをくり返すことで、徐々にパフォーマンスが向上していきます。
| フェーズ | 広告運用での具体例 |
| Plan(計画) | 目標設定、キーワード選定、広告文作成 |
| Do(実行) | 広告配信、データ収集 |
| Check(評価) | パフォーマンス分析、課題の発見 |
| Act(改善) | 広告文の修正、キーワードの追加・除外、入札調整 |
改善のポイントは、仮説を立てて検証することです。
たとえば「クリック率が低いのは見出しに魅力がないからでは?」という仮説を立て、新しい見出しでテストしてみます。
結果を見て効果があれば採用し、なければ別の仮説を検証するというサイクルをくり返します。
自社だけで運用に不安がある場合は、専門家のサポートを受けることも選択肢のひとつです。
名古屋のWebコンサルティング会社「株式会社エッコ」では、Google広告の運用代行や改善支援をおこなっていますので、お気軽にご相談ください。
まとめ

ここまで、Google広告のやり方について、基礎知識からアカウント開設、キャンペーン設定、広告作成、運用のポイントまでを解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントをふり返っておきましょう。
- Google広告は少額からはじめられ、効果測定もしやすい広告プラットフォームである
- アカウント→キャンペーン→広告グループの3層構造を理解することが重要
- 検索広告は購買意欲の高いユーザーにアプローチでき、成果につながりやすい
- キーワード選定とマッチタイプの設定が広告効果を大きく左右する
- 魅力的な広告文とアセットの設定でクリック率を向上させる
- 広告配信後もPDCAサイクルをまわして継続的に改善する
Google広告は、正しく設定・運用すればWeb集客において非常に強力なツールとなります。
一方で、はじめての方にとっては設定項目が多く、むずかしく感じる部分もあるかもしれません。
この記事を参考に、まずは1つのキャンペーンからはじめてみてください。
運用していくなかで疑問点や課題がでてきたら、専門家に相談することで効率的に解決できます。
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