「Google広告を始めたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
このような悩みを抱えているマーケティング担当者や経営者の方は、決して少なくありません。
Google広告には検索広告やディスプレイ広告、動画広告など複数の広告タイプが用意されています。
それぞれの広告には異なる特徴があり、配信される場所も課金の仕組みも違います。
適切な広告タイプを選ばなければ、予算を無駄にしてしまう可能性があるでしょう。
逆に言えば、自社の目的に合った広告を選択できれば、限られた予算でも大きな成果を得られるのです。
本記事では、Google広告の全種類を網羅的に解説します。
各広告タイプの特徴や配信面、向いている業種まで詳しくお伝えしていきます。
さらに、目的別の選び方についてもフローチャート形式でわかりやすくまとめました。
この記事を読み終えるころには、あなたのビジネスに最適なGoogle広告の種類がきっと見つかるはずです。
Web広告の運用でお困りの方は、名古屋のWebコンサル会社である株式会社エッコにお気軽にご相談ください。
目次
Google広告の全種類一覧

Google広告は、Googleが提供する世界最大級のオンライン広告プラットフォームです。
検索エンジンやYouTube、Gmailなど、Googleが運営するさまざまなサービスに広告を掲載できます。
日本におけるGoogleの検索エンジンシェアは**約80%に達しており、世界全体では約90%**を占めています。
このため、Google広告を活用すれば非常に多くのユーザーにアプローチできるのです。
ただし、Google広告には複数の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
まずは全体像を把握することで、自社に適した広告タイプを見極めやすくなるでしょう。
- Google広告は2000年にサービスを開始して以来、継続的に進化を続けている
- クリック課金型の仕組みを確立し、広告業界に大きな変革をもたらした
- 現在は機械学習やAIを活用した自動最適化機能も充実している
- 中小企業から大企業まで、予算規模に関係なく利用できる柔軟性がある
- 広告の効果測定が詳細にできるため、PDCAサイクルを回しやすい
主要な6つの広告タイプ
Google広告には数多くの種類がありますが、主要な広告タイプは6つに分類できます。
それぞれの広告タイプには明確な役割があり、ビジネスの目的に応じて使い分けることが重要です。
1つ目は**検索広告(リスティング広告)**です。
ユーザーがGoogleで検索したキーワードに連動して、検索結果画面に表示されるテキスト形式の広告になります。
購買意欲の高いユーザーにアプローチできるため、コンバージョン獲得に最も適しています。
2つ目はディスプレイ広告です。
Googleと提携している200万以上のWebサイトやアプリに、画像や動画形式で配信されます。
認知拡大やブランディングを目的とする場合に効果を発揮するでしょう。
3つ目は**動画広告(YouTube広告)**です。
YouTubeの動画再生前後や途中に表示される広告で、映像と音声による訴求が可能です。
4つ目はショッピング広告です。
商品画像や価格、店舗名などを検索結果に直接表示できるため、ECサイト運営者には欠かせない広告タイプといえます。
5つ目はアプリ広告です。
モバイルアプリのインストールや利用促進に特化した広告で、複数の配信面に自動で最適化されます。
6つ目はファインド広告です。
YouTubeのホームフィードやGmail、Googleアプリのディスカバーなど、Googleサービス内に配信されます。
| 広告タイプ | 主な目的 | 配信形式 |
| 検索広告 | コンバージョン獲得 | テキスト |
| ディスプレイ広告 | 認知拡大・リマーケティング | 画像・動画 |
| 動画広告 | ブランド認知・興味喚起 | 動画 |
| ショッピング広告 | 商品販売促進 | 商品リスト |
| アプリ広告 | アプリインストール促進 | テキスト・画像・動画 |
| ファインド広告 | 新規顧客開拓 | 画像・動画 |
各広告タイプの配信面
Google広告の大きな強みは、多彩な配信面を持っていることです。
広告タイプによって表示される場所が異なるため、ターゲットとするユーザーの行動パターンに合わせた配信ができます。
検索広告は、Googleの検索結果画面に表示されます。
検索結果の上部と下部に「広告」や「スポンサー」というラベル付きで掲載されるのが特徴です。
ディスプレイ広告の配信先は非常に幅広く、**Googleディスプレイネットワーク(GDN)**と呼ばれる広告ネットワークを通じて配信されます。
GDNには3,500万以上のWebサイトやアプリが含まれており、世界中のインターネットユーザーの90%にリーチできるとされています。
動画広告は主にYouTube上で配信されます。
動画の再生前に流れるプレロール広告や、再生中に挿入されるミッドロール広告などがあります。
YouTubeの検索結果やおすすめ動画の一覧にも表示されることがあるでしょう。
ショッピング広告は、Google検索の「ショッピング」タブや検索結果画面の上部に表示されます。
商品画像と価格が並ぶ形式のため、ユーザーの目を引きやすい配置になっています。
アプリ広告は、Google検索やGoogle Play、YouTube、Gmailなど複数の場所に配信されます。
1つのキャンペーンで複数の配信面をカバーできるのが大きなメリットです。
- 検索広告:Google検索結果画面(上部・下部)
- ディスプレイ広告:GDN提携サイト、YouTube、Gmail、アプリ内
- 動画広告:YouTube動画内、Google動画パートナーサイト
- ショッピング広告:Google検索結果、ショッピングタブ、画像検索
- アプリ広告:Google検索、Google Play、YouTube、Discover、Gmail
- ファインド広告:YouTubeホーム、Gmail、Googleディスカバー
広告種類の選択フローチャート
Google広告の種類を選ぶ際は、まず自社の目的を明確にすることが大切です。
何を達成したいのかによって、最適な広告タイプは大きく変わってきます。
最初に考えるべきは「認知を広げたいのか、それとも直接的な成果を求めるのか」という点です。
認知拡大が目的であれば、ディスプレイ広告や動画広告が候補になります。
これらの広告は多くのユーザーの目に触れる機会が多く、ブランドの存在を知ってもらうのに適しています。
一方、コンバージョン獲得が目的であれば、検索広告やショッピング広告を検討すべきでしょう。
すでに商品やサービスを探しているユーザーにアプローチできるため、成約につながりやすいのです。
次に考慮すべきは「どのような商材を扱っているか」という観点です。
有形商品を販売している場合は、ショッピング広告の活用をおすすめします。
アプリを提供している場合は、アプリ広告一択といっても過言ではありません。
また、広告運用に割けるリソースも判断材料になります。
運用の手間を最小限に抑えたい場合は、P-MAXのような自動化キャンペーンが向いています。
細かくコントロールしたい場合は、検索広告やディスプレイ広告を手動で運用するとよいでしょう。
| 目的・状況 | おすすめの広告タイプ |
| 今すぐ問い合わせや購入を増やしたい | 検索広告 |
| ECサイトの売上を伸ばしたい | ショッピング広告 |
| ブランドの認知度を高めたい | ディスプレイ広告・動画広告 |
| アプリのダウンロード数を増やしたい | アプリ広告 |
| 新規顧客を幅広く開拓したい | ファインド広告・デマンドジェネレーション |
| 運用の手間を減らしつつ成果を最大化したい | P-MAX |
| 実店舗への来店を促したい | ローカル広告 |
検索広告(リスティング広告)

検索広告は、Google広告の中で最も基本的かつ重要な広告タイプです。
リスティング広告とも呼ばれ、多くの企業がWeb広告を始める際に最初に取り組む広告でもあります。
ユーザーが能動的に情報を探しているタイミングで広告を表示できるため、高い費用対効果が期待できます。
この章では、検索広告の仕組みから設定のポイントまで詳しく解説していきます。
- 検索広告はGoogle広告の売上の大部分を占める主力商品である
- 2000年のサービス開始以来、継続的に機能が強化されている
- テキストベースのためクリエイティブ制作のハードルが低い
- キーワード単位で細かい入札調整が可能である
- 広告の効果測定がしやすく、改善サイクルを回しやすい
検索広告の特徴と仕組み
検索広告の最大の特徴は、ユーザーの検索意図に合わせて広告を表示できる点にあります。
たとえば「名古屋 Web制作会社」と検索したユーザーには、Web制作サービスの広告を表示できるのです。
このようなユーザーは、すでにサービスを探している段階にあります。
そのため、広告をクリックした後にコンバージョンに至る確率が高くなるでしょう。
検索広告の仕組みは、オークション形式で成り立っています。
広告主は「このキーワードで検索されたときに広告を表示したい」という入札を行います。
同じキーワードに複数の広告主が入札している場合、オークションによって表示順位が決まります。
ただし、単純に入札金額が高いだけでは上位表示されません。
Googleは「広告ランク」という指標で掲載順位を決定しています。
広告ランクは、入札金額と品質スコアを掛け合わせて算出されます。
品質スコアは、広告の関連性やクリック率、ランディングページの品質などから評価される指標です。
つまり、ユーザーにとって価値のある広告を作成すれば、低い入札金額でも上位に表示される可能性があるのです。
| 要素 | 内容 |
| 課金形態 | クリック課金(CPC) |
| 広告フォーマット | テキスト形式(見出し・説明文・URL) |
| 掲載順位の決定要因 | 入札金額 × 品質スコア |
| 品質スコアの構成要素 | 推定クリック率・広告の関連性・LP品質 |
| 最低出稿金額 | なし(1円から設定可能) |
表示される場所と形式
検索広告は、Googleの検索結果画面に表示されます。
具体的には、検索結果の上部に最大4件、下部に最大3件の広告枠が用意されています。
広告には「スポンサー」または「広告」というラベルが付くため、自然検索の結果と区別できます。
検索広告のフォーマットは、基本的にテキストで構成されています。
広告見出しは最大15個まで設定でき、それぞれ30文字以内で作成します。
説明文は最大4個設定可能で、90文字以内という制限があります。
Googleの機械学習によって、最も効果的な組み合わせが自動的に選択されて表示されます。
これを「レスポンシブ検索広告」と呼び、現在の検索広告の標準形式となっています。
また、広告表示オプション(アセット)を活用すれば、より多くの情報を掲載できます。
サイトリンクを追加すれば、特定のページへのリンクを複数表示できるようになります。
電話番号表示オプションを設定すれば、モバイルユーザーがワンタップで電話をかけられます。
住所表示オプションでは、店舗の所在地をGoogleマップと連携して表示することも可能です。
これらのオプションを活用することで、広告の占有面積が広がり、クリック率の向上が期待できます。
- 広告見出し:最大15個(各30文字以内)
- 説明文:最大4個(各90文字以内)
- 表示URL:ドメインの後に任意のパスを2つまで追加可能
- サイトリンク:特定ページへの追加リンクを最大8個表示
- 電話番号:クリックで直接発信可能
- 住所:Googleビジネスプロフィールと連携して表示
- コールアウト:商品やサービスの特徴を短文で補足
- 構造化スニペット:カテゴリごとの情報をリスト形式で表示
向いている業種・目的
検索広告は、ユーザーが積極的に情報を探している業種と相性が良いです。
代表的なのは、士業(弁護士・税理士・司法書士など)やBtoBサービス、不動産業界などでしょう。
これらの業種では、ユーザーが具体的な課題を持って検索することが多いためです。
緊急性の高いサービスも検索広告に向いています。
たとえば、水道修理や鍵交換、ロードサービスなどは「今すぐ解決したい」というニーズがあります。
このようなキーワードで検索するユーザーは、コンバージョン率が非常に高い傾向にあります。
また、比較検討期間が長い商材にも効果的です。
保険や住宅ローン、転職サービスなどは、ユーザーが複数回検索しながら情報収集を行います。
検索広告を継続的に出稿することで、検討段階のユーザーとの接点を増やせるのです。
一方、衝動買いされやすい低価格商品や、そもそも検索されにくい新しい概念の商品には向きません。
このような商材の場合は、ディスプレイ広告や動画広告で認知を獲得する方が効果的でしょう。
| 相性が良い業種・目的 | 具体例 |
| 緊急性の高いサービス | 水道修理、鍵交換、ロードサービス、害虫駆除 |
| 士業・専門サービス | 弁護士、税理士、行政書士、コンサルティング |
| BtoB商材 | SaaS、業務システム、法人向けサービス |
| 高額商材の比較検討 | 不動産、保険、リフォーム、ウェディング |
| 地域密着型ビジネス | クリニック、美容室、飲食店、学習塾 |
設定のポイントと注意点
検索広告で成果を出すためには、キーワード選定が最も重要です。
自社のサービスに関連するキーワードを洗い出し、検索ボリュームと競合状況を確認しましょう。
キーワードプランナーというGoogleの無料ツールを使えば、これらの情報を調べることができます。
キーワードのマッチタイプの設定も重要なポイントです。
完全一致は指定したキーワードとほぼ同じ検索語句にのみ広告を表示します。
フレーズ一致は、指定したキーワードの意味を含む検索語句に広告を表示します。
部分一致は最も幅広く、関連性があるとGoogleが判断した検索語句に広告を表示します。
最初は部分一致で幅広く配信し、検索語句レポートを確認しながら調整していくのがおすすめです。
成果につながらないキーワードは、除外キーワードとして設定することで無駄なクリックを防げます。
広告文の作成では、キーワードとの関連性を高めることが大切です。
検索キーワードが広告見出しに含まれていると、ユーザーの目に留まりやすくなります。
また、具体的な数字や特典を盛り込むことで、クリック率を向上させることができるでしょう。
入札戦略については、最初は「クリック数の最大化」で始めて、データが蓄積されたら「コンバージョン数の最大化」に切り替えるのが一般的です。
- キーワード選定では、検索意図を考慮して「情報収集」と「購買検討」を区別する
- マッチタイプは目的に応じて使い分け、定期的に検索語句レポートを確認する
- 除外キーワードを設定して、無関係な検索への広告表示を防ぐ
- 広告見出しには主要キーワードを含め、説明文で差別化ポイントを訴求する
- 広告表示オプションは可能な限り多く設定して、広告の占有面積を広げる
- 入札戦略はデータ量に応じて段階的に自動入札へ移行する
- コンバージョントラッキングを正しく設定し、効果測定の基盤を整える
ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、視覚的な訴求が可能な広告タイプです。
画像や動画を使ってユーザーの目を引くことができるため、認知拡大に大きな効果を発揮します。
Googleディスプレイネットワーク(GDN)を通じて配信され、非常に広いリーチを実現できます。
検索広告が「今すぐ客」にアプローチするのに対し、ディスプレイ広告は「潜在顧客」への認知獲得に強みがあります。
この章では、ディスプレイ広告の基本から効果的な活用方法までを詳しく解説します。
| 項目 | 内容 |
| 配信先 | GDN(3,500万以上のサイト・アプリ) |
| リーチ可能なユーザー | 世界のネットユーザーの約90% |
| 主な課金形態 | クリック課金(CPC)、インプレッション課金(CPM) |
| 広告フォーマット | 静止画、GIFアニメーション、動画、レスポンシブ |
| 主な活用目的 | 認知拡大、リマーケティング、ブランディング |
ディスプレイ広告の基本概要
ディスプレイ広告は、ユーザーがWebサイトやアプリを閲覧している際に表示される広告です。
検索広告のようにユーザーが能動的に情報を探しているわけではありません。
そのため、広告を見た瞬間に興味を引くビジュアルが求められます。
GDNには、ニュースサイトやブログ、専門メディアなど多種多様なWebサイトが含まれています。
YouTube上のバナー枠やGmailの広告枠にも配信されます。
これにより、ターゲットユーザーがどこにいてもアプローチできるのが大きな強みです。
ディスプレイ広告の課金形態は、主にクリック課金とインプレッション課金の2種類があります。
クリック課金は広告がクリックされたときのみ費用が発生します。
インプレッション課金は広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する仕組みです。
認知拡大を目的とする場合はインプレッション課金、クリックを重視する場合はクリック課金を選ぶとよいでしょう。
また、ディスプレイ広告では豊富なターゲティング機能を活用できます。
ユーザーの興味関心や過去の行動履歴、デモグラフィック情報などに基づいて配信先を絞り込めます。
リマーケティングを活用すれば、一度自社サイトを訪問したユーザーに再度広告を表示することも可能です。
- ディスプレイ広告は検索広告よりもクリック単価が低い傾向がある
- 視覚的な訴求ができるため、商品の魅力を直感的に伝えやすい
- ターゲティングの精度を高めることで、関連性の高いユーザーに配信できる
- リマーケティングにより、離脱したユーザーを呼び戻すことができる
- ブランディング目的での活用にも適している
配信先とフォーマット
ディスプレイ広告の配信先は、Googleディスプレイネットワーク全体に及びます。
具体的には、Googleと提携している数百万のWebサイト、モバイルアプリ、YouTube、Gmailなどです。
配信先を細かく指定することも、自動で最適化することも可能です。
プレースメントターゲティングを使えば、特定のWebサイトを指定して広告を配信できます。
たとえば、業界に関連するメディアサイトを選んで配信すれば、効率的にターゲットユーザーにリーチできるでしょう。
トピックターゲティングでは、「金融」「旅行」「テクノロジー」などのカテゴリを指定して配信先を絞り込めます。
広告フォーマットとしては、静止画のバナー広告が最も一般的です。
さまざまなサイズの広告枠に対応するため、複数のサイズのバナーを用意する必要があります。
ただし、現在はレスポンシブディスプレイ広告が主流となっています。
レスポンシブ広告であれば、素材をアップロードするだけで、Googleが自動的に最適なサイズや組み合わせで広告を生成してくれます。
| 配信先の種類 | 具体例 |
| Webサイト | ニュースサイト、ブログ、専門メディア、ポータルサイト |
| モバイルアプリ | ゲームアプリ、ニュースアプリ、ユーティリティアプリ |
| YouTube | 動画ページのバナー枠、ホーム画面 |
| Gmail | プロモーションタブ、ソーシャルタブ |
バナー広告
バナー広告は、静止画像を使った従来型のディスプレイ広告です。
あらかじめ決められたサイズに合わせてデザインされた画像を入稿します。
クリエイティブの自由度が高く、ブランドイメージを統一した広告を展開できるのがメリットです。
代表的なバナーサイズには、300×250ピクセル(ミディアムレクタングル)や728×90ピクセル(リーダーボード)などがあります。
モバイル向けには320×50ピクセル(モバイルバナー)や320×100ピクセル(ラージモバイルバナー)が使われます。
複数のサイズを用意することで、より多くの広告枠に表示できるようになります。
バナー広告のデメリットは、サイズごとにクリエイティブを制作する手間がかかることです。
また、広告枠のサイズと完全に一致しない場合は表示されないため、網羅的にサイズを用意する必要があります。
GIFアニメーションを使った動きのあるバナーも作成可能です。
動きがあることでユーザーの注目を集めやすくなりますが、ファイルサイズの制限があるため注意が必要です。
- 300×250(ミディアムレクタングル):最も汎用性が高いサイズ
- 336×280(ラージレクタングル):高い視認性を確保できる
- 728×90(リーダーボード):ページ上部に表示される横長バナー
- 160×600(ワイドスカイスクレイパー):サイドバーに表示される縦長バナー
- 320×50(モバイルバナー):スマートフォン向けの標準サイズ
- 320×100(ラージモバイルバナー):より目立つモバイル向けサイズ
- 300×600(ハーフページ):大きな面積で訴求できる
レスポンシブ広告
レスポンシブディスプレイ広告は、現在のGoogle広告における標準的なフォーマットです。
画像、ロゴ、見出し、説明文などの素材をアップロードすると、Googleが自動的に最適な組み合わせで広告を生成します。
あらゆるサイズの広告枠に対応できるため、配信機会を最大化できるのが大きなメリットです。
レスポンシブ広告では、横向き画像、スクエア画像、ロゴ画像をそれぞれ複数パターン登録できます。
見出しは最大5個、説明文も最大5個まで設定可能です。
Googleの機械学習が、ユーザーや配信面に応じて最もパフォーマンスが高い組み合わせを自動で選択します。
この仕組みにより、人手では実現できない膨大な数のABテストが自動で行われます。
広告主はクリエイティブ制作の手間を大幅に削減でき、成果の最適化も自動で進みます。
ただし、自動生成されるため、デザインの細部までコントロールすることはできません。
ブランドガイドラインが厳密な企業の場合は、バナー広告と併用するのがおすすめです。
| 素材の種類 | 推奨数 | 仕様 |
| 横向き画像 | 5枚 | アスペクト比1.91:1、最小600×314px |
| スクエア画像 | 5枚 | アスペクト比1:1、最小300×300px |
| ロゴ(横向き) | 1枚 | アスペクト比4:1、最小512×128px |
| ロゴ(スクエア) | 1枚 | アスペクト比1:1、最小128×128px |
| 広告見出し | 5個 | 最大30文字 |
| 長い広告見出し | 1個 | 最大90文字 |
| 説明文 | 5個 | 最大90文字 |
効果的な活用シーン
ディスプレイ広告は、認知拡大とリマーケティングの2つのシーンで特に効果を発揮します。
まず認知拡大では、まだ自社のことを知らないユーザーに対してブランドや商品を紹介できます。
検索広告ではリーチできない潜在層にアプローチできるのが大きな強みです。
新商品のローンチ時や、新しい市場への参入時に活用すると効果的でしょう。
興味関心ターゲティングを活用すれば、自社商品と関連性の高いユーザーに絞って配信できます。
たとえば、アウトドア用品を販売する企業であれば、「アウトドア愛好家」セグメントに配信するという方法があります。
リマーケティングは、ディスプレイ広告の最も費用対効果が高い活用方法の1つです。
自社サイトを訪問したことがあるユーザーに対して、再度広告を表示します。
一度興味を示したユーザーは、コンバージョンに至る確率が高いためです。
カート放棄したユーザーに対して商品を再訴求すれば、購入完了を促すことができます。
また、コンバージョン済みのユーザーに対しても、アップセルやクロスセルの広告を配信できます。
顧客のLTV(顧客生涯価値)を向上させるための施策としても有効でしょう。
- 新商品・新サービスのローンチ時のプロモーション
- ブランド認知度の向上キャンペーン
- サイト訪問者へのリマーケティング配信
- カート放棄ユーザーへの再訴求
- 既存顧客へのアップセル・クロスセル
- イベントやセールの告知
- 競合他社のサイト訪問者への認知獲得
クリエイティブ作成のコツ
ディスプレイ広告で成果を上げるためには、目を引くクリエイティブが欠かせません。
ユーザーはWebサイトのコンテンツを見に来ているのであり、広告を見に来ているわけではありません。
そのため、一瞬で興味を引くビジュアルを作成する必要があります。
まず重要なのは、シンプルでわかりやすいデザインにすることです。
伝えたいメッセージは1つに絞り、余計な情報を詰め込みすぎないようにしましょう。
3秒で内容が伝わることを目安にクリエイティブを作成するとよいでしょう。
配色については、ブランドカラーを基調としつつ、CTAボタンは目立つ色を使うのが効果的です。
背景色と文字色のコントラストを十分に確保し、読みやすさを担保することも大切です。
テキストの量は最小限に抑え、画像で訴求することを意識しましょう。
人物の顔が写っている画像は、ユーザーの目を引きやすいとされています。
商品そのものを大きく見せることで、何の広告かを瞬時に理解してもらうことも重要です。
また、複数のクリエイティブパターンを用意してABテストを実施することをおすすめします。
Google広告の管理画面で各クリエイティブの成果を確認し、効果の高いものに予算を集中させていきましょう。
| 要素 | ポイント |
| メッセージ | 1つのクリエイティブに1つのメッセージを徹底する |
| 視認性 | 3秒以内に内容が伝わるシンプルなデザインを心がける |
| CTA | 「今すぐ購入」「詳細はこちら」など明確な行動喚起を入れる |
| 画像 | 高品質な画像を使用し、商品や人物を大きく見せる |
| テキスト | 文字量は最小限に抑え、フォントサイズは大きめに設定する |
| ブランド要素 | ロゴやブランドカラーを必ず含めて認知を促進する |
動画広告(YouTube広告)

動画広告は、映像と音声を使った訴求ができる広告タイプです。
YouTubeを中心に配信され、視覚的・聴覚的なインパクトでユーザーの印象に残りやすいという特徴があります。
テキストや静止画では伝えきれない商品の魅力やブランドストーリーを効果的に伝えることができます。
近年は動画コンテンツの消費が急増しており、動画広告の重要性はますます高まっています。
この章では、YouTube広告の種類から制作のポイントまでを詳しく解説します。
- YouTubeの月間アクティブユーザー数は日本国内で7,000万人以上といわれている
- 動画は静止画と比較して情報伝達量が約5,000倍ともいわれている
- 感情に訴えかける広告を制作しやすく、ブランドイメージの向上に効果的
- 若年層から高齢層まで幅広いユーザーにリーチできる
- 視聴課金型の広告フォーマットでは、興味のあるユーザーにのみ課金される
YouTube広告の種類
YouTube広告には、複数のフォーマットが用意されています。
目的やターゲット、予算に応じて最適なフォーマットを選択することが重要です。
配信のタイミングや課金の仕組みがそれぞれ異なるため、特徴をしっかり理解しておきましょう。
代表的なフォーマットとして、インストリーム広告、バンパー広告、ディスカバリー広告があります。
それぞれのフォーマットについて、次の小見出しで詳しく解説します。
フォーマット選びの基本的な考え方としては、認知獲得を重視するならバンパー広告やスキップ不可のインストリーム広告が適しています。
一方、興味関心の高いユーザーにじっくり訴求したい場合は、スキップ可能なインストリーム広告やディスカバリー広告が効果的です。
予算が限られている場合は、視聴課金型のスキップ可能インストリーム広告から始めるのがおすすめです。
30秒以上視聴されない限り課金されないため、興味のないユーザーへの無駄な支出を抑えられます。
| フォーマット | 課金タイミング | 動画の長さ | スキップ |
| スキップ可能インストリーム | 30秒視聴または操作時 | 制限なし | 5秒後に可能 |
| スキップ不可インストリーム | 1,000回表示時 | 15秒以内 | 不可 |
| バンパー広告 | 1,000回表示時 | 6秒以内 | 不可 |
| ディスカバリー広告 | クリック時 | 制限なし | ユーザー選択制 |
インストリーム広告
インストリーム広告は、YouTube動画の再生前後や途中に挿入される広告です。
最も一般的なYouTube広告フォーマットであり、多くの企業が活用しています。
スキップ可能なタイプとスキップ不可のタイプの2種類があります。
スキップ可能なインストリーム広告は、再生開始から5秒経過するとユーザーがスキップできます。
課金は30秒以上視聴された場合、または広告に対して操作(クリックなど)が行われた場合に発生します。
動画が30秒未満の場合は、最後まで視聴された場合にのみ課金されます。
このため、興味のあるユーザーにのみ費用が発生するという効率的な広告配信が可能です。
スキップ不可のインストリーム広告は、15秒以内の動画を最後まで視聴してもらえます。
ユーザーはスキップできないため、確実にメッセージを届けることができます。
ただし、課金はインプレッション課金(1,000回表示あたり)となるため、視聴の質は保証されません。
強制視聴のため不快に感じるユーザーもいることを念頭に置き、不快感を与えないクリエイティブを心がけましょう。
- 最初の5秒で視聴者の興味を引くことが最も重要
- ブランド名やロゴは早い段階で表示して認知を確保する
- スキップされた場合も最初の5秒でメッセージを伝える設計にする
- CTAは明確にし、次のアクションを促す
- モバイル視聴を前提とした縦型動画の活用も検討する
バンパー広告
バンパー広告は、6秒以内の短尺動画広告です。
スキップ不可で、動画再生前に必ず最後まで視聴されるのが特徴です。
インプレッション課金のため、表示回数に応じて費用が発生します。
6秒という制約があるため、伝えられるメッセージは限られます。
そのため、ブランド認知の向上やキャンペーンの告知に適しています。
複雑な商品説明には向かず、シンプルで印象的なメッセージを伝える用途で活用しましょう。
バンパー広告は、他の広告フォーマットと組み合わせて使うと効果的です。
長尺のインストリーム広告でストーリーを伝えた後、バンパー広告でリマインドするという手法がよく使われます。
短い秒数でも何度も接触することでブランドの記憶定着を促進できます。
制作においては、最も伝えたいメッセージを1つに絞ることが重要です。
テンポよく情報を伝え、最後にブランドロゴを表示して締めくくるのが基本パターンです。
| 活用シーン | 具体例 |
| 新商品の告知 | 商品名とキービジュアルを6秒で印象づける |
| セール・キャンペーン | 期間限定の割引情報を短く伝える |
| ブランド認知の強化 | タグラインとロゴを繰り返し表示して記憶に残す |
| 他広告との組み合わせ | 長尺広告視聴者へのリマインド配信 |
ディスカバリー広告
ディスカバリー広告は、ユーザーが能動的にクリックして視聴する広告です。
YouTubeの検索結果や関連動画の横、ホームフィードなどに表示されます。
サムネイル画像とテキストで構成され、クリックされると動画が再生される仕組みです。
インストリーム広告と異なり、ユーザーが自ら広告を選択して視聴するため、関心度の高いユーザーにリーチできます。
課金はクリック課金のため、興味のないユーザーに費用が発生することはありません。
長尺の動画コンテンツを視聴してもらいたい場合に適したフォーマットです。
商品の詳細説明やブランドストーリーの紹介、ハウツー動画など、じっくり見てもらいたいコンテンツに向いています。
効果を高めるためには、クリックしたくなる魅力的なサムネイルを作成することが重要です。
タイトルも検索意図に沿った内容にすることで、クリック率を向上させることができます。
また、ディスカバリー広告はYouTubeチャンネルの登録者増加にも貢献します。
良質なコンテンツを提供することで、視聴者がチャンネル登録してくれる可能性が高まるでしょう。
- サムネイルは人物の顔や感情表現を入れてクリック率を高める
- タイトルには検索されやすいキーワードを含める
- 動画の内容は広告色を抑え、価値あるコンテンツを提供する
- 動画の冒頭で視聴者の期待に応える内容であることを伝える
- 最後にチャンネル登録やWebサイト訪問を促すCTAを入れる
動画広告のメリット
動画広告には、他の広告フォーマットにはない独自のメリットが数多くあります。
最大のメリットは、情報伝達量の多さです。
映像、音声、テキスト、動きなど複数の要素を組み合わせることで、短時間で多くの情報を伝えられます。
ある調査によると、1分間の動画は約180万語に相当する情報量を持つともいわれています。
また、動画は感情に訴えかける力が強いのも特徴です。
ストーリー性のある動画を制作することで、ブランドへの共感や信頼を醸成できます。
記憶に残りやすいというメリットもあります。
テキストだけの情報よりも、映像と音声を伴う情報の方が長期記憶に残りやすいことが科学的に証明されています。
YouTubeは幅広い年齢層に利用されているため、ターゲットを問わずリーチできるのも魅力です。
10代から60代以上まで、あらゆる年齢層にアプローチできます。
視聴課金型のフォーマットを選べば、興味のないユーザーへの支出を抑えられるため、費用対効果も高くなります。
| メリット | 詳細 |
| 情報伝達量が多い | 映像・音声・テキストで多面的に訴求できる |
| 感情に訴求できる | ストーリーやBGMでブランドへの共感を醸成 |
| 記憶に残りやすい | 視覚と聴覚の両方を使うため記憶定着率が高い |
| リーチが広い | YouTubeの膨大なユーザーにアプローチできる |
| ターゲティングが可能 | 興味関心や属性で配信対象を絞り込める |
| 費用対効果が高い | 視聴課金なら興味のあるユーザーにのみ課金 |
制作時の推奨事項
動画広告の成果は、クリエイティブの質に大きく左右されます。
いくらターゲティングを精緻に行っても、動画自体が魅力的でなければ成果は上がりません。
ここでは、効果的な動画広告を制作するためのポイントを解説します。
まず重要なのは、最初の5秒で視聴者の興味を引くことです。
スキップ可能なインストリーム広告では、5秒経過するとスキップボタンが表示されます。
この5秒間で**「続きを見たい」と思わせる**ことができなければ、広告は無視されてしまいます。
問題提起から始める、意外性のある映像を見せる、ターゲットに直接語りかけるなどの手法が効果的です。
ブランド名やロゴは早い段階で表示しましょう。
スキップされた場合でも、ブランドの認知を獲得できるようにするためです。
音声がオフの状態で視聴されることも想定して、字幕やテキストオーバーレイを活用することも重要です。
特にモバイルでは音声なしで視聴するユーザーが多いため、映像だけでもメッセージが伝わる設計にしましょう。
動画の最後には明確なCTAを入れて、次のアクションを促します。
「今すぐ公式サイトへ」「詳細はリンクから」など、具体的な行動を示すことが大切です。
- 最初の5秒でインパクトを与え、視聴継続を促す
- ブランドロゴは開始から5秒以内に表示する
- 字幕を追加して音声オフでも内容が伝わるようにする
- スマートフォンでの視聴を前提とした縦型動画も検討する
- 1つの動画で伝えるメッセージは1つに絞る
- 動画の長さは目的に応じて最適な尺を選択する
- CTAは明確に表示し、リンク先への導線を確保する
- 複数パターンを制作してABテストを実施する
ショッピング広告

ショッピング広告は、ECサイト運営者に欠かせない広告タイプです。
商品画像、価格、店舗名などの情報を検索結果に直接表示できるため、購買意欲の高いユーザーを効率的に集客できます。
テキスト広告である検索広告とは異なり、ビジュアルで商品の魅力を訴求できるのが大きな特徴です。
この章では、ショッピング広告の仕組みから活用方法までを詳しく解説します。
| 項目 | 内容 |
| 広告フォーマット | 商品画像+価格+店舗名+その他情報 |
| 表示場所 | Google検索結果、ショッピングタブ、画像検索、GDN |
| 課金形態 | クリック課金(CPC) |
| 必要なツール | Google Merchant Center |
| 主な対象 | 有形商品を販売するECサイト |
ショッピング広告の特徴
ショッピング広告の最大の特徴は、商品情報を検索結果に直接表示できることです。
ユーザーは広告をクリックする前に、商品画像や価格を確認できます。
そのため、すでに購入を検討しているユーザーがクリックする傾向が強く、コンバージョン率が高くなります。
検索広告との大きな違いは、キーワードを直接指定しないことです。
ショッピング広告では、Merchant Centerに登録した商品情報に基づいて、Googleが関連性の高い検索クエリに対して広告を表示します。
つまり、商品フィードの質が広告の成果を左右するのです。
表示位置は検索結果の上部や右側で、検索広告よりも目立つ場所に表示されることが多いです。
特にスマートフォンでは、画面の大部分をショッピング広告が占めることもあります。
「ショッピング」タブに切り替えると、ショッピング広告のみが一覧表示されます。
このタブは購買意欲の高いユーザーが利用するため、効率的な集客が期待できます。
また、1回の検索で同じ広告主の商品が複数表示されることもあります。
検索広告と同時に表示されることもあるため、検索結果画面での露出を最大化できます。
- 商品画像があることで視覚的な訴求力が高い
- 価格が表示されるため、予算が合うユーザーがクリックしやすい
- キーワード設定が不要で、Googleが自動でマッチングする
- 検索広告と併用することで露出機会を増やせる
- クリック単価は検索広告より低い傾向がある
Merchant Centerとの連携
ショッピング広告を出稿するためには、Google Merchant Centerの利用が必須です。
Merchant Centerは、オンラインショップの商品情報をGoogleに送信するためのプラットフォームです。
ここに登録した商品データを元に、ショッピング広告が生成されます。
まず、Merchant Centerのアカウントを作成し、Webサイトの所有権を確認します。
次に、ビジネス情報(店舗名、住所、返品ポリシーなど)を登録します。
これらの情報は広告に表示されることがあるため、正確かつ魅力的な内容にしましょう。
その後、Google広告アカウントとMerchant Centerを連携させます。
連携が完了すると、Google広告側でショッピングキャンペーンを作成できるようになります。
商品フィードは定期的に更新する必要があります。
在庫切れの商品が広告に表示されると、ユーザー体験を損ない、アカウントの評価も下がってしまいます。
自動フィード更新の仕組みを構築して、常に最新の商品情報を反映させることが重要です。
| 設定項目 | 内容 |
| アカウント作成 | Merchant Centerアカウントを新規作成する |
| Webサイト確認 | 所有権の確認と申請を完了させる |
| ビジネス情報 | 店舗名、住所、連絡先、返品ポリシーを登録 |
| Google広告連携 | 広告アカウントとMerchant Centerをリンク |
| 商品フィード作成 | 必須属性と推奨属性を含むフィードを作成 |
| フィード登録 | スプレッドシート、API、プラグインで登録 |
商品フィードの設定
商品フィードは、ショッピング広告の根幹となるデータです。
フィードの質が低ければ、広告が表示されなかったり、成果が上がらなかったりします。
逆に、高品質なフィードを用意すれば、競合との差別化にもつながります。
商品フィードには必須属性と推奨属性があります。
必須属性には、商品ID、商品名、説明文、リンク先URL、画像URL、在庫状況、価格、ブランド名などがあります。
これらが欠けていると、商品が不承認となり広告に表示されません。
推奨属性には、GTIN(JANコードなど)、MPN(製品番号)、商品カテゴリ、カラー、サイズなどがあります。
これらを設定することで、より適切な検索クエリに広告が表示されるようになります。
商品タイトルの最適化は特に重要です。
検索キーワードが含まれるタイトルの方が、関連性が高いと判断されやすくなります。
「ブランド名+商品カテゴリ+特徴(色、サイズなど)」の形式が推奨されています。
画像は白背景で、商品全体がはっきり見えるものを使用しましょう。
テキストや透かし、プロモーション情報を画像に含めることは禁止されています。
- 商品タイトルには検索されやすいキーワードを含める(最大150文字)
- 商品説明文は詳細かつ正確に記載する(最大5,000文字)
- 画像は高解像度で、白背景の商品写真を使用する
- 価格は常に最新の情報を反映させる
- GTINやMPNを可能な限り設定して商品を特定しやすくする
- カスタムラベルを活用して商品をグループ化する
- フィードの更新頻度を上げて、常に最新状態を維持する
EC事業者が活用すべき理由
EC事業者にとって、ショッピング広告は非常に費用対効果の高い広告手法です。
購買意欲の高いユーザーに対して、商品を直接訴求できるからです。
検索広告と比較しても、クリック単価が低く、コンバージョン率が高い傾向があります。
その理由は、ユーザーがクリック前に商品情報を確認できることにあります。
価格や外観を見て納得したユーザーがクリックするため、ミスマッチが起きにくいのです。
これにより、無駄なクリックを削減でき、広告費用を効率的に使えます。
また、ショッピング広告は検索結果の目立つ位置に表示されます。
視覚的なインパクトがあり、テキストのみの検索広告よりもユーザーの目を引きやすいです。
特にスマートフォンでは、ファーストビューの大部分を占めることも珍しくありません。
競合との比較という観点でも有利です。
価格や商品画像が並ぶことで、自社商品の優位性をアピールしやすくなります。
ただし、価格競争に陥りやすいというデメリットもあるため、価格以外の差別化要素も意識しましょう。
Googleのスマートショッピングキャンペーンやパフォーマンス最大化キャンペーン(P-MAX)を活用すれば、運用の手間も軽減できます。
- クリック単価が検索広告より低く、費用対効果が高い
- 視覚的な訴求ができ、商品の魅力を直感的に伝えられる
- 購入意欲の高いユーザーを効率的に集客できる
- 検索結果での占有面積を広げ、競合より目立てる
- キーワード設定が不要で、運用の手間を削減できる
- P-MAXと組み合わせることで自動最適化が可能
- 無料リスティング枠も活用でき、追加の露出機会がある
アプリ広告

アプリ広告は、モバイルアプリの宣伝に特化した広告タイプです。
アプリのインストールを促進したり、既存ユーザーのエンゲージメントを高めたりする目的で活用されます。
Google検索、Google Play、YouTube、Discoverなど、複数の配信面に自動で広告が表示されます。
この章では、アプリキャンペーンの仕組みと効果的な活用方法について解説します。
| 項目 | 内容 |
| キャンペーンタイプ | アプリインストール、アプリエンゲージメント、アプリ事前登録 |
| 配信面 | Google検索、Google Play、YouTube、Discover、GDN |
| 対応プラットフォーム | iOS(App Store)、Android(Google Play) |
| 課金形態 | クリック課金(CPC)、インストール課金(CPI) |
| 最適化方式 | Googleの機械学習による自動最適化 |
アプリキャンペーンの概要
アプリキャンペーンは、アプリのプロモーションを自動化する仕組みを持っています。
広告主が用意するのは、広告テキスト、画像、動画などの素材と、入札単価、予算だけです。
どの広告素材を組み合わせるか、どこに配信するかは、Googleの機械学習が自動で最適化します。
従来のキャンペーンでは、検索広告用、ディスプレイ広告用、動画広告用と別々にキャンペーンを作成する必要がありました。
アプリキャンペーンでは、1つのキャンペーンで複数の配信面をカバーできるのが大きなメリットです。
キャンペーンの種類は主に3つあります。
「アプリインストール」は、新規ユーザーの獲得を目的としたキャンペーンです。
広告をクリックすると、Google PlayやApp Storeのアプリページに遷移します。
「アプリエンゲージメント」は、既存ユーザーに対してアプリの利用を促すキャンペーンです。
休眠ユーザーの復帰や、特定機能の利用促進などに活用されます。
「アプリ事前登録」は、リリース前のアプリの事前登録を促すキャンペーンです。
リリース日にプッシュ通知で告知できるため、ローンチ時のインストール数を最大化できます。
- アプリキャンペーンは、以前は「ユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)」と呼ばれていた
- iOSとAndroidの両方のアプリを宣伝できる
- 広告テキストは最大5個、画像は最大20個、動画は最大20個を登録可能
- 機械学習による最適化には、ある程度のデータ蓄積期間が必要
- インストール後のアプリ内行動(購入、登録など)を最適化目標に設定できる
インストール促進の仕組み
アプリインストールキャンペーンでは、新規ユーザーの獲得を目指します。
Googleの機械学習が、インストールする可能性の高いユーザーを自動で判別して広告を配信します。
これにより、効率的にインストール数を増やすことができます。
配信面は多岐にわたります。
Google検索では、アプリ名や関連キーワードで検索したユーザーに広告が表示されます。
Google Playでは、類似アプリを閲覧しているユーザーに広告が表示されます。
YouTubeでは、動画再生前や途中、関連動画の横などに広告が表示されます。
Googleディスプレイネットワーク上のアプリやWebサイトにも配信されます。
Googleが最も効果的な配信面を自動で選択するため、手動での調整は基本的に不要です。
入札戦略としては、「目標インストール単価」または「目標コンバージョン単価」を設定します。
目標インストール単価を設定すると、その金額内でインストールを獲得できるよう最適化されます。
目標コンバージョン単価では、インストール後の特定アクション(会員登録、購入など)を目標に最適化できます。
| 配信面 | 表示形式 |
| Google検索 | テキスト広告 |
| Google Play | アプリリスト形式 |
| YouTube | 動画広告、ディスプレイ広告 |
| Discover | ネイティブ広告 |
| GDNサイト・アプリ | バナー広告、ネイティブ広告 |
アプリエンゲージメントの強化
アプリエンゲージメントキャンペーンは、既存ユーザーへのアプローチに特化しています。
アプリをインストールしたものの、しばらく使っていない休眠ユーザーを呼び戻すことができます。
また、特定の機能の利用促進や、アプリ内課金の促進にも活用されます。
このキャンペーンでは、ディープリンクを活用します。
ディープリンクとは、アプリ内の特定の画面に直接遷移させるリンクです。
たとえば、ECアプリでセール中の商品ページに直接誘導することができます。
広告を見たユーザーは、アプリを起動して目的のページにスムーズにアクセスできます。
このシームレスな体験がコンバージョン率を高める要因となります。
ターゲティングでは、アプリの利用状況に基づいてセグメントを作成できます。
「過去30日間利用がないユーザー」「特定の機能を使っていないユーザー」など、細かく条件を設定できます。
これにより、適切なメッセージを適切なユーザーに届けることが可能です。
エンゲージメントキャンペーンを成功させるには、魅力的なオファーを用意することが重要です。
「期間限定ポイント付与」「復帰特典」などのインセンティブがあると、効果が高まります。
- 休眠ユーザー(一定期間アプリを起動していないユーザー)の復帰促進
- 特定機能(カート、お気に入り、予約など)の利用促進
- アプリ内イベントやキャンペーンの告知
- ロイヤルユーザーへのアップセル・クロスセル
- 新機能リリース時のアナウンス
- 季節イベント(セール、年末年始など)に合わせたプロモーション
配信面と課金方式
アプリキャンペーンは、複数の配信面に自動で広告を配信します。
広告主が配信面を選択する必要はなく、Googleの機械学習が最適な配信先を判断します。
これにより、運用の手間を最小限に抑えながら、効果的な広告配信が実現できます。
主な配信面は5つあります。
Google検索では、アプリ名やカテゴリに関連するキーワードで検索したユーザーに広告が表示されます。
Google Playでは、類似アプリの詳細ページやカテゴリ一覧に広告が表示されます。
YouTubeでは、動画再生前後や検索結果に広告が表示されます。
Discoverでは、Googleアプリのフィードにネイティブ形式で広告が表示されます。
GDNでは、提携サイトやアプリのバナー枠に広告が表示されます。
課金方式は主にクリック課金(CPC)です。
広告がクリックされた時点で費用が発生します。
入札戦略として「目標インストール単価」を設定した場合、インストール単価を基準に入札が自動調整されます。
実際の課金はクリック単位ですが、目標とするインストール単価に近づくように最適化されます。
予算設定においては、1日の予算を目標インストール単価の50倍以上に設定することが推奨されています。
これにより、機械学習に十分なデータが集まり、最適化が進みやすくなります。
| 配信面 | 特徴 | 相性の良いクリエイティブ |
| Google検索 | 能動的に探しているユーザーにリーチ | テキスト(アプリ名・機能訴求) |
| Google Play | アプリを探しているユーザーにリーチ | アイコン・スクリーンショット |
| YouTube | 動画視聴中のユーザーにリーチ | 動画(アプリの使用シーン) |
| Discover | 情報収集中のユーザーにリーチ | 画像(ビジュアル訴求) |
| GDN | 幅広いユーザーにリーチ | バナー画像 |
ファインド広告・その他の広告タイプ

ここまで解説した主要6種類の広告以外にも、Google広告にはさまざまな広告タイプがあります。
ファインド広告、デマンドジェネレーションキャンペーン、ローカル広告、P-MAXなど、特定の目的に特化したキャンペーンが用意されています。
これらを適切に活用することで、マーケティング活動をさらに強化できます。
この章では、それぞれの広告タイプの特徴と活用シーンを解説します。
- ファインド広告は2019年にリリースされた比較的新しい広告タイプ
- デマンドジェネレーションはファインド広告の後継として2023年に登場
- ローカル広告は実店舗への集客に特化している
- P-MAXは全ての配信面をカバーする自動化キャンペーン
- これらを組み合わせることで、フルファネルでのアプローチが可能
ファインド広告の特徴
ファインド広告は、Googleが直接運営するサービス内に配信される広告です。
YouTubeのホームフィード、Gmailのプロモーションタブ、Googleアプリのディスカバーフィードなどに表示されます。
外部のWebサイトには配信されず、Googleの自社サービスのみが配信先となります。
この特徴により、広告が表示される環境の品質が保証されています。
不適切なコンテンツの横に広告が表示されるリスクが低く、ブランドセーフティの面で安心です。
広告フォーマットは画像または動画で、フィード内にネイティブな形式で表示されます。
ユーザーがコンテンツを閲覧している流れの中で自然に広告が表示されるため、違和感なく目に入ります。
ターゲティングでは、ユーザーの興味関心や過去の行動履歴に基づいて配信先を絞り込めます。
カスタムオーディエンスを活用すれば、自社の顧客データに類似したユーザーにもリーチできます。
なお、ファインド広告は2024年以降、デマンドジェネレーションキャンペーンに統合されています。
新規でキャンペーンを作成する場合は、デマンドジェネレーションを選択することになります。
| 配信先 | 表示場所の詳細 |
| YouTubeホーム | ホームフィード内の動画リスト間 |
| YouTube「次のおすすめ」 | 動画再生ページの関連動画リスト |
| Gmail | プロモーションタブ、ソーシャルタブ |
| Googleディスカバー | Googleアプリのニュースフィード |
デマンドジェネレーションキャンペーン
デマンドジェネレーションキャンペーンは、見込み顧客の発掘と需要喚起を目的としたキャンペーンです。
ファインド広告の後継として2023年に登場し、機能が大幅に強化されています。
YouTube、Gmail、Discoverに加え、YouTubeショートにも配信できるようになりました。
このキャンペーンの特徴は、まだ商品やサービスを知らないユーザーにアプローチできることです。
検索広告では届かない潜在層に対して、認知から興味喚起までを担う役割があります。
いわゆる「ファネルの上部」を攻めるための広告タイプです。
クリエイティブとしては、静止画と動画の両方が使用できます。
特にYouTubeショートへの配信では、縦型動画が効果を発揮します。
ターゲティングでは、「類似セグメント」の活用が推奨されています。
既存顧客のリストをアップロードし、その顧客と類似した特徴を持つユーザーに配信できます。
これにより、質の高い新規見込み客にリーチすることが可能です。
入札戦略では、「コンバージョン数の最大化」または「クリック数の最大化」を選択できます。
コンバージョン計測を正しく設定した上で、「コンバージョン数の最大化」を選ぶのがおすすめです。
- YouTubeホームフィード、ショート、インストリームに配信可能
- Gmailのプロモーションタブにも配信
- Googleディスカバーのフィードにも配信
- 類似セグメントを活用した新規顧客開拓に強み
- ABテスト機能でクリエイティブの効果検証が可能
- 縦型動画を活用したショート向け配信が効果的
ローカル広告
ローカル広告は、実店舗への来店を促進するための広告タイプです。
店舗の近くにいるユーザーや、地域名を含む検索をしているユーザーに広告を表示します。
Google検索やGoogleマップ上に店舗情報とともに広告が表示されます。
たとえば、「渋谷 カフェ」と検索したユーザーに対して、近隣のカフェの広告を表示できます。
ユーザーの位置情報と検索意図を掛け合わせることで、来店確度の高いユーザーにリーチできるのです。
広告には、店舗名、住所、営業時間、電話番号などの情報が表示されます。
Googleマップ上では、地図上のピンとして店舗の位置が示されます。
ユーザーはワンタップでルート検索ができ、店舗へのアクセスがスムーズになります。
ローカル広告を利用するためには、Googleビジネスプロフィールの登録が必須です。
店舗情報を登録し、Google広告アカウントと連携させることで配信が可能になります。
飲食店、美容室、クリニック、小売店など、来店が重要なビジネスには非常に効果的な広告です。
近年はP-MAXキャンペーンの「店舗目標」を使った来店促進も一般的になっています。
| 配信面 | 表示内容 |
| Google検索 | 店舗名、住所、電話番号、営業時間 |
| Googleマップ検索結果 | 店舗リスト上部に広告として表示 |
| Googleマップ(地図上) | ピンとして位置を表示 |
| YouTubeやGDN | 位置情報に基づいたターゲティング配信 |
P-MAX(パフォーマンス最大化)キャンペーン
P-MAXは、Google広告の全ての配信面に広告を配信できるキャンペーンです。
2021年にリリースされ、現在のGoogle広告の中で最も注目されているキャンペーンタイプといえます。
コンバージョン数やコンバージョン値の最大化を目的として、機械学習が自動で配信を最適化します。
P-MAXの最大の特徴は、1つのキャンペーンで全ての配信面をカバーできることです。
検索、ディスプレイ、YouTube、Gmail、Discover、マップ、ショッピングなど、全ての広告枠が対象となります。
従来は配信面ごとにキャンペーンを分けて管理する必要がありましたが、P-MAXではその必要がありません。
設定も比較的シンプルです。
コンバージョン目標を設定し、テキスト・画像・動画などのアセットを登録し、予算と入札単価を設定するだけです。
あとはGoogleの機械学習が、最も効果的な配信先とクリエイティブの組み合わせを自動で選択します。
運用の手間が大幅に削減できるため、リソースが限られている企業にもおすすめです。
一方で、デメリットもあります。
配信先やクリエイティブの組み合わせを細かくコントロールできないため、分析や改善がしにくい面があります。
また、機械学習を進めるにはある程度のコンバージョンデータが必要です。
コンバージョン数が少ない段階では、十分な最適化が行われない可能性があります。
- 全てのGoogle広告配信面に1つのキャンペーンでリーチできる
- 機械学習によるコンバージョン最適化が強力
- 運用工数を大幅に削減できる
- アセット(テキスト、画像、動画)を登録するだけで広告が生成される
- 検索キーワードの細かい制御はできない
- 配信結果の詳細な分析が難しい
- 既存の検索キャンペーンと併用する場合は、キーワードの食い合いに注意が必要
目的別の広告タイプ選択ガイド

Google広告の種類を理解したら、次は自社の目的に合った広告を選択することが重要です。
同じ広告費用をかけても、目的と広告タイプのマッチングが悪ければ成果は上がりません。
逆に、適切な広告を選べば、限られた予算でも大きな効果を得ることができます。
この章では、目的別の広告選択について詳しく解説します。
| 目的 | 最適な広告タイプ | セカンドチョイス |
| 認知拡大 | 動画広告、ディスプレイ広告 | デマンドジェネレーション |
| 検討促進 | ディスプレイ広告、ファインド広告 | 動画広告 |
| コンバージョン獲得 | 検索広告、ショッピング広告 | P-MAX |
| 来店促進 | ローカル広告 | P-MAX(店舗目標) |
| アプリ促進 | アプリ広告 | YouTube広告 |
認知拡大が目的の場合
ブランドや商品の認知度を高めたい場合は、リーチの広い広告タイプを選びましょう。
動画広告(YouTube広告)とディスプレイ広告が、認知拡大には最も効果的です。
これらの広告は、まだ自社のことを知らないユーザーに対してもアプローチできます。
動画広告は、映像と音声を使った印象的な訴求が可能です。
ブランドストーリーや商品の魅力を感情に訴えかける形で伝えることができます。
特にバンパー広告は、6秒という短い尺で何度も接触できるため、記憶定着に効果的です。
ディスプレイ広告は、Googleディスプレイネットワークの広大なリーチを活用できます。
世界中のインターネットユーザーの90%にリーチできるといわれており、認知拡大には最適です。
インプレッション課金を選べば、表示回数を最大化する配信が可能になります。
デマンドジェネレーションキャンペーンも認知拡大に向いています。
YouTube、Gmail、Discoverという主要なGoogleサービスに配信でき、ネイティブな形式で広告が表示されます。
ユーザーの興味関心に基づいたターゲティングで、関連性の高い潜在層にリーチできます。
認知拡大を目的とする場合、すぐにコンバージョンを期待するのは難しいかもしれません。
長期的な視点で、ブランドの記憶を植え付けることを目標にしましょう。
- 動画広告(YouTube):映像と音声でブランドの印象を残す
- ディスプレイ広告:幅広いユーザーにビジュアルで訴求
- バンパー広告:6秒の短尺動画で繰り返し接触
- デマンドジェネレーション:Googleサービス内でネイティブに配信
- スキップ可能インストリーム:興味のあるユーザーにじっくり訴求
検討促進を狙う場合
ユーザーが自社の商品やサービスを比較検討する段階にアプローチしたい場合は、リマーケティングが効果的です。
一度Webサイトを訪問したユーザーに対して、再度広告を表示することで検討を促進できます。
ディスプレイ広告のリマーケティング機能を活用しましょう。
サイト訪問者に対して、閲覧した商品やカートに入れた商品の広告を配信できます。
これにより、購入を迷っているユーザーの背中を押すことができます。
ファインド広告やデマンドジェネレーションも、検討促進に効果を発揮します。
YouTubeやGmailなど、ユーザーが日常的に使うサービス内で広告が表示されます。
何度も接触することで、商品に対する理解と信頼を深めることができるでしょう。
動画広告も検討促進に活用できます。
商品の詳細な説明や使用シーンを動画で見せることで、購入後のイメージを具体化できます。
ディスカバリー広告のように、ユーザーが能動的に視聴する形式であれば、長尺の説明動画も効果的です。
この段階では、商品やサービスの具体的なメリットを訴求することが重要です。
競合との差別化ポイントや、導入事例、顧客の声なども有効なコンテンツになります。
| 手法 | 内容 |
| リマーケティング | サイト訪問者に再度広告を配信 |
| カート放棄リマーケティング | カートに入れたが購入しなかったユーザーへ配信 |
| 類似オーディエンス | 既存顧客に似た属性のユーザーへ配信 |
| コンテンツターゲティング | 関連するWebサイトやトピックを閲覧中のユーザーへ配信 |
| 動画シーケンス | 複数の動画を順番に視聴させてストーリーを伝える |
コンバージョン獲得重視の場合
問い合わせや購入など、具体的な成果を求める場合は検索広告が最も効果的です。
ユーザーが自ら情報を探している段階でアプローチできるため、コンバージョン率が高くなります。
「今すぐ○○したい」という明確なニーズを持つユーザーに広告を届けられるのです。
ECサイトの場合は、ショッピング広告も必ず活用しましょう。
商品画像と価格が表示されるため、購入意欲の高いユーザーがクリックします。
検索広告とショッピング広告を併用することで、検索結果での露出を最大化できます。
P-MAXキャンペーンも、コンバージョン獲得を目的とする場合に効果的です。
全ての配信面を対象に、コンバージョンを最大化するよう自動で最適化されます。
ある程度のコンバージョンデータが蓄積されていれば、非常に効率的な配信が可能です。
コンバージョン獲得を重視する場合、コンバージョントラッキングの設定が非常に重要です。
正確なデータがなければ、最適化も正しく行われません。
Google広告のコンバージョンタグを正しく設置し、全てのコンバージョンを漏れなく計測できる状態にしましょう。
入札戦略は「コンバージョン数の最大化」または「目標CPA」を選択します。
目標CPAを設定すると、その単価内でコンバージョンを獲得できるよう入札が調整されます。
- 検索広告:購買意欲の高いユーザーにテキストで訴求
- ショッピング広告:商品画像と価格で購入を促進
- P-MAX:全配信面でコンバージョン最大化を自動で実現
- リマーケティング:サイト訪問者へ再訴求してコンバージョンを後押し
- 目標CPA入札:目標単価内でのコンバージョン獲得を最適化
複数タイプの組み合わせ戦略
最大の成果を出すためには、複数の広告タイプを組み合わせることが重要です。
単一の広告タイプだけでは、マーケティングファネル全体をカバーすることはできません。
認知、検討、コンバージョンの各段階に適した広告を配置しましょう。
まず、ファネル上部(認知段階)では動画広告やディスプレイ広告を活用します。
自社のことを知らないユーザーに対して、ブランドや商品の存在を知ってもらいます。
この段階では直接的なコンバージョンを期待せず、認知と興味喚起に集中します。
次に、ファネル中部(検討段階)ではリマーケティングやファインド広告を活用します。
認知した後、検討を進めているユーザーに対して繰り返し接触し、理解を深めてもらいます。
商品の詳細情報や導入事例、顧客の声などを訴求しましょう。
最後に、ファネル下部(購入段階)では検索広告やショッピング広告を活用します。
購入を決断しようとしているユーザーに対して、直接的な行動を促します。
このように段階に応じた広告を配置することで、ユーザーを購入まで導く導線が完成します。
予算配分については、まずはコンバージョンに近いファネル下部から投資を始めるのがおすすめです。
成果が出てきたら、徐々にファネル上部への投資を増やしていきましょう。
Google広告の運用に不安がある方は、株式会社エッコのような専門会社に相談することで、最適な組み合わせを見つけることができます。
| ファネル段階 | 目的 | 推奨広告タイプ |
| 認知(上部) | ブランドを知ってもらう | 動画広告、ディスプレイ広告 |
| 興味(上部〜中部) | 興味を持ってもらう | デマンドジェネレーション、YouTube |
| 検討(中部) | 検討を促進する | リマーケティング、ファインド広告 |
| 行動(下部) | コンバージョンを獲得する | 検索広告、ショッピング広告 |
| ロイヤルティ | リピート・LTV向上 | リマーケティング、アプリ広告 |
まとめ

本記事では、Google広告の種類について網羅的に解説してきました。
Google広告には、検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、ショッピング広告、アプリ広告、ファインド広告など、さまざまな種類の広告タイプが用意されています。
それぞれの広告には固有の特徴があり、向いている目的や業種も異なります。
重要なのは、自社の目的に合った広告を選択することです。
コンバージョン獲得を重視するなら検索広告、認知拡大を狙うなら動画広告やディスプレイ広告、ECサイトならショッピング広告というように、目的から逆算して広告タイプを決めましょう。
また、複数の広告タイプを組み合わせることで、マーケティングファネル全体をカバーする戦略も有効です。
ファネル上部では認知を獲得し、中部で検討を促進し、下部でコンバージョンを獲得するという流れを意識してください。
Google広告は、適切に運用すれば非常に高い効果を発揮する広告プラットフォームです。
しかし、種類が多く設定も複雑なため、専門的な知識と経験が求められるのも事実です。
自社での運用に不安がある場合は、プロの力を借りることも検討してみてください。
名古屋のWebコンサル会社である株式会社エッコでは、Google広告の運用代行や戦略立案のサポートを行っています。
「どの広告タイプを選べばいいかわからない」「運用を始めてみたが成果が出ない」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
- Google広告の主要な種類は、検索・ディスプレイ・動画・ショッピング・アプリ・ファインドの6つ
- 目的に応じて最適な広告タイプを選択することが成功のカギ
- コンバージョン獲得には検索広告、認知拡大には動画・ディスプレイ広告が効果的
- 複数の広告タイプを組み合わせてファネル全体をカバーする戦略が有効
- P-MAXは全配信面を自動で最適化する最新のキャンペーンタイプ
- 運用に不安がある場合は専門家への相談も選択肢の1つ

