こんにちは。
今シーズンこそはドラゴンズが優勝してくれると信じている稲葉です。
(今シーズンの現地観戦5勝3敗)
信じるものは救われる。これ絶対。
先日の福岡研修旅行の翌日、エッコの制作メンバーで千仏鍾乳洞に行ってきました!
初めての鍾乳洞。
思ってたんと違った、、絶対服装間違えた、、
目次
千仏鍾乳洞について
そもそも鍾乳洞って?
鍾乳洞についてはご存知な方が多いと思いますが、、
石灰岩の割れ目から入った雨水や地下水の溶解作用によってできた洞窟(どうくつ)。
洞窟内は地下水が流れ、天井からは鍾乳石、下には石筍(せきじゅん)が立ち並ぶことが多い。石灰洞。
出典 小学館
とのこと。
名前だけ聞いて「楽しそう!」と参加させてもらうことにした、知識薄めな稲葉の服装がこちら。
お気に入りのワンピースを着て行くところではない。
(更衣室があるので着替えを持っていくと便利です!)
千仏鍾乳洞とは
千仏鍾乳洞は、鍾乳洞の中でも国の天然記念物に指定された、歴史ある鍾乳洞。
北九州市小倉南区の平尾台というカルスト台地にあり、福岡市内中心部より車で1時間ちょっと。
山道をクネクネ登った先の、眺めのいい山の上にあります。
電気照明がついているのは、入口より900mの【堀サク門】まで。
そこから先は真っ暗、高さ数十センチの【地獄トンネル】をくぐり、約300m先の【第3の滝】まで進むことができます。
入口より480mの【奥の細道】からは、水温14℃の湧き水が足元に流ていて、深いと膝下くらいまで水につかった状態で進んでいきます。
千仏鍾乳洞の入銅料金
千仏鍾乳洞の入銅料金は以下のようになっています。
大人 | 800円 |
高校生 | 600円 |
中学生 | 500円 |
小学生 | 400円 |
幼児 | 無料 |
入口までの道のり
駐車場で車を降りると、竹の杖と急な坂道が登場。
わんぱくデザイナー木曽さんは、坂道を駆け抜けていき、あっという間にいなくなりました。
まさに少年。
坂道を下ると、せんぶつ茶屋が見えてきました。
ここの奥が入口で、先述の入洞料金をお支払い。
ワンピースの裾を縛り、貸出用のサンダルに履き替えて石段を登ると、、
千仏鍾乳洞の入口が!!!!!!!!!!高まる〜!!!!!!!!!!
千仏鍾乳洞へ入洞
入口〜堀サク門
垂れ下がる鍾乳石たちをくぐって中に入ると、ひんやりとした空間に声が響き、とっても神秘的。
さまざまな鍾乳石や、左右から飛び出る岩、その上を流れる水、どれも普段の生活の中では見ることができないものばかりです。
いい感じの配置で照明が設置されていて、その周りには葉が芽をだしていたりなんかして、細部まで自然を感じることができました。
あっという間に【奥の細道】までたどり着き、湧き水に足を入ると、、
冷たっ!!!!!!!!!!
めちゃくちゃ冷たいです。早々に心が折れそうに、、ならない。楽しい!
ここから先は道が狭くなるので、入口に戻る人とすれ違うのも一苦労。
いろんな大きさの岩が足元に転がっていて、濡れているのもあり不安定なので、進むのに時間がかかります。
岩と戦うのに必死で、気づくとカメラマンエンジニア久保田さんを置いていってしまう冒険家三人。
歩き進めること30分弱。
電気照明がある一番奥の【堀サク門】に到着!
後ろを歩いていたおじさま二人組(ツーリングで青森県からいらっしゃったとのこと!)に
「そこから先は自己責任だよ〜」と言われ、
行きたくてウズウズしだした女二人にドン引きの平和主義ディレクター大森くん。
奥から戻ってきた大学生グループは【第一の滝】まで行ったようで、感想を聞いたら
「めっちゃ暗いです!」「地獄のトンネルがやばいです!」とのこと。
楽しそうな気しかしなかったので、男二人の静止を押し切り先へ進むことに!
でも本当に、本当に【地獄のトンネル】がやばかった、、
地獄のトンネル
引き返しの忠告を無視して進んで行っても、まだ中には明かりが。
どんどん細くなっていく通路?隙間?を進んでいくと、、
最後通告きたーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
奥は真っ暗。ワクワクしちゃう!!
スマホのライトで前を照らし、わずかな明かりを頼りに、目指すは【地獄のトンネル】。
歩くこと5分。
ついに【地獄のトンネル】に到着!!
この高さは、、しゃがまないと通れないけど、水位が高いからしゃがむと腰から下全部濡れる。おわた。
先に行った木曽さんは、ミモレ丈スカートの8割が水浸しに。
でも私はどうしてもこのお気に入りのワンピースを死守したかった(でも奥にも行きたかった)ので、
身体にピッタリフィットさせ、ギリギリのところまでしゃがみ、胸下まである髪の毛はお洋服の中に入れて
人よりちょっとだけ柔らかい身体を丸めていざ前進!
した瞬間にトンネル内でつまずき、せっかく早起きして巻いた髪がお洋服から飛び出て浸水するという稲葉的大惨事。
だいぶ悲しかったけど、ワンピースが守れたのでよしとしました。悲しかったけど。
後ろから久保田さんが続き、そこで安心しきった3人が立ち止まってしまったので、
トンネルに入った大森くんが脱出できず、スキニーがびったびた。
人のことはちょっとおもしろい。ちょっと。ちょっとだけ。
第一の滝
【地獄のトンネル】をくぐると滝の音が、、!
滝だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
ここまできて十分満足できたので、次は滝を越えられるような格好で来よう!と決意して引き返すことに。
復路
ここからはギャラリー形式でお楽しみください。
鍾乳洞を出たらやること
自分の履物に履き替える
濡れた足をしっかり拭いて、自分のサンダルに履き替えます。
売店にタオル(170円)が売っているので、持っていない方は購入することもできます。
貸出用のサンダルをそのまま履いて帰ってしまう人が結構いるそうなので、要注意。
カルストまんじゅうを食べる
さつまいもあんの入ったカルストまんじゅう!
せんぶつ喫茶お手製のおまんじゅうなので、ここでしか食べることのできないご当地グルメ。
ふわふわのあったかい生地にたっぷりさつまいもあんが包まれていて、探検の疲れを癒やしてくれます。
千仏鍾乳洞に行ったら、是非食べてみてくださいね。
竹の杖を持つ
行きは下り坂なので杖がなくても降りることができますが、
帰りは上り坂なので、絶対、絶対に杖がある方が登りやすいです!
駐車場にも杖置き場があるので、登り始める前に必ず杖を持ちましょう。
(自販機の横に設置されています。)
千仏鍾乳洞を探検してみて
結論。
もう本当に、、心底、、
めちゃくちゃ楽しかったです!!!!!!!!!!
楽しいしかなかったと言っても過言ではないです。本当に楽しかった!
行きの車の中で木曽さんと「ジェットコースター乗りたいね〜」なんて話していたのですが、そんなスリル欲まで満たされました。
稲葉的福岡のおすすめ観光地ランキングナンバー1です!
大自然に囲まれているので、非日常感を存分に味わうことができます。
福岡の観光先に悩んでいるそこのあなた、行って損はありません!濡れてもいい格好で行ってみましょう。
(絶対にお気に入りのワンピースは着ていかないこと。)
あとがき
本当はこのあと平尾台でお散歩したのですが、、千仏鍾乳洞の話だけでかなり長くなってしまったので、またの機会に残しておきます。
お天気があまりよくなくて霧が広がっていたことが、逆に幻想的な雰囲気を醸し出していて、とってもよかったです。
千仏鍾乳洞の周りには、「牡鹿鍾乳洞」という入口が垂直洞の珍しい鍾乳洞や、平尾台で最も長い洞窟である「目白鍾乳洞」があります。
今回は時間と体力の関係上千仏鍾乳洞のみの観光となりましたが、残り2つの鍾乳洞も行ってみたいなと思いました。
鍾乳洞に行ったことがある方もない方も、この記事を読んで行ってみたいなと思っていただけると嬉しいです。
次くらいはお仕事のブログを書こうかな、、書けるかな、、