こんにちは!
エッコ・ライターの原田です。

今回は本職であるライティングについてお話しさせていただきます!
なーんて偉そうに言っておりますが、私もライター歴としてはめちゃくちゃ長いわけではありません。

最初はブログから始めて、そのブログがちょっと面白かったからと調子に乗りWebライターを始め、
運よくお仕事をちょくちょくいただくようになり、途中コピーライティングをかじりつつ、ついでにうまい棒もかじりつつ、
その後このエッコに入社して、ライターを続けてさせていただいております。

ライターとして◯十年という方には、まだまだ遠く遠く及ばないのですが、エッコに入社してからは夢でもライティングをしてうなされるほどライティングをしています。(うなされることもありますが、ライターをやらせてもらえていることに感謝しております)

そんな中で、僕がライターとして身につけたちょっとした「コツ」を今回お話ししていきたいと思います。
僕がWebライターとして仕事をしているので、特にWebで書く時のコツなんかをお話しできたらなーと思っています。

ライティング初心者の方には、役に立つ内容になっているんじゃないかと思いますので、是非ポイントを押さえていってください。(もう知ってるぜーって内容だったらお許しを)

そして、普段ビジネスメールを打つ方にも、メールが一気に見やすくなる、また伝わる書き方ができるようになるんじゃないかと思いますので、パソコンで文章を打つ際の参考にもしていただけたら嬉しいです!

 

心構え

まずは、生意気にも心構え的なことを語ってみようと思います。
ライティング論的な感じで、自分でも惚れ惚れしちゃいますよー!うひょー!

さてさて、僕がライティングをする時にいつも心がけていることが2つあります。

読者さん目線で

当たり前のことで、とっても心構え的なことですが、やはりライティングは「読み手ありき」です。
読み手に伝わる文章でなければ、その文章は存在しないも同然です。

読み手の人が「読みやすく、わかりやすい」文章でなければいけません。
それはビジネスメールでも一緒だと思います。

相手の人がどうしたら読みやすいか?どんな言葉を使えばわかりやすいか?を考えることが、いい文章、伝わる文章の基本であり、最終的にもライターに求められることだと思います。
僕は、相手目線で考えられているか?を、常に自問自答しながらライティングをしています。

別に速く書かなくていい

ライティングを仕事にしようとした時、ライティングのコツなんかを検索しているとよく見かけるのが、
「私は1時間で4000文字書きました!」
というようなスピードをやたらと重視する主張です。

いや、これはとっても大事です。
ライターとして、スピードがある方がいいに決まっている。
特にクラウド系のライティングの案件なんかでは、4000文字で◯◯円というのをいかにこなすか?で稼ぎが変わってくるので、それもとっても大切なことだと思います。

でも、最初のうちは特にスピードを重視することばかり考えていては、本当に必要なことが身につかないのではないかと思うのです。
ライティングとは、「読者が求めていることを、読みやすく、的確に伝える」ことです。
読者は、ライターのスピードなんてどうでもいいのです。

いかに読者のことを考えて、求めている情報を簡潔に提供できるかが大切です。

僕たちもライティングのお仕事を誰かにお願いする時は、私たちが書いていただきたいことが的確に、読みやすく書かれているかを最も重視します。
そんな中で、薄っぺらい内容の、読みにくく、ただ文字数だけ多い文章を提出されたら、次からは絶対にお仕事をお願いしないと思います。

ライティングを始めた最初のうちは、スピードをつけることも大切ですが、まずは

・根拠のあるしっかりとした文章
・的確に情報を提供できているか
・読みやすい文章になっているか

を、心がけて書くべきだと思います。

ちなみに今、Googleも文字数がとにかくたくさんあった方がいいという過去の傾向から変化してきています。
文字数が多い方が情報が必然的に多くなり評価されやすくなりますが、的確に「問い」に答えている文字数が少ないページも上位表示されることが多くなってきています。

その点から考えても、今後さらにスピードよりも内容(質)を重視していくべきではないかと思います。

ライティングする人

ライティング初心者さん必見!
文章が一気に読みやすくなる5つのポイント!

さて、いっちょまえにライティングの心構えを語りきったところで、(すでに大満足のわたくし)
ここから本題である、初心者ライターさんが押さえておいたら、文章が一気に読みやすくなりますよ!というポイントをお話ししていきたいと思います。

今日、今すぐに実践できる内容ですので、是非次に文章を書く時から取り入れてみてくださいね!

 

句点(。)ごとに改行する

まず、なによりWebライティングで是非実践していただきたいのがこれです!
お気づきになったかわかりませんが、僕はここまでずっと句点(。)ごとに改行して書いてきました。

こうすることで読みやすくないですか?

改行を全くしない文章で「めちゃくちゃ読みにくいなこのサイト!」と思った経験はありませんか?
最近は少なくなってきましたが、たまにそうした文章やサイトに出会います。

そのような改行が全くない文章は、みんな思うことは一緒です。
「こんなに読みにくいなら他のサイト見よ!」と思うはずです。

つまりそれはユーザーの離脱につながり、読まれない残念な結果になると同時に、離脱率が上がりサイトの評価も下げてしまいます。
なので、読みやすさに関してはユーザーの気持ちに立って、細心の注意を払って書くことをおすすめします。

そうした読みやすい文章にするひとつのテクニックが「句点ごとの改行」です。
句点ごとなんて少し改行が多いと思うかもしれませんが、Webでは自分がどこを読んでいるかがわからなくなることも多いため、ユーザーが文章の迷子にならないためには、句点ごとに改行するくらいがちょうどいいです。

これをやると文章が一気に読みやすくなって、内容に関わらずライティングのクオリティーが格段に上がって見えるので、是非やってみてください!

 

改行をうまく使う

改行はユーザーが迷子にならないためにも大切ですが、「意味のまとまり」や「文章にリズムをつける」点でも重要な役割を果たします。

まず「意味のまとまり」に関してですが、文章の流れの中で、見出しや小見出しの他にも意味としてまとまりがある2〜3文があると思います。
そうしたまとまりごとに改行を少しずつ加えてあげることで、読みやすい+意味のまとまりがユーザーがわかって、理解しやすくなります。

また、文章にはリズムが大切です。
読んでいる時に読み手の人は、頭の中で音読していると思います。

声を出して会話している時にも間やリズムがあるように、文章にも間とリズムを与えてあげることで、ユーザーは文章の引き込まれ、どんどんと読み進めるようになります。
そんな間やリズムをつけることができるのが、改行です。

少し感覚的な部分になってしまいますが、うまく改行をつかいこなして、ユーザーと対話できる魅力的な文章にしてくださいね!

考える人

※注:これは私ではありません。

文章を続けすぎない

いろいろな方のライティングを見ていると、たまにものすごい長い1文を見かけます。
ビジネスメールでもやってしまう方もいると思いますが、主語と述語と1文に入りまくりで、主語や述語の前にも形容詞などが入りまくり、わけがわからない文章になっている状態のやつです。

例えば、

「この大きくて黒い私が数年前に買った29800円のもう処分しようか悩んでいる重たいディスプレイをタイに引っ越しを予定している友人が夕方ごろになって急に電話をかけてきて、しばらく使ってないなら数ヶ月ほどでいいので私に貸してくれないかと、急な電話にあぜんとしている私に向かって少し焦り気味の様相も見て取れていたが息を荒げて言ってきた」

なんとなくわかるような気もするけど、わけわかんないですよね!
この1文を読むのに、読み手はめちゃくちゃ頭の中を整理して、労力を使います。

本当にこういう文章を書く人がたまにいます。
きっと頭に浮かんだことを次から次へと全部書いてしまうのでしょうが、ここまでにはならないにしろ、主語と述語、形容詞などを1文に詰め込むのはやめた方がいいと思います。

先ほど改行の時にもお話したように、ユーザーはストレスを感じるとすぐ違うサイトへ移ってしまいます。
常に読みやすい文章になるように、

・主語+述語は1文の中にひとつ
・主語と述語はなるべく近づける
・主語と述語にあまり多くの情報を詰め込まない

というようなことを心がけると、とても読みやすい文章になると思います。

 

見出しや箇条書きをなるべく使う

近頃は、見出しや小見出しを多く使って、コラム全体が細かくカテゴライズされた文章がSEO的に強くなっていると思います。

見出しや小見出しを使って、全体をうまく整理してあげることで、ユーザーが内容を理解しやすく、ユーザビリティが高くなるからだと考えています。

また、箇条書きも内容を理解してもらいやすくするためにとても使えます。

一文でアレとコレとソコとアチラをすべて伝えようとすると、ひとつひとつの要素を見落としてしまいがちですが、

・アレ
・コレ
・ソコ
・アチラ

と箇条書きを使って書いてあげることによって、すべての要素を理解しやすくなります。

小見出しや箇条書きをなるべく使って見やすい文章にしてあげると、内容がわかりやすくて、いいライティングだと思ってもらえます!

 

漢字とひらがなの割合に気を配る

出版社のベテラン編集者は、文章全体を見て、その文章がいい文章かを一瞬で判断するそうです。

その見ているポイントが「漢字とひらがなの割合」です。

漢字が羅列された何かの学会の研究みたいな文章は読む気になりませんよね?

「殆ど」とか「頂きます」など漢字にしようと思えばできますが、あまり一般的ではありません。
こうした漢字を適度にひらがなにしてあげることで、読み手は漢字ばかりのストレスを受けずに、楽に読み進めることができます。

「是非今後共宜しくお願い致します。」と書く場合も、
「ぜひ今後ともよろしくお願い致します」としてあげることで、スッと頭に入ってきますよね?

漢字とひらがなの割合に気を配りながら、読みやすい文章にしてあげると、内容が伝わりやすくなります。

パソコンと万年筆

そろそろまとめたい

なんだかあれもこれも書いていたら、なかなかの長文になってしまいました。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

いろいろとお話したいことがあるのですが、収拾がつかなくなるので、そろそろまとめて終わりたいと思います。
この章の見出しもそんな気持ちが出て「まとめ」と書くところが、「まとめたい」となってしまいました。
お許しくださいませ。

さて、いかがでしたでしょうか?
これまでライターとしてお仕事をさせてもらってきて、多少なりとも身についたWebライティングのノウハウが少しでも皆さんのお役に立てばいいなと思って、今回書いてみました!

どのコツも今日からできることばかりだと思うので、これからライティングを始めたい!と思っている方は是非取り入れていただけたら嬉しく思います!

そろそろまとめたい気持ちが強くなって、まとめも雑になってしまいました!

せっかくなので、雑に終わりたいと思います!

それでは!